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リーチ宣言牌の跨ぎ

リーチ!
親の手の内から三ワンが打たれる。
なぜか私の手牌は短い。
7枚しかない。
ドラの北は枯れている。
発発発24⑧⑨ ポン999ポン111
ホンイツにいくつもりでなおかつ
トイトイも睨んでいた
私はこんな7枚。
一ワンを掴む。
こ、これは切れない。
⑧を切る。
安全なピンズのうえを外す。
場に三ワンが続けて2枚に打たれる。
親が二ワンをツモ切り。
私、二ワンツモ、打⑨
手牌
発発発一二24 ポン999ポン111
場にさらに二ワンが一枚とぶ。
5ソウが通る。
ツモ一ワン
おりたくないし
トイトイにしたいので打2ソウ。
マンズのしためちゃくちゃヤバそう。
発発発一一二4 ポン999ポン111
場をカウントする。
二ワンも三ワンも三枚づつ。
おりているであろう他家から
二ワン三ワンが打ち出されないということは、
他家は手の内に二ワン三ワンを
持っていない可能性が高い。
どこにあるのか?
親?
二ワンと三ワンがあと一枚づつ、どこよ?
さらに一ワンをツモる。
基本ノータイム打牌が信条の私は
発発発一一一二4 ポン999ポン111
この形から、4ソウを切っていいかどうか、
の判断が瞬間つかず、
保留のアンコウの発を切り出す。
逡巡は、大損。
どんな牌でも同じリズムで切り出すことが
できるようになりたい。
いや、マンズと読み抜くからには
ソーズ押さえるのおかしくね?
そう思い直して下家の合わせた発をポン。
打4ソウ
一一一二 ポン発発発ポン999ポン111
勝負だあ!
親リーチの待ちは一四ワン。
間違い無し!
自分の読みと心中だ!

流局した。
親のリーチは、ペン7ソウ待ちだった。
まったく違うでやんの。
一ミリもカスってない件。

麻雀は、相手の待ちを読み競うゲームではない。
でも、読んでギリギリまで攻めることは
生きてる感じがして楽しい。
昨年の反省から、今年は、押しまくるつもりだ。






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終電がなくなり。

何年も昔の話。


終電がなくなり、始発まで5時間。
たった5時間のために
宿を探すことは、お金と時間が
もったいなさすぎる。
ネットカフェもワンチャンあるけれど、
うっかり寝過ごしちゃうリスクがあり怖い。
どうせなら、と
朝までの時間を潰すために
タウンページをめくり、雀荘を探す。
チェーン店ぼい店名をみつけ
雀荘へ足が向かう。

魔界都市を思わせる不気味なエレベーターに

体をネジ込み3階へ。

重いバイオハザードにでてくるような

腐食したドアを体重をあずけ開き

その煙草の煙で薄暗い店内へ。

いらっしゃいませ、の言葉もない。

2卓が稼働。

そのうちの1卓は

常連様が、あーでもない、こーでもない

と講釈をたれている。

「ああ、あの卓には入りたくはないわ」

そう思う私。

ルール説明を受けているうちに、

卓が割れてしまい、

私は本当に運悪くその

常連様のいる卓に案内される。

東一局、その常連様が

後ろ見をしているメンバーと相談している。

「こういう仕掛けには、これは通る」

そう言いながら常連様の切り出した

三ワンが私の発チャンタ三色にささる。

「ロン!さんぜんきゅうひゃく!」

申告する私に

常連様は、一瞥もなく

「ザンクか」

と吐き捨てる。

点棒がたくさんとんできた。

千点棒3本。

五百点棒1本。

百点棒4本。

計8本。

わたしの麻雀の牌の切り出しが

おかしいから、振り込んだ的な話を

後ろのメンバーにしている。

そのあとも、

「昨日は全局連帯だった。」

とか、

「役満を一点読みした。」

とか、そんな話をメンバーとずっとしている。

他の二人の同卓者も常連様の子分らしく

常連ズといった感じ。

「これは切れない」といい

テンパイをしていたり、

「勝負」といって、ベタオリしたり

けちくさい三味線にも余念がない。 

常連様は、調子が悪かったらしく

朝まで4連続ラス。

私は運が良く4連続トップ。

その半荘4回の間、

ずっとその常連のマナ悪に耐え続けた。

耐え続け正着を打ち続けた。 

私が和了すればするほど

常連様の態度はけわしくなる。

「二度と来ないわ、

こんなくそみたいな店。」

と心のなかで叫び、

あーあ、不愉快な麻雀だったな、と

厚くなった財布の中身で、

ラーメンをすすった。

ついていて、負けなかったからまだよい。

これで、負けてたら目も当てられない。

まあ、勝ってたから始発まで

ラス半コールできなかった、ということも

理由としてはあるのだけれど。

悪いのは、脳の足りない常連様ではない。

それを注意できないそのお店だ。

客は、「店を信頼して」

店に足を運び、対価として時間とお金を使う。

「この店なら、よい麻雀が打てる」

と信じてそのドアをノックしている。

新規の客を大事にしない店に未来はない。

店が新規の客を大切にしていれば

店のことを思う真の常連であるなら、

その常連も新規の客を大事にする。

私は二度とこの店にいかないばかりか

私のような思いをする人間が続かないように

この店がどれだけひどいか、を

世の中にあまねく伝承し続ける。

常連も客のひとりに過ぎない。

おもいあがるべきではない。

店に毎日のように足を運んでいると

なんだか親しみがわきすぎで

店との境界線があやふやになる、

なんてことは、よくある話だ。

けれど、そんなことは、

新規のお客様にはカンケーのないこと。

少し考えりゃわかるだろ。

「常連が店を潰す」

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親の現物と小三元

数少ない打数のなかで、
やはり、大三元が和了したい。
小三元でもおけ。
三元牌を大事に。
一二三七八九89中白白 ポン発発発
巡目も浅いし、ここから
8ソウを切ったなら、
一二三七八九9中白白 ポン発発発
親から、七ワン切りのリーチが
ぶっ刺さった。
七ワンをチー
打9ソウ
一二三七中白白 チー七八九 ポン発発発
すぐさま白が打たれてポン
一二三七中 
ポン白白白 チー七八九 ポン発発発
どうしよ?中単騎、ツモりにいっちゃう?
3000 6000[?]?
七ワン単騎にして、親リーチの現物で受ける?
今年は、とにかく天空を目指して
ギリギリまで押しまくる。
中単騎じゃあ!
親が七をツモ切り。
おれも七ワンをツモ切り。
七ワン何枚あるんだよ!
中をツモれば、問題ない、と
ツモ切った3ソウが親リーチにささる。
そのあとまるで、
憑物が取れたように
親番のひとが70000点まで吹き上がる。
むう。
中単騎ハネマンを考えないなら
親リーチ宣言牌をチーしたりはしないし
一二三七八九89白白 ポン発発発
このテンパイにとるから。
でも、七ワン固まり過ぎでしょ?
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ぼくの四暗刻

麻雀を覚えて、その打数にあわせて
役満の頻度は増えてゆく。
「なんでもポンチーしてしまう」
自分は、なかなか四暗刻を和了できなかった。
四暗刻よりも先に四槓子を和了したくらい。
四暗刻を和了できたのは、
麻雀を覚えて10年くらい経てから。
「仕掛けないほうがいいかも」
という思考を覚えたあとのことだ。
「和了の質を考える」そのことを
教わってからのこと。
麻雀を覚えたあと、
打ちたい気持ちをおさえきれずにフリーに
行きまくっていたけれど、
三色やチャンタや七対子を知らず、
リーチとタンヤオと赤だけで
戦っていた。
面前でリーチを打つケースは
仕掛けることができなかった時だけだ。
30年近く麻雀を打ってやはり
「仕掛けないほうがいいかも」
という状況はレアケースだ。
今回も、ドラが白だったので
仕掛ける気持ち満載。
けれど、仕掛ける前に形が変化し過ぎて
対々和に組み上げる。
伍伍①①①⑥⑥⑥68白白白
ここからの6ソウ引きで
一枚もいなそうな四暗刻テンパイ。
フリテンでもマンズ両面待ち
もしくは、ソーズ両面待ちにすべき?
悩みながらも
ひょっこりツモれるかも、
と思っていたら、伍ワンをツモった。
ひょっこりツモれるから、麻雀はこわいす。

IMG00448_HDR.jpg
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赤うーわんの魔力

忘年会も自粛。
色々なものを自粛。
大切なことは、自粛することではなくて、
どのように自粛するか、ってこと。
形よりも内容だ。
黙々とカレーを食べる。
黙って食べる。
静かなCoCo壱会食。
相も変わらず、グンバツに美味しい
CoCo壱のカレー。
たくさんトッピングをしたので
そのカレーのお皿はラピュタみたいな景色。
値段もたぶん天空に届いてる。知らんけど。
食べ終わり、誰かがふとつぶやく。
「麻雀打ちたいね」
そう、ほんの少しでいいから
牌を握りたい。
半荘一回とかでも、おけおけ。
ダメ元でシミケンにライン。
二時間打てることになった。
「はやりのルールにしよう」
ということで、Mリーグのルールで対局。
東3局、西家。
開局刹那、北と中の8000に
サンシャンテンから飛び込んで
持ち点は、16000くらい。
ここは、大きく和了したいところ。
二二四六①②③⑥⑥⑦⑦⑧⑧
ドラ⑥のテンパイが入る。
てがわりの牌は、
④二三六七八
ダマテンでさらによい形を目指したい。
この手役の成長を止めるリーチはだめ。
だけど、
「もしかして、リーチで赤うーわん
一発でつもるんじゃね?」
とか
「ダマテンで黒うーわんでたら、
寒くね?」
とか、そんなことが頭のなかをよぎる。
赤うーわんをつもれる予感しかしないのだ。
「リーチ!」
けつだんのリーチ。
リーチをかけた刹那
やっちまった感に包まれる。
リーチ後一発目のツモ牌は
二ワン。
そして、三ワン。
二二二四①②③⑥⑥⑦⑦⑧⑧ツモ三
で、和了できてた。
そのあと、六七八④
うーわん以外のすべてのてがわりの牌を
ツモってきました。ええ。
前にも似たようなことあったなあ、
と反省しながら、
赤に期待する麻雀は良くないな、と
改めて再確認。
二時間での2回の半荘でフルボッコにされ
よく考えたら、赤に期待してるじゃなくて
赤を言い訳にしてることに気づいた。
赤牌は、三色とか一通や本ドラのように
「見落としてはいけないもの」で
「狙うものではない」ってこと。
寒空のなか、カレーでたぷたぷな
おなかと、対局の反省を抱え帰路につく。
冷たい風が逆に心地よい。
「やっぱ、麻雀おもしろいな」
あらためて、そう思った。

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踏み込む勇気

今日はハロウィン。


ハロウィンの日にヤーシブにいる。ヤーシブで麻雀を打っている。


こんなことって一生に一度あるかどうか。


思えば貴重な体験だ。


ノーレート雀荘対抗戦。


粛々とした雰囲気の中、打牌を重ねる。


親番。37000近くもっている東場。


日頃であれば、東場は攻める。


攻めて攻めて相手のチャンスを潰し続ける。


他家のチャンス手を潰すことは、自身の加点と同じ。


その結果を踏まえて南場を組み立てる。


だが、今回は時間制限のある「チー厶戦」だ。


間違ってもラスを引くなんてことあってはいけない。


トイメンがピンズチックな仕掛け。


ドラは⑥。ドラ色の仕掛けだ。


親番である自分の13枚は、


3ソウを引いて


①②⑤⑥⑦233356東東東


この14枚。


いつもなら、②→①と払う。


ポンされにくい②から切る。


テンパイではない可能性の高いトイメンの仕掛けにピンズを止める。


本来ならポンでの仕掛けが困難な数牌を先に切って、字牌はそのあと。


テンパイをしていない可能性の高い、トイメンの仕掛けに数牌を止めることは、


この手牌をもらっておいてなんだかもったいない。


ダブル東でドラもある、チョー勝負手だ。


ピンズの下を払って、ソーズ多面待ち!


⑤⑥⑦2333456東東東
こういうリーチを打ちたい。
仕掛けて5800でもよい。いつもなら、そうしてる。
なのに、ふといつもと異なる思考に支配される。
もしピンズを仕掛けられて
親かぶりしたならどうしよう。という思考。
自分の我慢が足りないことで
チームに迷惑をかけてしまったなら
取り返しのつかないことになる、という恐怖。
この麻雀は「みんなの麻雀」。
いつも以上の我慢が必要なはずなんだ。きっと。
2ソウを外して、③引き
②引き、①引きを待つ。

①②⑤⑥⑦33356東東東
不本意でも、安全なところで戦うんだ。
前に出る決断を保留する。
上家からリーチがかかる。
助かった。
内心そう思ってしまった。
点棒横移動。
安全に。自分のチームの失点がないこと、が一番。
みんなの点棒を守るんだ。


ツモ④
①②④⑤⑥⑦33356東東東
ピンズだ、ピンズを外すのだ。
①ピンなら、リーチ者に押せる。今なら切れる。
これまでもそうしてきたじゃないか?
この30年、打ち出してきた牌だ。
 
いつもの自分の声がきこえる。
この①までは打ち出してOk.それを
トイメンが仕掛けるならば、それこそ
ドラ色染め手とリーチ者との一騎打ちの横移動で
それでよいではないか?
けれど、安全に打てる道が
目の前にある。東を、打てば
親かぶり以外は全くのノーリスク。
リーチ者もトイメンの染め手の仕掛けもMAX8000点だろう。
親かぶりなら、4000点。
横移動を考えると東を抜いてよい。
①②④⑤⑥⑦33356東東東
東場の親番で、ここから打東?
オカルトだけれど、自分にとって東は、要の牌。
自分の麻雀人生において、大切な節目にはいつも東がいる。
ダブル東に手をかけて、
なんだか、取り返しのつかないことをしてしまった気がした。
次巡③ツモ。そのあと、4ソウツモ。
6000オールを捨ててしまっている。
さらに、トイメンがそのあと仕掛けて2枚手出し。
「しまった、清一色だ!」
けれど、ダブル東を抜いてしまった自分に
その清一色を止める術はない。
結果、倍満親かぶり。
チーム戦。
個人競技が団体競技になる、とはどこかで耳にしたフレーズ。
かつて経験したことのないプレッシャー。
結果、
チームに迷惑をかけることが怖くて
テンパっていない相手にひよって
リーチ者を捌くこともなく、
振り込むことを、怖がり親かぶりしただけ。
結果は3着。
サイテーだ。
果たすべき責務を見失う。
こんな、麻雀を打つために、ここに座っている訳じゃないだろう。
問題は、理屈で牌を止めたのではなく
怖くて牌を、止めてしまっていること。
心の弱さ。
自分の心の弱さで、打牌を
歪めるなど、あってはいけないことだ。
自己保身や、自己肯定の為の打牌選択は
結果としてろくなことにならない。
3着で終わった初戦。
激しい怒りが込み上げる。
何をやってるんだオレは。
果たすべき責務は、やるべきことは
チームに迷惑をかけないことなんかじゃない。
勝つことだ。
勝つことを目指して、ひるまず切り込んで
チームメイトが納得してもらえる内容の麻雀を打つことだ。
自分に吹いていた風は、チームメイトの誰かに吹いていたかも知れない風。
トップを取れていたかも知れない半荘。
こんな風に3着になるのなら、押すべきところをちゃんと押して
ラスを引いたほうがまだマシなのではないか?
自分がトップを取れば、チームメイトが楽になる。
自分がラスを引いたなら、申訳ないと自分を自分で咎めえばよい。
言い訳や保身を理由にこぼした麻雀であれば、
その結果について、申訳ない、と思うことすらできない。
大切なのは、意思だ。
つまらない理屈や保身は捨てて、
持てる力を全て攻撃力に極ぶりして
被弾しながらでも押すべきところは押す!
残りの3回の半荘は全てトップを取る!
 
そういう気概が大切だ。
ここで、結果が出せないのであれば、
所詮その程度だ、ということとだ。




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ハロウィンへっぽこ大戦

よい、天気だ。


実によい天気。


抜けるような青空、オバQ線にのり


麻雀のハナシをしながら渋谷に向かう。


ノーレート雀荘の対抗戦。


「まぁじゃんよつば」さんから、


これに参加する機会をもらった。


費用から何から何まで、整えてもらって


至につくセリ、保護者付きでの参加。


ヨツバーズとして、楽しい麻雀ってやつを


まんきつして、結果を出す。


みなさんの期待を背負ってる訳だから、


万が一にも、敗退なんて


そういうのはやってない。


こういう大会って瞬間風速だから


4人の仲間のうち、誰かが


吹き上がればよい。


吹かなきゃ吹かせればよい。



へっぽこ麻雀初段のわたしは、


最近もっぱらエンジョイ勢。


コロのナの影響のもと、サークル活動は自粛中。


ガチな麻雀や勉強会はずいぶんご無沙汰。


知らないひとと打つことそのことも


ずいぶん久しぶりのことだ。


ポカポカ気分で、ヤーシブに着き


めちゃめちゃ迷子になりながら


タクシーで「オクタゴンさん」へ。


街はマジカルハロウィン。


コスプレのみなさんを横目に


エレベーターにのりこむ。


アンバサダーをされてるタカハル氏の


小粋な挨拶のあと大会が始まる。



「賭けない麻雀」なんて、何がおもしろいの?


真剣勝負にノーレートって意味不明!


負けて払うことが嫌なら麻雀打つなよな!。


これまでの時間で、散々ディスられ続けてきた


ノーレート麻雀。(個人的な所感です)


だけど、幾星霜、令和の時代。


「麻雀は賭けなくても楽しい」


このことが当たり前なひとたちが


こんなにたくさんいる。


「麻雀の正しい魅力」を、


理解しているひとたちが


こんなにたくさんいる。


麻雀が高潔な「対人頭脳ゲーム」であること。


このことが認知され「博打ではない麻雀」


これが、ようやく時代のスタンダードに


なりつつあるのだ、と思う。


万感の想いに浸るイトマもなく


卓組みが決まり対局がはじまる。


あれ?


なんか、予想してたのと違う雰囲気。


へっぽこ麻雀全開で戦うつもりだった


わたしは、ものものしい空気に気後れする。


これ、ガチなやつじゃないすか?


空気がどうあれ、打つ麻雀が変わることは


ないはずだけれど、ビミョーに深度が変わる。


最初から、負けるつもりなんて


1ミクロンもないけれど、


これは、よっぽど気合を入れないと


勝ち抜けないだろうな、と感じた。


「打てるひとオーラ」が、


会場を包んでいる。


そうだよな。


当たり前のこと。


ノーレート、ということは


お金で責任が取れない、ということ。


店の期待を一心に背負っている


本当に冗談でも疎かにできない


そうだ。重い対局だ。


へっぽこ麻雀の有段者であることを忘れ


対局に全集中をする。


「ここで結果が出せなければ


所詮その程度だ、ということ。


これまでも、これからも。」


絶対負けるわけにはいかない。







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王様のチャンタ

コロナに蹂躙される日々、
つかさ会は、参加希望者に合わせて
告知は行わず、ひっそりと
ヒジョーにフレキシブルに開催しております。
開催場所、ルール。
全てオーダーメイドです。
日本語合ってるの、これ?
チャンタは、最強の役。
(赤ナシの場合)
攻守に長けた役であることは
全人類の認めるところだ。
仕掛けてヨシ!
守ってヨシ!
イイトコだらけのチャンタは
世界中の麻雀フアンから
愛され続けて今日。
シミケンとは、ヒラッコで
打つことにしている。
ヒラッコでの役満には
いさぎよく点棒をはらいますよ。
ええ。
トイメンのシミケンが
端っこの牌をポンポンポン。
手出しで7ソー。
その次の手出しも7ソー。
ヤヴァイ。
??77のテンパイに9ソーを引いて
打7ソー。
もう1枚9ソーを引いて
あれだ、伝説のヤツだわ。
伝説のヤツテンパイしてるわ。
もうひとつの変化は
??79に?を引いて
の???9
の9ソー単騎。
「ヅモぉー!」
シミケンならではの
16000オールがさくれつ!
うん。そうだよな
9ソーだよな、あぶないよな!
和了形をみると、
れんれん違う姿だった。
トイトイ高め三色を
清老頭に。
値段は、2900もしくは12000
から48000に跳ね上がる。
キレイだよな、清老頭。
Screenshot_20201019-210444.png
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サークルの運営について

コロナの影響を鑑みて
やはり、積極的にサークルを開催して
ひとを集めるべきではない
と、考えます。
現在は、社会そのものの
質が問われていると思う
耐える時だ、と。
告知をうってひとを集めて
感染者が出たなら
お店にも、参加者にもはかりしれない
迷惑がかかります。
「麻雀」そのものの社会的な
地位はやはり低く、
何かことがあれば、「麻雀なんか」
と、「ジャーナリズムの正義を
失ったマスコミ」に罵られることは
目に見えています。 

当面の活動については、
個別に「対局の依頼」をあずかって
打ちたいひとを中心に慎重に
「卓をたてる」かたちになります。
こちらからの告知や
呼び掛けは引き続き、自粛します。
「いつ、どんな麻雀を打ちたいのか」
希望がありましたら、
下記メールアドレスまで
連絡をお願いいたします。 
wing68777@yahoo.co.jp

可能な限り、安全で 
意味の大きい麻雀を打てれば
と思います。

「今週末、土曜日あたり、Mリーグルールで打ちたいッス!」

「ミューの決勝に残ったので、ミュールールで打ちたいでござる。

「天和出そうなので、バイニンルールで、オネシャス!」

「役はチートイツをおぼえました。
今日は、国士に挑戦だにゃ!」

など、連絡をください。

「ひと」と 「打つ」こと、 こそが
「麻雀の最大の魅力」なのに
それを奪っていくコロナ。

ネットで打てば打つほど、
リアルな麻雀が恋しくなります。

それは、「ひとと過ごせる時間
を大切にしなさい、
という自然界からの
啓示なのかも知れません。




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きみの四喜役

あ!
ひょい、と後ろから覗いた
卓の風景
DSC_7113.JPG
河をみると
方角を告げる牌が
溺れている。
四喜役が落ちている。
でもね
これは追えない手筋。
親リーチを受けて
七七779東西西
役満が必要でもないのに
ここから、親リーチに対して
無スジなど切りとばされちゃ
同卓者はたまったもんじゃない。
結果として西やら
東やら集まってしまったけど。
ノーレートなんだから
役満狙えばいいのに。
との意見もあるけれど、
ノーレートだからこそ
しっかりと打たなきゃならない。
いや、レート云々は
関係ないよね。
どんな時にも、しっかり
打たなきゃ
後で後悔するのは
自分自身だから。

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世界で一番暑い夏

夏。
もくもく入道雲。
風鈴が運んでくる涼風。
ときめきのこの季節。
当時、何故か私は
どこの大学にも合格できず
浪人形となる。
特別な夏。
夏期講習
お受験本番に向けて
周囲は燃え上がっている。
夏を制するものは
お受験を制する。
でも…
お受験本番まで7ヶ月もある。
そうまだ、焦る時間じゃない。
お受験よりも何よりも
当時の私は、 
モノホンの麻雀に飢えていた。
毎日のご飯代金として
親から700円支給されていた。
3つ100円のコロッケとおにぎり。
水を飲んで残りのお金は
大好きな麻雀のために使う。
予備校のあとゲームセンター
にお邪魔すること。
そこで、麻雀ゲームをすることが
その頃の唯一の楽しみ。
50円使って
二次元なアイドルと
タイマンでの対局。
そのアイドルとの
激戦のなかで、手役などを
勉強してゆく。
現在やるべき勉強は
それじゃないでしょ?
わかっちゃいるけど
やめられない。
麻雀のことばかり考えて
すげえ勢いで時が流れる。
受験参考書のかわりに
哭きの竜、を愛読。
意味は全然わかんないけど
雰囲気に酔いしれる。
チーって何?
ポンって、かわいいひびき。
講義中もノートの隅に
大三元、とか
国士無双、とか
落書きする始末。
とにかく役の呼称が
かっこいい。
イーシャンテンの言葉の意味を
知ったとき、なるほど、なるほど、
感動を覚えた。
ああ、ホンモノの麻雀が打ちたい。
神様お願いします。
頭の中は、麻雀でいっぱいだった。
ある日、旧友のKたん氏に、
同じ浪人形の友人T氏とともに
焼き鳥をご馳走になる。
3人で、とろけるような
焼き鳥と、
大人の味のする
ビールを煽る。
日々700円で、お昼と
おやつと麻雀(ゲーセン)を
全てやりくりしている
貧している私。
豊かではない我々に、
モノホンの焼き鳥を
食する経済力はない。
同級生のKたん氏は、
知ってか知らずか、
何かにつけて
我々にご馳走してくれてた。
焼き鳥とビールでとても
しあわせいっぱいの
我々は千鳥足で、帰路につく。
その道中、
麻雀の話をする。
麻雀が打ちたくて仕方ない。
ホンモノの麻雀を打ちたい。
本音をぶちまげる私。
麻雀を打って、
日々をエンジョイしながら
それでも志望校に
合格する物語がよい。
そんな、私のクズ全開の
青春の叫びに、
Kたん氏が答える。
「今から、家で打つか?
牌ならあるぞ?」
え?
えー!
ウソウソウソ!
やったー。
麻雀が打てる。
麻雀が打てる!
麻雀が打てる!!
嬉しくて、跳び跳ねそうだった。
二次元ではない麻雀。
立体のやつ。
まじか!
言ってみるもんだわ。
T氏をいれても3人しか
いないのだが、私の知ってる
麻雀は、だいたい2人で
打つものなので
抵抗はなかった。
麻雀は4人で打ったほうが
楽しいということは
後の時間で知ることになる。
やらなければならないことは
わかっている。
でも、ままならないのが人生さ。
親の心、子知らず。
駆け出しそうになる
気持ちを抑えて
私は、Kたん氏の
自宅へむかう。
空には、夏の星座が瞬く。
夏の風がワクワクを連れてくる。
この時、
「いや、今やるべきことは
受験勉強だ。
おれは、帰るぜ!」
と、答えていれば、
多分、未来は変わっていただろう。
(つづく)

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カツ丼と焼きそば

食べながら打ってはダメよ。

お行儀悪いから、ね。


四半世紀の昔。

ブー麻雀専門店
憩荘。

ブー麻雀については

グーグル先生に尋ねてね。

憩荘フリーはブーのみ。

賑やかな店の奥に

セットのスペースがある。

麻雀が打ちたくて雀荘を探しまくり

我々は、憩荘にたどり着いた。

街中にあるため、

駐車場代のお安い深夜を狙う。

みな、一台のクルマに乗り込み

ぎゅうぎゅう詰めになって

夜中に憩荘に向かい朝を迎える。

学生セット250円のふれこみ。

当時としては破格。

学生じゃなくなっても、

場代は据え置きだった。

フリードリンク一杯なら無料。

大きなグラスになみなみと

ドリンクが注がれる。

今思えば多分、特別に融通して

くれてたんだと、思う。

お金がないときは、

商品券とかでも打たせてくれてた。

とにかく、優しいお店だった。

最長38時間位打ったこともある。

雀ボーイのひとに、三回

おはようごさいます、と挨拶をした。

ゲーム代金一万円はらいました。

お金がなくても手積みで

打つことはなく、必ず雀荘。

麻雀は、当時「してはいけないこと」

のひとつで、やっぱり

なんか後ろめたく、

その後ろめたいアウトローな

感じが、また魅力的だった。


憩荘には、いかした厨房があり

めちゃくちゃ美味しいご飯が

(注文してお金を払えば)出てくる。

卵焼き定食!500円

ギョーザ定食!500円

やきそば ?400円

そして

カツ丼⇒ 500円

憩荘に通いはじめて

一番最初に食した

卵焼き定食が、サイコー。

雄山海原も納得の美味しさ!

ごはん

みそしる

卵焼きとキャベツ

の三位一体こうげき。

気に入り過ぎて

ずっと同じメニューを

食べ続けていた。

けれど、仲間はなぜか

「焼きそば」ばかり

頼んでいる。

「焼きそば」も美味しいけどさ。

「卵焼き定食」は別次元に

美味しいのに、なんでなの?

ある深夜。仲間うちのセット。

カン二ワンのイッツー赤三ワン

親マンリーチ。

二ワンは場に二枚出ていて

まあ、無スジだし出ないだろ?

そう思って

「ご飯茶碗」を持って

サイドテーブルへお箸を。

お皿に並ぶ卵焼きくんを

迎えにゆく。

お箸でふた切れ掴もうとしたら、

てこずった。

卵焼きをごはんの上に乗せて

卓上に視線をもどして 

ビックリ、驚いた。

地獄の風景が広がっている。

この間、10秒ほど。

このわずかな時間に

風景はずいぶんと変わったものよ。

下家がアンカンをして

二ワンを切っており

対面も合わせて

二ワンを切っており(純カラ)

上家も一ワンあたりを切っており

「おまえの番じゃ、はよ切れ」

と、怒られる。

「ちょ、ちょ、ちょっと待て、

二ワン、ロン!」

慌てて、牌を倒そうとする、私。

「おまえ、いい加減にしろよ、

もう、みんな切り終わって

一周しとる。

倒したらチョンボとるぞ!」

めちゃめちゃ叱られた。

「だって、おれ、飯食いよるやん」

泣きついたけれど、

「対局中に、よそ見する

おまえが悪い、真剣にやれ!」

と、なんかさらに怒られた。

卓上は戦場。

よそ見をするなんて

もってのほかだ。

確かに、卵焼き>麻雀に

なってしまってた。

ナウい、プリンセスプリンセス

あたりが有線から流れる店内では

気をそらすと、

発声もききとれない。

そうか、みんな「焼きそば」ばかり

頼む理由がよくわかったよ。

卓上から目をそらさないため。

まあ、そうだわな。

二ワンが出るとは思わなかった。

よそ見してなきゃ多分出てないよね。

以来、憩荘を卒業するまでの10年間

メンツが五人いて抜け番じゃない

限り、ずっと片手で食せる

「カツ丼」を頼み続けることとなる。

まあ、カツ丼も味王レベルに

美味しいのだけど。

もしも、願いが叶うなら

もう一度だけあの頃に戻って

卵焼き定食の卵焼きと

ギョーザ定食のギョーザと

カツ丼、を頼んで

倒れるまで、麻雀を打ちたいな。

オロヤクなんかも飲みながら。

*オロヤクについては、
おとうさんに聞いてみよう。











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そんなおかねは欲しくない

1日腹一杯遊んだあと。
1日腹一杯勉強したあと。
やはり、麻雀を打ちたい。
まだ、23時。
朝までたっぷり時間はある。
眠らないおれ。
体が動かなくなるまで遊ぶ。
メンツの調達。
スマホなんかない時代だから
直接、自宅へクルマで押しかける。
「オレ、金ないぞ?」
眠気まなこで、出てくる友人。
「誰か持っとるやろ
大丈夫や、はよいくぞ」
気がつくとクルマに4人。
そのまま朝まで打つ。
仲間内の仲間打ちは、
超絶たのしい。
けれど、いつも4人揃う訳じゃない。
お金がなくて、
何だか負けが込んで
打てなくなる友人も出てくる。
パチスロのモーニング
とバイトと、多過ぎる仕送り。
その当時いつも潤っていた私。
そんな私にとって
麻雀が打てないこと
そのことが堪らなく嫌だった。
ほんとに、みんなと
打てなくなるくらいなら
死んだほうがよい、まである。
みんなと打てなくなる
そんな勝ち金なんか欲しくない。

気がつくと、
負けが込んでいる友人に
差し込むことを覚えていた。
負けて金を払うことは嫌なので
勝ちがたまったその日のおわりに
勝ちを還元する作業。
バレないように注意する。
どんな理由があるにせよ
手を抜いていることが
バレれば、烈火のようにいかり
みな、きっと
もう遊んでくれなくなるだろう。

ある日。二着抜け五人で卓を囲む。
明け方6時過ぎ。
スズメがちゅんちゅん。
負けが込んでた友人のリーチに
バラバラのところから、
ど本命の牌を抜き打つ。
アンコウの一ワン。
後ろから、声が尖ったささる。
トイレに席をたっていた
別の友人が、声を荒げる。
「おまえ、何をきりよるんや?」
場の空気がぴりつく。

しまった。
気が抜けてた。
やばい。

「なんや、おまえ、
わざと、振り込もうとしよるんか?」
緊張感が走る。
「なんや。なめとんか?」

「間違いや。間違い。
寝ぼけとったわ」

そういって、あわてて
現物を抜く。
シラケた空気は、
その雀荘のモーニングトースト
が出てきてもなお
暫く 元にはもどらなかった。

おれは、ただ麻雀を打ちたいだけ。
みんなと麻雀を打ちたいだけなんよ。
お金なんか欲しくない。
いや、お金は欲しいけど、
麻雀で勝って、仲間からお金なんか
もらいたくないんだよ。
はらいたくもないけどね。
だって、ここで勝ったら
明日は卓立たないかも知れないやん。
大きく負けるひとが出たら
打てなくなるやん。
それだけは嫌なんよ。

それから、そのことがあってから
わたしは、フリー雀荘にばかり、
あしげく通うようになる。

最初は、わからなかった。
麻雀は博打、と思っていたから。 
でもね、 
みんなと打てればそれでよい、
そのことだけが楽しいんだ
って気づいたんよ。
けれど、これまで
仲間からさんざんお金を
まきあげとる。
その過去があるのに、
賭けずに打とうぜ!
なんて、言えるはずもない。

賭けてお金を受けとれば、
そういう意味では一生地獄だ。

現在、ノーレートの世界に
身を置いていても
自分の奥底に呪いを感じる

どんなルール、条件でも
最大限に楽しむこと。
賭ける賭けないは些事。

そう思えない自分がいる。





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ぼくの三倍満

東の3局
赤なし一発裏ありルール
西家
ドラ⑥
手牌には、ドラがひとつ。
678
の3色が遠くにみえる。
そんな13枚。
ツモが効く。
ドラの⑥を2枚ひく。
仕掛けて断么九ドラ3は
勿体無い。
やりすぎかな?
と思いながらも
マンズ七八八から八を外す。
さらに、
そんなにうまいこといくかしら?と
ソーズ788からも、8を外す。
偶数雀頭の尖牌、A級両面に
もううっとり。
面前で、最低でもハネマンに
組みたい。
上家がチー。
ハイテイとホウテイのチャンスが
同時に訪れた。
ピンチとチャンスはとなりあわせ
高目6を引いた16巡目。
二三四七八⑥⑥⑥⑦⑧678
ダマテンツモ倍のテンパイ。
高目ツモ倍ってことは?
曲げてハイテイでツモって?
裏がのれば?
いやいや、そんなまさか?
マンガみたいなこと。
染め手ではなくて
ピンフ系テンパイでトリプルなんて。
東場で、親番いっぱい残ってるし
安め九ワンでもハネマンだし
場に八ワン3枚
六ワン2枚
九ワン2枚
しかも
私の面前中毒の河
7巡目に八が切れてる。
「リーチ!」
ハイテイツモが回ってくる。
ホントにいたりして。
「六ワンツモ!」
裏ドラ!
乗ればトリプル。
裏ドラ表示牌は二ワン
やっほい。
りーづもたんやおぴんぷはいてい
さんしょくおもさんうらひとつ
久しぶりのトリプルでした。
今までなら、間違いなく
食いタンドラ3になってますわ。
面前に拘ったおかげで
三倍の収入。
でも、
ほんとに、これでよかったのかしら?
たまたまうまくいったから
自分のなかに印象強く刻まれてる
だけじゃないかしら?
トリプルが必要な状況だった?
自己満足の手組みじゃない?
うまくいくと、それが正解だ、
と思い込んじゃうことは、
よくないな、と思いつつも
やはり、やりすぎかな?との
結論に自分なりにたどり着いた。
面前への拘りは、
ほんとに、ホントに難しいす。
DSC_6727.JPG
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国士でリーチ?

南場の入り口。
北家わたくし、トップ目の状況。
親の下家はおりない。
対面さんと上家はどうかなあ?
九ワンをひいてテンパイ。

DSC_6698.JPG
場をみると一ワンは二枚。
下家さん以外は、ツモると
そのまま切ってくれそう。
でも、もし一ワン
どこかで雀頭になっていたら
もう永遠に出てこない。
それはこまるなあ。
私の捨て牌、
8そう待ちに取らない
七対子にみえないかしら。
2枚目の8そうを打たれた直後の
七対子テンパイにみえないかしら。
私の捨て牌の7ぴんは
手出しツモ切り。
3そうはツモ切りツモ切り。
他家
「まさか国士でリーチはないだろ」
って思ってくれないかしら?
私のリーチを七対子だ!
と思えば、
「場に2枚みえている一ワン待ち
でトップ目北家リーチはない」
と思って、
一ワンを雀頭にしているひとが
一ワンを切り出してくれるかも?
「リーチ!」
そののち、
親番下家と、上家もリーチ。
ってゆーことは?
私のリーチが、国士にみえない
ではなくて?
四枚目の一ワンの居どころを
知っている!ということ?
はわわ。
私のリーチ
純からリーチなの?
とか思ってたら、
結果一ワンは牌山にいてくれた。
やっほー!
一ワンをひいて、
九ワン待ちテンパイなら
ダマテンです。ええ。






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南3局親番なし

南3局28000持ち西家

親番東家 22000点くらい

  南家 34000点くらい

  北家 36000点くらい

ドラ四ワン

一発とウラのない

30000点にクビが残るルール。

聴牌をとりたい終盤に二ワンを持ってくる。


①残り局は少なく2局。

テンパイ料を取りたい西家。

ただ、親への高得点の振り込みだけは、避けたい。

親の得点の低い連チャンなら局が消化されないから、まだましかな。

②親の仕掛け。場の状況的に親は高得点での和了をのぞんでいるはず。

南の加カン、9ソウポン。手出し、六→七。最終手出し一ワン。

マンズが安いにもかかわらずマンズの両面ターツはずし。

一ワンは場に2枚。

マンズのリャンメンターツを外すに足る理由と切り順について考える。

ドラが四なのに六から外す理由は、「ドラターツが残っているか、手役」。

すなわちトイトイ。

ミニマム4800点

マックス11600,の手組みである可能性が高い。

一ワンが場に2枚とんでるのに、

17巡目最終手出しが一ワン。

このことから考えられる変化は、一二→二ニのトイトイ変化。

一三からドラの四を引いての一三→三四の変化。

それ以外に場に二枚とんでいる一ワンを抱える理由はない。

ニワンがはいって一ワンが打ち出されるパターンは、

前者の一ニ→二ニのパターンだけなので、

親にテンパイが入っていれば二ワンは、

かなり高確率で11600もしくは4800への振り込みとなる。

③自分がニワンを打ってのテンパイ取りは、

和了抽選を受けることが少ない期待値の低い応手。

4800を打ち込むとオーラス7700クラスを和了する必要がある。

4800を振り込まなければ、オーラスの7700クラスでトップまである。


自分の手牌からその打牌理由を考えるとテンパイをとってしまいそう。


どんなに考えても二ワンが埋まっていないのに、一ワンが打ち出される

その理由が見当たらない。


これが、きっと、切ってはいけない牌ってやつなのかしら。

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はじまりのノーレート [雑記]


遠い昔。
フリー雀荘に現れた雀ゴロ風なひとに、
完全に押さえつけられた日。
フリーで負けたくない。
負けてお金を払いたくない。
だから、強くなりたくて
10万円にぎりしめて
その雀ゴロの居場所を
電話帳を使って探しまくり
たどり着いた場所は、
「麻雀教室」
そこで
その雀ゴロは、「先生」と呼ばれていた。
10万円は授業料だ。
この人の麻雀を盗む。
と鼻息荒く、道場やぶりのように飛び込んだ
わたしに、その雀ゴロ風な「先生」は
「ここは、麻雀を勉強する場所。
お金を賭けない。」
と言う。
そのときは、
舐められたものだ。と思った。
負けてもお金を払わなくてもいい
なんて、最高じゃないか。
やりたい放題の牌を切って
「お金が賭かっていれば、とてもじゃないけれど
切れないような牌」を叩き切って
色々なことを試してやる。
そう思っていた。
その後、教室以外の場所でも
その先生は私と絶対にお金を賭けて
打とうとはしなかった。
他の賭場に出かけて、ウーピンで
打つことがあっても、
教室では、おかしくなるくらいの温度で
麻雀を打つ。
ノーレートなのに。
けれど、短期間。
たくさんの「麻雀を大切にする人たち」との時間。
最初は、ノーレートで真剣に打つなんて、
ツキの無駄使い。もったいない、と思っていた。
ノーレートなのに。
ではなく
ノーレートだから。
そして、レート云々の理屈の
およばない深い世界へ。
この教室で、わたしは本当に本当に
麻雀と麻雀以外のたくさんのことを学ぶ。
思えば一瞬の出来事だった。
麻雀は4人で打っている。
「打ってやっている麻雀」などこの世には存在しない。
「打ってもらっている麻雀」だけが、存在しているのだ、と。
そして、
お金が賭かっていない、ということは
お金では責任が取れない、ということだ、と知る。
雀ゴロにしか見えなかった先生が、私とノーレートで
真剣に打ってくださった理由は、
私を舐めている、とかではなく、
「この子は、ノーレートでもちゃんと打てる。」
そう信じてくれていたからだ、と
のちの麻雀との時間の中で、思い知る。
わたしのヨコシマな、麻雀の中の
ほんのちょっぴりしか残っていないであろう
麻雀への本当を、信じてくれた。
だから、現在でも、わたしは麻雀のそばにいる。
そばにいることができる。
幸い同卓してくれるひともいる。
「大切に打つこと。疎かにしないこと。」
その熱量は、現在でも、「教室」の魂として
講師や、生徒さんに受け継がれている、とわたしは思う。
特に、ずっと教室を支えてきた講師さんには、本当に敬服する。
「よくぞ、その熱量を保って貫いてくださっている、」と。
全うしている、そのことの尊さ。
景色は変わっても、温度は変わらない。
賭け麻雀から、ノーレート麻雀へ。
あの日、「わたしの大好きな麻雀」への時間がはじまった。
はじまりの場所。
原点だ。
思えば、
あの、ノーレートなど皆無だった時代。
安くて1000点50円の時代。
この「麻雀教室」にたどり着くことができた奇跡。
わたしは本当に本当に、運がよい。



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1枚目は鳴かないよ。

「おうおうにいちゃん!
1枚目からポンチーポンチー?
落ち着きがないのう!
男なら、もっとデーンと構えんかい、デーンと。」
1鳴きすることが、叱られてたのは
遠い昔。
理由ではなく、理由のない慣習のようなものにまだ麻雀が支配されていた頃のこと。
現在は、1枚目から仕掛けたほうがよい場合が多い。それは、1枚目から仕掛けたほうがよい理由があるから。
けれど、仕掛けたほうがよい理由があるなら、仕掛けないほうがよい理由もあるはず。たくさんの選択肢を持ち、その一つ一つの選択を精査すること、これは、麻雀の楽しさのひとつだ。


私の最近の麻雀。同じことばっかりやって、同じような成績出してもつまんない!あきあきします!
と言う訳で、
個人的な目的は、「門前の価値を慮る麻雀」。
門前の価値を正しく理解することで、食い仕掛けの精度もあがると考える。
食い仕掛けは、仕掛けながら打点を重ねることがなかなかに困難。何故なら仕掛ければ仕掛けるほど、自由になる牌の種類が少なくなるから。
逆に、門前は自由になる牌の数が減らないので、スライドを含め牌組み方次第で手牌に打点を重ねることが(仕掛けて手牌が短くなった時より)できる。
情報を開示しない、という意味でもメリットがある。(仕掛けて情報操作という戦術は基本的にリスクが高い。何故なら目に見える確定情報を落としてしまうから。)
東場北家。加点している親番を落としたい私だが、北家ということもあり、一枚目の東をフカシて、厚めに手を組む。
ドラが飛び場が軽くなった頃、西家の13000.持ちの西家が、七ワンを切ってのリーチ。河には四ワンが切れています。きっと七ワンは雀頭絡みの牌。あってタンピン。親番さんから東が出たのでポン。34678の25ソウ待ち。捌きます。親番を落とすことが局目的。自分が安手で仕掛けることで点棒を持っている親番は、「まかせた!」と和了にむかわないかも。
で、私は自分が加点できればさらによし!
だがしかし、仕掛けたあと、手牌をみて、「やっちまった!」と戦慄が走ります。親の安全牌がない。やばい、親リー来たらどうしよう。親は東押してるし(場に2枚目の牌で西家のリーチはタンピンぽいから東は割と安全。押せるわ、押せるけど)これは、西家に和了して欲しいです。そう思っているところに、6ソウを持ってくる346678。
むう、ここは、西家に振り込んでもいいんじゃないかしら?安そうだし。3ソウは西家の個人捨て牌の絵からして、下の3色と一気通貫がいるといや。全体四人の捨て牌も数の下のエリアが高い。で、6ソウを切る。点棒が一番すくない13000点持ちの西家に3900ならいいや!
ロン
たんぴんさんしょくどらうら
12000
あー!
やっちまった。
そうか!
ここは、東すら仕掛けずに厚く打つべきだった。
結局親は無傷。私は大失点。
門前のメリットは、
●守備
●手組みの多様性
一枚切れの東は、仕掛けずに
より強力なテンパイを目指して
守備を兼ねた手組みの為に使うべきだったのだと。
その反省を踏まえていくつか後の半荘。①③④④⑤⑥⑥⑥⑦⑧東東東
東場。仕掛けて3900を敢えて拾わない気持ちで、ツモをうかがい続ける。
そしたら、ピンズ1枚も引かないでやんの。
でも、他家への色染プレッシャーくらいなら、かけることができていたかしら。

門前と食い仕掛けのはざまで、めちゃバランスを壊しているようだけれど、それがまた麻雀の奥深さを思い知ることができてタノシス。

あと、ひさしぶりのモノホンの麻雀は、いわゆる天鳳の大会の時と違い
ツモ切りの牌かグレーにならないので、手出しツモ切りかわかんなくてこまりますわ。ええ。 


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「食い仕掛けのレシピ」聴牌ワタリ [雑記]



喰い仕掛けたあと、


どのように手牌を成長させるか。


ドラと手役の複合
このことに注意をすればおのずと
いくつもの選択肢が生まれてきます。


東1局


親番  ドラはハワン


東をポンして以下の形


二四六⑤⑥⑦44789  東東東


ここからでも、11600を考える。


(赤ドラはないルールです。)


まず、聴牌は維持します。


和了の抽選を受けながら


高得点に「聴牌を維持しながら」わたってゆきます。

二四六⑤⑥⑦44789  東東東
ダブル東の聴牌を維持するのであれば、
打牌は二ワンか六ワン。
将来ドラの八ワンを引いた時のために
二ワンを切りましよう。

二四六⑤⑥⑦44789  東東東

四六⑤⑥⑦44789  東東東
ここから見える最終形のひとつ
ドラを使用した三色
678の三色です。
なので、この形
四六⑤⑥⑦44789  東東東
に⑧をツモれば、打⑤
6ソウをツモれば、打9ソウ。
とすることを忘れてはいけません。
現物以外の喰い換えがOKのルールであれば
⑧ピンや6ソウはチーをしてもよい、と思います。
それくらい11600点には大きな価値があります。
六八⑥⑦⑧44678  東東東
この形を目指します。



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ノーレート麻雀サークル会員募集 [入会のご案内]

 67d38b64.jpg


神奈川県厚木市で週末をメインに活動しているノーレート麻雀サークルです。


コロナ禍。


慎重に活動を再開します。


それに合わせて


ただいま仲間を募集中です。


お金はもちろん賭けません。 かかるのはゲーム代だけ!


見学も自由ですから一度覗いてみてください。                 
                   
   
 興味のある方、この辺を聞いてみたいなどの問合せは、本ブログのコメント欄または


Twitterのダイレクトメールにてお願いいたします。

【つかさ会Q&A】


つかさ会ってどこでやってるの
神奈川県厚木市の本厚木駅周辺の雀荘の一角をお借りして開催しております



いつやってるの
月に1回。週末の土曜日、もしくは日曜日のお昼前後から20時くらいまでです

料金はいくらですか
1G300円です。(50分+1局)成績管理費と飲み物代として1200円は別に集めています

どんなルールなの
一般的アリアリ東南戦。1発裏あり。30000点を基準としてプラスマイナスで成績を管理しています。30符は繰り上げ満貫とせず7700,11600で申告します。1発裏ナシの競技ルールが打ちたければ同卓者の了解を頂いて競技形式でも打てます。

ゲーム自体はわかるけど点数申告が出来ません
現時点でまったく出来なくても大丈夫です。出来るようになれる迄お手伝いいたします。


初心者で麻雀を1から覚えたい
so-net先生にる初心者卓を秘密裏に計画中らしいです 笑

参加者は男性だけですか
何名か女性も参加いただいております。

高校生でも参加できますか
当会はむしろ大歓迎なのですが、会場の雀荘が残念ながら入場ができません。

若い人中心?または高齢の方が多いですか
どっちでもないです。麻雀はすべての人に対して平等であるというのが会の理念です

入場方法は
開催される雀荘でお店の方に「つかさ会に参加します」と言って頂ければご案内していただけます
 
1人で行って大丈夫ですか
現在の会員はブログを見てお一人でこられた方とそのお友達です。フリーデビューする時よりもはるかに気楽に来れますよ

マナ悪じゃないの
どこで打っても恥ずかしくないレベルだと自負できます


見学だけでいいんだけど
まったく問題ありません。その場合お金はかかりません。つかさ会は勉強する場所ですので後ろ見はぜんぜんOK1局終了後であればどんどん質問してみて下さい。


麻雀卓は自動ですよね
自動配牌の全自動です。ただ同卓者の希望が整えばサイコロを振って正式な場所決めをしますので例えアルティマであっても設定は変えます。

ダブロンあり?
上家取りです
 
チョンボは何点
基本3000点オール、又は8000点外出しでゲームやり直しという仮決めですが、罰符をとってゲームが壊れるのもどうかと思います。レベルとその内容を把握したのち裁定者の判断で進めます


タバコは吸えますか
ゲーム中の喫煙はご遠慮願っております。外では吸い放題です。飲酒または飲酒後の参加はできません。

怖い人いたりしますか
顔の怖い人はいるかもー 笑


おまえの顔が一番怖いわーって思ったらクリックしていいですか?
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麻雀は悪くない [雑記]



おはようございます。


つかぴょんです。


「お金を賭けなければ、麻雀を楽しめないひと。」


のせいで、また麻雀のイメージが悪くなる。


緊急事態宣言耐えに耐えてる


麻雀業界のこと、考えて欲しい。


あともう少しで、解除。


さあこれから新しい麻雀文化を


ってときに


夜明け前になんてことしてくれやがるんだ!


今回の黒川検事長の麻雀賭博の件。


彼は、麻雀を打っていたのではなく


博打の道具として麻雀を使っていただけですから。




現代の麻雀は


「お金を賭ける必要性が理解できません。


お金が欲しいなら働けばいいじゃないですか。」


というステージにシフトしてきているのに


本当に迷惑だ。


「お金を賭けなければ、麻雀を楽しめないひと。」




「お金も賭けて麻雀を楽しみたいひと。」


これは全く違うと思うのだけれど


「麻雀は博打」だというイメージが強くて


「趣味は麻雀」というと、もう賭博常習みたいな


扱いを受けちゃうことが多い。


「お金を賭けないと麻雀が打てないひと」


は、麻雀が好きなのではありません。


博打が好きなのです。


それに、お金を賭けて打っている自分が好きだのだ、と思います。


賭ければ、なんだって楽しい。


ジャンケンだって10万賭ければ


チョードキドキします。


「お金を賭けなければ、麻雀を楽しめないひと。」
は賭博が好きな人で、それもう価値観の問題だから、
ちょっと置いておいて
「お金も賭けて麻雀を楽しみたいひと。」
は、お金を賭けなくても麻雀は楽しい、ってことを知ってほしい。
麻雀は、賭ける必要などない、優れたゲームだ。ということ。
例えば、バスケでリバウンドを取れた日なんて
1円にならなくても、1週間くらい嬉しいし、
上手にイラスト描けた時なんかも
1円にならなくても、鼻歌でちゃうし、
好きな趣味に全力で挑んでいれば
お金という対価は必要ない、ということは
きっとみんなも知っている。
「麻雀ってお金を賭けなくても楽しいんだね。」
と、いう言葉をいただく度
「でしょ、でしょ」って思う。
麻雀を楽しむには、麻雀と真剣に向き合う姿勢が必須。
でも、麻雀ほど面白いゲームに
真剣に向き合えない人間なんているはずがない。
そもそも真剣に向き合っている事柄ついて
お金で責任がとれるわけがないですから。



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高得点になる手組み「食い仕掛けのレシピ」 [雑記]


こんばんは。


デバサイの「食い仕掛けのレシピ」のお時間です。




チー!


ポン!


「おう!にーちゃん!チーポン、チーポン


うるせーのう!


男なら黙って打て、黙って」


ロン 2900です!


「なんや、にーちゃん。そんな小銭拾って


楽しいんかい?しみったれとるのう。


男やったら、もっとどでかい手役を狙わんかい!」


おっさん達は、だいたい仕掛けると不機嫌になります。


これは、


食い仕掛けは「面前でたてる根性がない奴」がすること。


と完全に勘違いされているからですね。


確かに仕掛けると安くなることが多いですが、


大事なポイントを2つ押さえておけば、


どんな仕掛けでも、満貫になる可能性は十分にあります。


①ドラ


②複合役


これらの2つを常に意識しながら


短くなった手役の中で、守備も考え


組み立ててゆく。


場の状況の精査を踏まえて


手牌を重ねてゆく食い仕掛けは


間違いなく高等戦術です。


東1局


親番  ドラはハワン


東をポンして以下の形


二四六⑤⑥⑦44789  東東東


ここからでも、11600を見て


打牌選択をしましょう。


ドラ




手役の複合


これをいつもいつも考えていると


いくつもの選択肢が生まれてきます。






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わたしたちのたいせつな麻雀。 [雑記]


おはようございます。


つかぴょんです。


コロナ感染拡大防止の為


緊急事態宣言の期間が延長しましたね。


治療の術がみつかるまでは


やはり様々なことに自粛を続けるしかない。


夜明けを待つのではなく、


現在、この暗闇のなかで、我慢をしながら


立ち上がる術を見つけ出すべきだ、とわたしは思います。


これからは、コロナウイルスと共に「生きてゆく方法」


を見つけ出すしかない、と。


本当に危険なこと、と、そうでないもの、を


精査してゆく作業が必要になってくる。


そうしないで、あらゆる文化を封印自粛してしまうことこそが


「コロナへの人類の敗北」とまで思います。


現在は医療機関へのあまりにも大きな負担があるので、


「コロナとの共存」その方法の実践については最大限の注意が必要。


感染拡大にリスクを孕んでいる検証は、まだ少し先になるでしょう。


ただ、「方法を考えること」はできる。


誰にだってできる。




最大限のリスクを抱えて、感染拡大防止のため最前線で


戦ってくださっている医療従事者様たちのためにも


我々は、「大切な未来」について「必死で考える」必要がある。


そう、現在「考えること」はできます。






コロナ禍での、麻雀の未来について考えてみたい。


「麻雀?」


「麻雀なんか」


「麻雀ごとき」


そういう風に、下層文化として、


虐げられてきた「麻雀」。


「麻雀」を知らない人は軽はずみに心無い言葉を口にする。


仕方がないんです。


だって、彼らは「知らない」のだから。


でも、われわれは知っている。


「麻雀の素晴らしさ」を知っている。


コロナ禍であるからこそ、風評被害を受けてはいるけれど。


「麻雀」。


その秀逸なゲーム性もさる事ながら


最大の魅力は、人と人とのコミニュケーションにある、と思う。


「麻雀というゲームと同卓者への想い」があれば


麻雀を通して、その人間関係は無限に広がる。


麻雀を通して、相手を知る。


麻雀を通して相手の気持ちを知る。


同卓することによって生まれる信頼。


「楽しさ」の共有は、世界中を駆け巡る。


我々は、麻雀を通して


「状況を精査して、最善手を選択する勉強」をしてきた。


だから、なにか方法をみつけることができるはずなのだ。


わたしには、その方法をみつけることができなくても、


麻雀のことをよく知るひとであれば、


びっくりするようなアイデアを発見してくれるかも知れない。


もしかしたら、まったく新しい「麻雀」が生まれるかも知れない。




自分なりに必死に考えてみた。


必要なものはデータ。


「安心できる材料」。


その材料をどのように整えることができるか。


●窓を開ける。


●マスクをする。


●手袋をする。


●発声はしない、挙手で。


●点棒申告もしない。目視指先確認。


「触れなければよい。」わけだから、


この条件下で数ヶ月麻雀を打って


その結果、感染者が発生しているかどうかを調査。


この条件下で、感染者がでる理由は見当たらないはず。


卓をたてることに対するお店側の負担が大きくなるので


ゲーム代金などの単価は大きくあがるだろうけれど、


麻雀を失うよりも、はるかにマシ、だと思う。



こんな程度なことしか、思いつかない。


思いつかないけれど、考え続ける。


考え続けることで、麻雀のそばにいる。



コロナ禍、経営自粛で


瀕死の状態の麻雀店も多いと思います。



こんなことを、私が軽々しく口にするべきではない、とも思います。


けれど、「絶対に麻雀を諦めない」で欲しい。


麻雀を愛しているひと。


「麻雀から離れないで。」


「麻雀を忘れないで。」


どうか、今までどおり


あなたのそばに、麻雀を置いてください。


たいせつなものは、


たいせつだからこそ、


たいせつにできなくなることがある。


そんな悲しいことにならないように。








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ひとよみだいさくせん [雑記]


こんばんは。


デバサイです。


コロナのせいで麻雀が打てにゃい。


麻雀の事を考えると、打ちたすぎて


おかしくなりそう。


4人いないと打てないし、


ひとがたくさんいればたくさんいるほど、楽しい。


ネット麻雀であるじゃない?


とのお言葉もございますでしょうが、


どうしても、牌に触りたいんです~。


人と、リアル麻雀が打ちたいんです~。


牌の音がききたいんです~。


コロナのやつ、まじむかつくっぺー。


ぽかぽか気を失うまで、殴ってやりたい。


ゴールデンウイークが来るのに


みんなと麻雀打てないなんて、コロナのやつ


覚えてろよ。


:::::::::


魔太郎のおっさんがこわい。


正直勝てる気が全くしない。


もしかしたら、世界一強いんじゃないだろうか。


シミケンに憧れて麻雀に打っている、



おっさんが、顔をあげるとリーチ。
そうすると、なぜか、わたしが振り込んでしまう。
おっさん、リーチ。
わたくしふりこむ。
このパターンをなんとかしないと。
整理してみよう。
①おっさんリーチにわたしがふりこむ。
これは、わたしが先制リーチを打っていることが
そもそも問題なのでは。
そもそも魔太郎おっさんは、
聴牌まで顔をあげず何もみていないのだから
こちらの先制リーチなんて
まったく気にしていない。
なので、先制リーチは牽制にはならない。
運を天にまかせるようなリーチも控えて
とにかくおっさんに振り込まないようにしてみよう。
②おっさんは本当に世界最強なのか?
これは、実はそうではない。
おっさんは私に対してだけ、強いのだ。
であれば、おっさんと戦わなければよいのではないか?
わたしが、おっさんと戦わなければよい。
そう、わたし以外の人間をおっさんハンターとして
戦ってもらえばいいじゃないか。
そうだ!
簡単なことだった。
おっさんと戦わず、おっさんを利用すればいいのだ。
おっさんはわたしや対局者のことなど、
微塵も考えてはいないだろうけれど
わたしは、こんなにもおっさんについて考えて
下手するとおっさんの麻雀を、おっさんより知っているかも知れない。
おっさんを味方に。
そう、勝つために必要なことは、
生き残るために必要なことは、
相手を倒すことではあるまい。
相手と共存することだ。
次の日、わたしはおっさんより先に店に。
「柔道部物語」を読みながらおっさんを待つ。
ドアが開く。
挨拶もなくぬぼーっとおっさんがはいってくる。
おっさんは、麻雀が楽しくて仕方ない様子だ。
足取りが軽い。

店内カウンターで、万札を2枚をチップにかえると


カウンター前の卓につき、今回は謎の書物ではなく


麻雀牌をせわしなく、いじっている。


かわいいな、おい。


まだ、時間もはやくお客も自分しかいないため


店のメンバー、ツーハイリで対局がはじまる。


おっさんは、相変わらず全く仕掛けない。


顔を上げず、手牌だけをみつめ、


ぶんぶん押してくる。


わたしは、おっさんの手出しだけを数える。


手牌の進行度をはかり


自分が圧倒的に早い時以外は


南場の親までは何もしない。


そして、可能な限り


おっさんの捨て牌に浮かんでいる


色や数を集めて手牌を組む。


おっさんがつかめば、必ず打つ牌。


おっさんがリーチを打てば


他家がそのリーチに対応して落としてくれる牌。


そういう牌を軸に手を組む。


そういう牌を軸にして手を組めないときには


守備よりに打つ。


もちろん、手数は減る。


勝負手を自ら放棄する場面も出てくる。


けれど、致命傷を負わないこ戦い方で


ラスの回数は大きく減り、連対率も大きくあがった。


それから、1週間ほどして、自分の成績も上向いたあたりから


おっさんはその店に来なくなった。


海外に出かけていた家族が帰国してきた、だかなんだか、


その理由もなかなかセレブだった。


思えば、おっさんにしてみれば


思う存分麻雀が打てる貴重な時間だったのかもしれない。


わたしは、おっさんとの熾烈な戦いの中で


他家を利用して色や数を寄せる技術を身につけた。


相手の麻雀を計り、自分の麻雀を重ねるさくせん。


もし、あなたが、「どうしても勝てない相手」と


対峙をしたなら、戦わず、「相手の麻雀を研究して」


「相手のチカラを利用する選択肢」を持ってみることも、


ひとつの方法かも知れない。


同じ相手と再戦すればするほど、選択肢が増える。


ただこれは、相手が同じステージに留まって


おんなじことばかりやってる場合にしか使えない。


成長の早い若者相手に、人読みとかかましてると


カウンターを喰らうから気をつけてくだされ。



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おっさんがくる! [雑記]


こんばんは。


デバサイの「へっぽこ麻雀アワー」のお時間です。


今日は、昔いただいた、おたよりを読んでみましょう。


鹿児島県の「やーてつ」さんから。


「ぼくは、シミケンに憧れて、麻雀を打ってきました。


雨の日も、晴れの日も、シミケンのように


かっこよい麻雀を打てるようにワザを磨いてきました。


けれど、もう10数年困り果てていることがあります。


それは、いつものフリー雀荘にいるおっさんが


とんでもなく理不尽に強くて倒せないことです。


どんな牌でも、どんな状況でもぶんぶん


向かってくるし、どんな牌でも


ツモッて、裏ドラをめっちゃのせてきます。


こちらは、場にあわせて脳みそフル回転で打っているのに


おっさんは、自分の手牌だけを見て


毎回戦車に乗っている勢いで向かってきます。


しかも、ノーレートなので、打っていても


本当にしらけてしまって、


牌を抑えることもバカバカしくなり、


正直、


もう、このおっさんとは同卓したくないのですが、


やられっぱなしでは、悔しいので


なんとか、やっつけてやりたいです。


なにか、よい方法はないでしょうか?」


・・・・


はい。


これは、もう完全に


格付けがすんでいますね。


麻雀人生をやり直さない限り


このおっさんを倒すことはむつかしいですが


方法はあります。


まずは、わたしの体験談から。


20年以上昔のおはなし。


デバサイが、通いつめていた雀荘。


目立たずにある程度お金が残るので


正直いい気になっていました。


そんなある日のこと。


:::::::::


21時。


サラリーマンがラス半コールをいれ


リーチを打った東2局で、


リーチ一発チートイアカアカウラウラ


を振込み、ふっとび、卓が割れた。


23時過ぎに


この雀荘の「常連のパチプロたち」が


やってくるまで時間がある。


カップ麺でも食べようか?


店内、待合スペースにある「帯をぎゅっとね」


を片手にぼんやりしていると、


雀荘のドアが激しい勢いで開いた。


藤子不二雄の「魔太郎がくる!」


の魔太郎がそのまま「でっぷりおっさん」


になったようなその風貌。


小脇に聖書だか、辞書だか


よくわからない厚さの書物を抱えている。


その魔太郎おっさんは、ぶつぶつつぶやきながら、


店内カウンターで、万札を2枚をチップにかえると


どかっと卓につき、謎の書物を開き眺めている。


見た目は魔太郎だが、実は小奇麗で


没落英国紳士のようにも見えなくはない。


店のメンバー、ツーハイリで対局がはじまる。


おっさんは、全く仕掛けない。


顔を上げず、手牌だけをみつめ、


ぶんぶん押してくる。


顔をあげるのは、テンパイの時だ。


おっさんは、そのぶんぶんの牌が


全てぶちささり、東場の親番での残りの


おっさんの点棒は、2,000点くらいになっていた。


「美味しい。」


「こりゃ、美味しいかもさんだわ。。」


おっさんを飛ばしてトップを取るべく


最低5200スタートのアカアカ面前を


亜両面五五六七で、ぶん曲げる。


おっさんは、顔を上げずぶんぶんくる。


どんな牌でも飛び出してくる。


これは、時間の問題だな。


そう思っていた矢先。


おっさんが、ハワンをアンカン。


顔をあげ、びっくりするくらい通る声で


「リーチ!」とリーチ棒を出した。


わたしがツモ切る場に2枚とんでる4ソウは


おっさんのカン4ソウ待ちに一発でつかまった。


「ロン!」


ドラもなにもないリーチ。赤5ソウをつかっているので


7700?


裏がのるかも・・・


おっさんが、裏ドラをめくると


七ワンが2枚並んでいた。


リーチ一発、アカ、ウラウラウラウラウラウラ・・・


メンバーが、おっさんを宥めるように


「ドラ8ですね。」


36,000点


わたしは、因果地平の彼方に消し飛んだ。


「チップ10枚、え、とびもあるので15枚ですね。」


おっさんのかわりに、メンバーが続ける。


げぼお。


おっさんは、私をふっとばすと、コーヒーカップを口にやり、


次の半荘へサイコロをふる。


おっさんは、連勝。


今日は日が悪い、と私は卓を洗う。


翌日、わたしが19時にその雀荘にいくと


おっさんが、待合スペースで


「モンキーターン」を読んでいた。


げ!


味をしめてやがる。


その日も、おっさんには勝てなかった。


ちょっとでも調子が悪いと卓を洗うので


1日のダメージはちいさいけれど、


蓄積されている。


3日目。また、おっさんはいる。


メンバーに尋ねると


おっさんは、有名な大学の教授とのこと。


この日もノートップだった。


おっさんが、顔をあげるとリーチ。


そうすると、なぜか、わたしが振り込んでしまう。


おっさんが顔を上げる→わたしが点棒とチップをはらう。


このくりかえし。


このままではいかん!


おっさんが顔をあげると寒気がする。


わたしは、おっさんを攻略すべく


必死で、自分の敗北の理由を考える。


おっさんがいるかぎり、


成績は安定しない。


大事なお金をこれ以上、奪われてたまるか。


コノウラミハラサデオクベキカ

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自分の都合だけで打っている。 [雑記]





麻雀は、謙虚であることが困難なもの。


たくさんのひらめきを持って


舞い上がり、気が付くと


とても狭量な麻雀観しか持てていない、


なんてことは日常茶飯事。


自分の麻雀を俯瞰して


客観的にとらえる力を養う必要がある。



一発裏のないルール。


30,000点以上 プラス加点のルール


ドラの東が一枚もみえていない


東3局


南家


終盤。


残りのツモは4つ。


南家のときには、いつもハイテイヅモを計算に入れる。


47ソウ待ちの「たんやおちゅう」のビミョーなテンパイをもらう。


ビミョー、というのは


牌山にいるのか、いないのか、ビミョー。


他家はみんなドラを抱えて苦しんでいるのではないか?


そんな雰囲気。


ドラの東を1枚持って、どうにもならなくなっている。


もしくは、2枚持っていても、和了には遠い形。


ドラが散らばっているのであれば、


散らばっておのおのの手の中に組まれているのであれば


私がリーチを打てば、


まず、他家はむかってこない。(だろう。)


リーチを打てば、


テンパイ料はもらえる。(だろう。)


そして、ノーリスクで、ハイテイでツモ和了できれば


2000,3900


うまー。


わたしは、ノリノリでリーチを打つ。


リーチを打たずに損をすることが嫌だから。


自分の都合だけで打っている。


うはうはだわー。


和了できず、流局。


後で、冷静に振り返ってみれば、


ドラの東が1枚も見えていない状況で


ダマで和了できる手組で


リーチにゆくことって


ちょっと、思い上がっている気がする。


上手くいかなかったときのことを


しっかり考えていない。


例えば、リーチ後に、ドラの東を掴んで


親に仕掛けられて11600を振込ことや


対局者全員のお荷物牌だった、ドラの東が


場に切れることで、


他家もテンパイに向かって


息を吹き返す可能性も高い。


あと4巡もあるのに、


自分に都合のよい理屈しか考えていない


「他家をおろして、ハイテイツモ、うはうは。」


これだけの思考は、あまりにも薄い。


麻雀は、失敗すれば、反省をする。


どうすれば、うまくいくのかな、と考える。


けれど、そうでない場合は、


成功すれば、それでいい、と思うし


成功しなくても、失敗をしなければ


それでよい、と思ってしまいやすい。


けれど、自身の主観とは


関係のないところに、麻雀の深さは存在する。


どんなときも、事象を精査する。


どんな結果であっても、事象を精査する。


打牌の理由が、自分本位の言い訳にならないように。


どんなときでも、800字詰めの原稿用紙4枚くらい


打牌の理由をかけるように。


いつも、いつも、考えていなくてはいけない。


そうしているうちに、いつか


考えなくても、できることが増える。


引き出しが増える、というやつだ。


楽な打牌に、未来はない。


まだまだ、どこまでも果てしない


道の途中なのだ。




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役牌 [雑記]


これまでは、
手の内に安全マージンがとれそうな牌が揃えば
まず仕掛けて、その手牌のなかに打点を求めていた。
例えば、ピンズが安い場で、手の内ピンズ2ブロックの未来が見えたなら
仕掛けて、その和了易さ、安全さを軸に打点を重ねる。
その条件が整わないとき、もしくは、
面前効率と打点が異様に高いとき(清一色、タンピンなど)
には、面前(仕掛けない)選択になる。
振り込まない条件が整っているのに、仕掛けないことは損、
だと、そういう風にも思っていた。
面前のメリットについて考える。
ルールによって差異はある、と思うけれど。
一発裏赤ありのルール
⇒仕掛けても赤があるので、打点がともないリカバリーが利く。
 早い仕掛けの打点の伴わない和了も、「他家のチャンス手」を潰している、と考えたなら
 それはそれで効果が高い。
競技麻雀(一発裏赤なし)のルール。
⇒仕掛けて失うモノはリーチと門前ツモ(と食い下がり)だけなので、
 守備さえ整っていて場仕掛けのメリット大。(個人的な意見です)
なので、一番仕掛けないほうが良いルールは
一発裏ありのルール。
⇒リーチの価値が大きく、一発や裏の破壊力も大きい。
 これを放棄することはかなりの痛手。
仕掛けの良し悪しは場の状況判断にもよるのだけれど、
ただ、門前麻雀を勉強しているわたしが最近痛感しているのは、
「役牌はイチなきしないほうかよい」のではないか?ということ。
一枚ふかした(ふかしんではない、スルーしたの意味)
役牌は最強の盾となり、最強の矛となるのでは。
特に中盤。
守備牌としておろしても、単騎にしか振り込む心配はない。
攻撃として待ちに構えれば、
他家は単騎待ちにしない限りその牌を止めることは難しい。
まだまだ勉強中の門前麻雀だが、
これまで「必ず仕掛けていた牌を我慢して見える未来」
その選択肢がとてつもなく多く面白い。
麻雀は、やはり変わらず面白いのだ。





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ぼくのわたしの大三元


赤と緑、白


赤と青と白


美しい。


大三元は美しいのだ。


そうおもわないひとは、いない、きっと。




配牌の中に三元牌のタネを見つけたなら、ドキドキする。


どんなときも、大三元を考えないことはない。


配牌の中に、白が一枚あるだけでも、わくわくする。



一発裏なしの30000点以上が「プラス評価」のルール。


テンパイ料がとても大きく300・500にも価値があり


3900オールでもツモることができれば、まず安泰。


東2局に、東のドラをツモられて倍満。


東3局親番。


九ワンチーのチャンタ含みの手牌が大きく育った。


一一白白白発発  ポン中中中 チー九七八


白も発も場に一枚も見えてはいない。


白を持ってきたときにどうするか?


そのままツモ切るのか?


それとも、嶺上牌を覗きにゆくのか?


このままダマにしておいて


ぴょこっ!と発がこぼれるメンツではない。


ならば、白を持ってきたなら、加カン?


確かに、嶺上にいるのが一ワンでも8000オール。


とても魅力的な打点だ。


私の願いは、


①発をツモること。


もうひとつは、


②他家がリーチをかけて、発をツモ切ってくれること。


他家にリーチを打ってもらいたいのであれば、


白を持ってきても加カンはしないほうがよい。


リーチを打たせて発を振り込んでもらう。


けれど、もし嶺上に発がいたら?


白を加カンをして、他家を封じ込めて


ひとつでも多く和了抽選を受けたほうがよいのでは?


どうしよう、どうしよう。


4枚目の白への対応の準備が整わないまま、


白を持ってきてしまう。


準備ができていないので、すこしラグができる。


白を加カンしないで、ツモ切る。


しまった。


白が「通常の牌とは違う意味を持つ牌」だという


情報を他家に与えてしまう。


当然、みなベタオリ。


結局一ワンをツモ和了することができて6000オールだったけれど。


嶺上牌が気になって仕方ない。


思えば、4枚目の白は「加カン」をするべきだった。


競技ルールなので、加カンをしても


新しいドラは増えないし、


嶺上ツモまで考えると


8000オールもしくは16000オールの


抽選を受けることもできるわけだし。


大三元を見せることで、他家への制止にもなる。


嶺上で和了すれば、ホンイツに複合させた「チャンタ」の


一役も、その価値を増す。



いやはや何にしても、準備が足りない・・。


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おかねのちから


「レートが乗ってたほうが、ゲーム代の


負担は少ないし、内容もひどくない」


レートを乗せてそこそこの成績であれば


麻雀を打てば、どのみち出てゆくゲーム代の負担も少なく


お金がかかっているから、余計な講釈もなく


ひどい打牌も少ない。


ということらしい。


確かに、ノーレートでなめた麻雀を打たれると


死にたくなる。


時間も想いも全て笑われている気がして。


一生懸命打てば何の問題もないのだけれども。


「どうせかかってないんだから!」


麻雀にそんな風にとり組めるヒトは


きっと何に対してもそんなカンジなんだと思う。


「どんなときでもちゃんとしよう」


とは思わないヒト。


「かかっていようが、かかっていまいが


おんなじ麻雀じゃん。ちゃんとやれ!」


と思う。


どんなときも。


そうしないとね、


ちゃんとしてないとね、


あとで、


人生の最後のほうで


ちゃんとしとけばよかったって


死ぬほど後悔するんだよ。


だから、大切にしないと。


テキトーにしてよいことなんて


ひとつもない、と。


テキトーにして後悔しないことなんて


ひとつもない、と。


現在本当に、痛感してる。


ノーレでも、オンレでも


テキトーに打ってるヒトとは


打ちたくない。


人生の時間が勿体無いから。


オンレならノーレより、ちゃんと打てるから


やむなく賭け麻雀打ってるヒトもいるんだろな。


なんか悲しいな。


どんなときも、たいせつに。


簡単にみえて、とても難しい、


これが今年も目標かなあ。















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邂逅の価値

「みんなわがまま。わがままさ」


お金を賭けない麻雀で、テキトーな牌を

押されたり、ナメプな見逃しをされたりすると

サイコーにシラケて、二度とそのひととは

打ちたくなくなる。


わがままさ。


お金を賭けて打ったとして

「なんでおれ、金賭けて打ってるんだろ?

麻雀でお金が欲しい訳じゃないのに。

お金を賭けないとちゃんと打てないメンツ

と打っても、どんどん気分が下卑ていくわ」

つまんねーな。


わがままさ。


麻雀は実は恐ろしい位「平等」で、

「真実を写す鏡」。

自身のステージに合わせた卓でしか

打てないようになってると思うのだ。

最近本当にそう思う。


つまんないノーレートしか打てないなら

それは、自分のステージが

「つまんないノーレート」だ、ということ。


金賭けないとちゃんと打てないメンツしかいないなら

自分がそういうマモニズムステージだ、ということ。


ウマぶり連中が集まってくるなら、

自分が「ウマぶりくん」だということ。


結局、他人に文句言ってるのって

自分に文句言ってるのと同じさね。


だから、どんなときでも、

ちゃんと自分の打ちたい麻雀を

しっかり打とう。

どんな相手でも、どんな時でも。

それが、ひどい内容なら

自分の力不足だ。

そしてちゃんと打てないなら、

「打たない」こと。



どんな悪路も乗り越えて

辿りつけるゴールだから

きっと意味がある。


つかさ会の品質が下がるのであれば、

それは、参加者の責任ではなく

自身の「麻雀への情熱の翳り」のせい。


幾星霜


せっかく、麻雀を通して巡りあえた

大切な人たちとの偶然のいくつかに

大きな意味を持たせることが

できるように。


粛々と麻雀に臨みたい。








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