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自分の都合だけで打っている。 [雑記]





麻雀は、謙虚であることが困難なもの。


たくさんのひらめきを持って


舞い上がり、気が付くと


とても狭量な麻雀観しか持てていない、


なんてことは日常茶飯事。


自分の麻雀を俯瞰して


客観的にとらえる力を養う必要がある。



一発裏のないルール。


30,000点以上 プラス加点のルール


ドラの東が一枚もみえていない


東3局


南家


終盤。


残りのツモは4つ。


南家のときには、いつもハイテイヅモを計算に入れる。


47ソウ待ちの「たんやおちゅう」のビミョーなテンパイをもらう。


ビミョー、というのは


牌山にいるのか、いないのか、ビミョー。


他家はみんなドラを抱えて苦しんでいるのではないか?


そんな雰囲気。


ドラの東を1枚持って、どうにもならなくなっている。


もしくは、2枚持っていても、和了には遠い形。


ドラが散らばっているのであれば、


散らばっておのおのの手の中に組まれているのであれば


私がリーチを打てば、


まず、他家はむかってこない。(だろう。)


リーチを打てば、


テンパイ料はもらえる。(だろう。)


そして、ノーリスクで、ハイテイでツモ和了できれば


2000,3900


うまー。


わたしは、ノリノリでリーチを打つ。


リーチを打たずに損をすることが嫌だから。


自分の都合だけで打っている。


うはうはだわー。


和了できず、流局。


後で、冷静に振り返ってみれば、


ドラの東が1枚も見えていない状況で


ダマで和了できる手組で


リーチにゆくことって


ちょっと、思い上がっている気がする。


上手くいかなかったときのことを


しっかり考えていない。


例えば、リーチ後に、ドラの東を掴んで


親に仕掛けられて11600を振込ことや


対局者全員のお荷物牌だった、ドラの東が


場に切れることで、


他家もテンパイに向かって


息を吹き返す可能性も高い。


あと4巡もあるのに、


自分に都合のよい理屈しか考えていない


「他家をおろして、ハイテイツモ、うはうは。」


これだけの思考は、あまりにも薄い。


麻雀は、失敗すれば、反省をする。


どうすれば、うまくいくのかな、と考える。


けれど、そうでない場合は、


成功すれば、それでいい、と思うし


成功しなくても、失敗をしなければ


それでよい、と思ってしまいやすい。


けれど、自身の主観とは


関係のないところに、麻雀の深さは存在する。


どんなときも、事象を精査する。


どんな結果であっても、事象を精査する。


打牌の理由が、自分本位の言い訳にならないように。


どんなときでも、800字詰めの原稿用紙4枚くらい


打牌の理由をかけるように。


いつも、いつも、考えていなくてはいけない。


そうしているうちに、いつか


考えなくても、できることが増える。


引き出しが増える、というやつだ。


楽な打牌に、未来はない。


まだまだ、どこまでも果てしない


道の途中なのだ。




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役牌 [雑記]


これまでは、
手の内に安全マージンがとれそうな牌が揃えば
まず仕掛けて、その手牌のなかに打点を求めていた。
例えば、ピンズが安い場で、手の内ピンズ2ブロックの未来が見えたなら
仕掛けて、その和了易さ、安全さを軸に打点を重ねる。
その条件が整わないとき、もしくは、
面前効率と打点が異様に高いとき(清一色、タンピンなど)
には、面前(仕掛けない)選択になる。
振り込まない条件が整っているのに、仕掛けないことは損、
だと、そういう風にも思っていた。
面前のメリットについて考える。
ルールによって差異はある、と思うけれど。
一発裏赤ありのルール
⇒仕掛けても赤があるので、打点がともないリカバリーが利く。
 早い仕掛けの打点の伴わない和了も、「他家のチャンス手」を潰している、と考えたなら
 それはそれで効果が高い。
競技麻雀(一発裏赤なし)のルール。
⇒仕掛けて失うモノはリーチと門前ツモ(と食い下がり)だけなので、
 守備さえ整っていて場仕掛けのメリット大。(個人的な意見です)
なので、一番仕掛けないほうが良いルールは
一発裏ありのルール。
⇒リーチの価値が大きく、一発や裏の破壊力も大きい。
 これを放棄することはかなりの痛手。
仕掛けの良し悪しは場の状況判断にもよるのだけれど、
ただ、門前麻雀を勉強しているわたしが最近痛感しているのは、
「役牌はイチなきしないほうかよい」のではないか?ということ。
一枚ふかした(ふかしんではない、スルーしたの意味)
役牌は最強の盾となり、最強の矛となるのでは。
特に中盤。
守備牌としておろしても、単騎にしか振り込む心配はない。
攻撃として待ちに構えれば、
他家は単騎待ちにしない限りその牌を止めることは難しい。
まだまだ勉強中の門前麻雀だが、
これまで「必ず仕掛けていた牌を我慢して見える未来」
その選択肢がとてつもなく多く面白い。
麻雀は、やはり変わらず面白いのだ。





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