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ハロウィンへっぽこ大戦

よい、天気だ。


実によい天気。


抜けるような青空、オバQ線にのり


麻雀のハナシをしながら渋谷に向かう。


ノーレート雀荘の対抗戦。


「まぁじゃんよつば」さんから、


これに参加する機会をもらった。


費用から何から何まで、整えてもらって


至につくセリ、保護者付きでの参加。


ヨツバーズとして、楽しい麻雀ってやつを


まんきつして、結果を出す。


みなさんの期待を背負ってる訳だから、


万が一にも、敗退なんて


そういうのはやってない。


こういう大会って瞬間風速だから


4人の仲間のうち、誰かが


吹き上がればよい。


吹かなきゃ吹かせればよい。



へっぽこ麻雀初段のわたしは、


最近もっぱらエンジョイ勢。


コロのナの影響のもと、サークル活動は自粛中。


ガチな麻雀や勉強会はずいぶんご無沙汰。


知らないひとと打つことそのことも


ずいぶん久しぶりのことだ。


ポカポカ気分で、ヤーシブに着き


めちゃめちゃ迷子になりながら


タクシーで「オクタゴンさん」へ。


街はマジカルハロウィン。


コスプレのみなさんを横目に


エレベーターにのりこむ。


アンバサダーをされてるタカハル氏の


小粋な挨拶のあと大会が始まる。



「賭けない麻雀」なんて、何がおもしろいの?


真剣勝負にノーレートって意味不明!


負けて払うことが嫌なら麻雀打つなよな!。


これまでの時間で、散々ディスられ続けてきた


ノーレート麻雀。(個人的な所感です)


だけど、幾星霜、令和の時代。


「麻雀は賭けなくても楽しい」


このことが当たり前なひとたちが


こんなにたくさんいる。


「麻雀の正しい魅力」を、


理解しているひとたちが


こんなにたくさんいる。


麻雀が高潔な「対人頭脳ゲーム」であること。


このことが認知され「博打ではない麻雀」


これが、ようやく時代のスタンダードに


なりつつあるのだ、と思う。


万感の想いに浸るイトマもなく


卓組みが決まり対局がはじまる。


あれ?


なんか、予想してたのと違う雰囲気。


へっぽこ麻雀全開で戦うつもりだった


わたしは、ものものしい空気に気後れする。


これ、ガチなやつじゃないすか?


空気がどうあれ、打つ麻雀が変わることは


ないはずだけれど、ビミョーに深度が変わる。


最初から、負けるつもりなんて


1ミクロンもないけれど、


これは、よっぽど気合を入れないと


勝ち抜けないだろうな、と感じた。


「打てるひとオーラ」が、


会場を包んでいる。


そうだよな。


当たり前のこと。


ノーレート、ということは


お金で責任が取れない、ということ。


店の期待を一心に背負っている


本当に冗談でも疎かにできない


そうだ。重い対局だ。


へっぽこ麻雀の有段者であることを忘れ


対局に全集中をする。


「ここで結果が出せなければ


所詮その程度だ、ということ。


これまでも、これからも。」


絶対負けるわけにはいかない。







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