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ノータイム麻雀 [雑記]


30年の前。


ピン雀のメンバーをやっていた


学生時代の仲間達のセット。


とにかく音速だった。


メンバーが卓を早く回せば


店の収益はあがる。


このことをみんなわかっていた。


つまり、セットでも早く回せば


ゲーム代の単価がさがるということ。


半荘1回20分くらい。


4限終わりの17時集合。


23時の雀荘閉店までに、14,15回は打つ。


ゲーム代がたしか、1時間1人150円だったので、


半荘1回60円くらい。


めっちゃ納得な今思えばあり得ない条件。


トビや赤があったこともあるけれど


とにかく、早い。


誰一人として、小考なんてしない。


考えていないのではなくて


「すべて準備できている」のだ。


小考して他家の時間を奪うことは


最高にダサい、という文化だった。


瞬時に情報を拾って、決断する。


この繰り返し。


また、全員が本手と捌きと差し込みを


本当に駆使してくるので、いつも


「戦場感覚」で楽しかった。


準備できている麻雀は、本当に気持ちよい。


大きくお金が動くことがあっても、


お金を目的で卓を組んでいないので


みな、おおらかに牌と向き合っていた。


あれから、30年。


ふとした拍子に


打牌スピードがあがるとわくわくする自分がいる。


早く回せば、回すほど


不思議と景色はゆっくり流れて


なんだか、牌の未来までみえるような錯覚に陥る。


でも、麻雀は4人で打つもの。


自分ひとりだけ、早く打っても


それは迷惑、というもの。


もう一度、音速麻雀、打ちたいなあ。



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