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清一色

清一色。
配られた13枚が、それしかないよな、というくらい。
清一色のよい感じだったので、ドラを一打目に叩ききったなら、下家のおやばんさんに仕掛けられた。
なんとなく、四七ワンがボンヤリ切りにくくて、最終的に八ワン単騎で自分の河をみたら、マンズがえらいことに。
たぶん8回くらい失敗してる。
下家親番、たんやおドラ3の12000をケアしながら、
清一色を組むことは、難しい。
振り込んだなら、おしまいだもの。
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ぼくたちのちゅんま

世界で一番暑い夏は、一瞬で駆け抜ける。
インターナショナルでグローバルでワールドワイドに麻雀を学びたい。
その夏は、そんな季節だった。
世界中のどこにでもバスケットボールのフープや、ビリヤードのプールが存在しているように、麻雀もいずれ全世界に拡がる。軒先に麻雀卓が踊る、そんな時代もくるはずだ。世界麻雀の時代の訪れを感じていた我々は、とある夏の日、その時になって慌てないように「中国麻雀」を学ぶことにした。
暑い陽射しのもと、空いた時間を見つけて、我々は81の役を覚える。
私が一番最初に覚えた役、「ちーしーぶーかお」。手牌構成が一本道で実に潔い。一番得意な役だ。キン肉バスターのように、逆転の決め技としていつでも繰り出せるようにしている。

三年ぶりに、中国麻雀を打つ。得意な「ちーしーぶーかお」のイーシャンテンで自分の河をみて腰が抜ける。切った覚えの全くないウーピンが1打目に切られている。
中国麻雀恐るべし。
超弩級のフリテンである。
ウーピンがフリテンでなければ、4枚目の中、和絶頂のオマケつきであがれていた。
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トリプル


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役満より、難しいとされている三倍満。

これを、「トリプル」といって

涼しげに、和了することに憧れていた。

6000、12000

12000オール

どちらも、まあかっこいいすわ。

満貫が3つで、三倍満。

ネーミングも洒落てる。

倍満から、トリプルまで、

何故、3役必要なんでしょう?

10本折れて、一本足りない!

なんていうのは、しょっちゅうだから。

まあでも、11本折れて、

というところも、なんかかっこいい。

うん、トリプル、かっこいい。

画像のトリプルは、

りーぱつつもたんさんしょくどらさんうらさん。

折れすぎやで。


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一巡回さないの?

「何で、一巡回さないの?」


「一巡火を通せば、高くなるのに!」


今は昔。


テンパイ即リーチはあわてんぼう。


てがわりを待ってダマにするなら、


てがわりをするまでリーチは打たない。


即リーが打てないなら、シャンテンに戻しなさい。


など、色々なことが言われてきた。


そのなかでも、


「1巡回そうぜ!」


これは、おそらく、1巡待って


「てがわりをした過去の経験」が


たくさんあるから、だと思う。


2巡目に、てがわりをするには


1巡目に、てがわりしてないことが必要だし


3巡目に、てがわりをするには、


1巡目と、2巡目にてがわりしてないことが必要。


どこまでいっても、1巡目が一番


てがわりする、という結果になるのでは。


この1巡火を通す、って感覚、


人間味溢れていて、個人的には大好き。


まあ、自分は、ひょっこりツモったりして


損した気分になることが大嫌いだから、


基本的には、即リー、もしくは、


テンパイ取らずです。ええ。


昔は、よく火を通してリーチ打ってました。 


あと、仕掛けが入ったなら、流れが 


変わるので、リーチ!とか。


即リーが「はしたない」と言われる文化もあったくらい。

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ちんりぷてぃ(訂正)

コメントでご指摘をいただき、

「ぎょっ?」となって

Google博士のところにゆく。

ちんりぷ?りぷてぃ?

[×]→チンプリティ

○→チンリプティ

30年間ずっと、チンプリティだと

思い込んでました。すみません。

呼称、あやまってました。

西原理恵子さんのマンガから勘違いしたまま

引用し続けたのだと思います。

遠い昔予備校生のころ。

いっちょまえに現役合格をかました「Yにょ」。

我々のセット麻雀は、この花の大学生の

「Yにょ」によって作られたものだった。

●レートは、ピン(俺たちは継子だから点⑤)

●風牌は、東場は東と西。南場は南と北。

(ダブル西、ダブル南あり)

●積み棒は、場に1500点

●四本場からは、二飜縛り 

●自力八本場からは、あがりはすべて役満

●パオあり

●カンぶりあり

●役満の重複あり

大七星(字一色七対子)、大四喜、

天和、四暗刻単騎、国士無双13面、

純正九連宝燈、はダブル役満。

●人和あり

●流しマンガンあり

●国士無双暗槓あがりあり

●四槓子は、四つ目のカンで成立

●緑一色は発必須

●大車輪あり

●九連宝燈は、マンズののみ

(マンズの役満 九連宝燈

ソーズの役満 緑一色

ピンズの役満 大車輪)

●リーチ棒は、リーチをかけたアガリ

でないともらえない。

●南ラスあとトップでも33300持ってないと西入。

●ツモピンフなし

そして

●鏡役満(チンリプティ)は、八巡で成立。

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ちんぷりてい(鏡役満)

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追撃。 
あと一巡で、チンプリティだったのに。

まあとはいえ…
そんな予感はしていたけどね。
チンプリティ不採用だった。
確かにフリーで採用してるのって
ほとんどみたことない。

チンプリティはローカル役だよ。
なにいってんの?おっさん正気か?

そんな空気しか流れてない。

でもね、 

ちゃんと手役を追って、

7巡まで被せてるのって

自分は結構すごいと思うんだけど。

流しマンガンとか、

パオ責任払いとか、

トラブルを未然に防ぐことを目的として

ひっそりと消えていったローカル役たち。

わたしは、ローカル役大好き。

だから、ローカル役は全部採用で

打ちたいな、と本気で思います。






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嶺上開花

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親番のひとが仕掛けたから
親リーの驚異もない。
「いまだ!」と思い大明槓。 
トイトイに変化したり、ドラが増えたり
ドラ本体を引いてきたりとかでもいいかな、
と思っていたなら、
さんぴんがどストライクバルキリー。
「こんなんおるかねー!
ツモー!
ツモ
ツモ
16
 4
 2 
2
ふたはね

「役牌、と、嶺上開花」

やっすー。

でもね。

咲ちゃんみたいで、

気持ちよかったです。

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山越しlove


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上家からの和了牌を見逃して、下家を冥界に送る。
まあもちろん、実際には
手出しが入っているので正確には山越しではない。
けれど、ほんのちょいの違いで、
上家はセーフ。下家はどアウト!
山越しlove
こういう場面のあと、上家はツキがきて
下家はスーパーヅガンとなる。
いにしえのフリー大戦なんかでは
サシウマを握っている相手からの
直撃が欲しい時などは、
山越しは強力な武器となる。

この国士無双、まだテンパイではない
可能性のほうが高い。
ちなみに、ロン牌は、国士無双テンパイの
瞬間、牌山に三枚寝ていた。

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直角16000?

ピリピリしてる南3局。
トップ目との差は6000点親番。
ドラは中。
123s789p中 チー978s チー879m
この12000のテンパイのわたくし。
5s手出しのリーチを受けて
スジの2ソウをつかみ
切ると、16000点にささりました。
もちろんイッツーで
134556789
ここからの5切りは大いにありあるのだけれど
清一色でのこの形までは、想像できなかった。
ここを受けて現物を抜いても
オーラス条件変わらずならば 
我慢してみてもよかったかも。


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ドラを活躍させる。

一三四五六八九⑥⑦⑧355

ツモ六

東3局親番  

点棒ひらたく

下家がマンズに染めてる。  

何を切る?


ドラの六を引いたこと。

これだけで、打点は十分だ。


下家にマンズが高いのだから、ドラ六打ちはよろしくない。


イッツー以外の手組みを考える。


ドラに活躍してもらうのだ。


一三四五六六八九⑥⑦⑧355


一を切って、六七45引きリーチ


を考えて、その前に355の部分に6ソウや2ソウをひけば


さらに違う変化も考えてみる。


五ワンを引いたり、四ワンを引いたり


カン二ワン 七ワン固定のイッツーにするより はるかに柔軟だ。


そもそも、イッツーに固定すると、仕掛けて2900にしかならない。


マンズの高い場で、マンズ受けに向かって組むべきではない。


ちなみに実戦では、一より先に九を切った。


一三四五六六八⑥⑦⑧355


自分が3枚使っている六九と、七ワンがないとどうにもならない


マンズの上から先に処理したい。


6ソウツモ。ソーズ2メンツ想定打一ワン


三四五六六八⑥⑦⑧3556


ツモ8ソウ 打3ソウ


三四五六六八⑥⑦⑧5568


上家の七ワンをチー 7ソウをツモの4000オールだ。


四五六⑥⑦⑧5568 チー七六八  ツモ7




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チャンタのすすめ

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チャンタは、かっこいい。
東京リーチ麻雀ばかり打っていた自分は、
赤なし麻雀を打つまでチャンタは知らなかった。
チャンタは赤5を完全拒否の孤高の手役。
(北九州で大人気の完全先付け場に1500のルールであれば、赤は3だけど、食いタンがないルールは
あまり好きじゃないから、もっぱら東京リーチ麻雀ばかり打ってたす。)
玄人感がパネェので、うまぶりたくて
チャンタの練習ばかりしていた。
何でもかんでも、とりあえずチャンタ。
134からは、4を切り、
ヤオチューパイが重なってると、ドキドキする。
そうしているうちに、チャンタはそれだけでは
実に扱いにくい、割に遇わない手役だときづく。
こ、これは、わりにあわない。

チャンタのデメリットは、
①遅い
②仕掛けると安い
③待ちが愚形
このあたり。
遅さをクリアするために、仕掛けを覚えて
打点を補うために手役の複合を覚えて
待ちのアガリ難さをカバーするために
場の状況を把握する力を身につける。
チャンタを知るために、
チャンタを知りたくて
麻雀を学ぶことができた、と言っても
過言じゃないとおもうんだけど。

チャンタのメリットは
①使える牌が実は多い
②手役を複合させると破壊力ばつぐん
③相手の使いにくい牌で待てる→和了しやすい

さらに、チャンタ界のサラブレッドである
純チャン。
チャンタの王様、清老頭。
魅力は果てしない。



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一通と三色

一三四五六八九⑥⑦⑧355
ツモ六

東3局親番  
点棒ひらたく
下家がマンズに染めてる。  

何を切る?

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高得点へのわたり

こちらから、みていると⑨がいっぱいでてくるそんなイメージでした。
ただ、本手であることは間違いないから、あまり
強く押し返す気持ちもありませんでした。
結果  
四四五五六六⑤⑥22456
ツモ④
のハネマンをツモられました。
四四五五六六⑤⑥⑨⑨⑨246から、カン3ソウの場の状況が良かったので打⑨。
2ソウが重なってタンヤオにわたる。
雀頭のスライドがうまくいきましたね。
ダマテンだと⑦で3900
競技だとリーチ判断が難しいですね。
南場、20000ちょい持ち
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さんれんこう

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九九112233457白中

2巡目。

ここからクラッシュポンで2ソウを仕掛ける。

序盤に2ソウがない、という情報を落とせば

1ソウ3ソウターツの人間も、3ソウ4ソウターツで

抱えてる人間も、ソーズの下は弱いと判断して 

払ってくる可能性も高い。

2ソウポンを仕掛けることで、トイトイを匂わせ

字牌をおさえることで場に容易に打てない牌を生み出す。

二段構えの作戦。

1145789ポン333ポン222 

ここに、4ソウを引いてくる。

ああこれは、きっといにしえの役 

三連刻に受けたほうがよいのでは?

そう思い、1144789

に受けたら、速攻で6ソウを引いた。

形の変化にあわせたなら、裏目をひいた。

競技ルールの12000逃しは目眩すらおぼえる。

いい気分の選択が裏目になるときは、

慎重にならずに、機敏な軌道修正を。 

9ソウをきり、ソーズをめちゃ高くして

ひとりテンパイを狙う。

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牌に慣れる為に

次の日。


わたしはいつものようにその店にゆく。


点5の卓は特別な卓。


いつもたつわけじゃないし、そもそもこの店に


「点5」などというレートは存在しない。


今日はピンで。怖いけど、麻雀が打ちたい。


店に入ると、Kさんが


「おう。コーヒーでいいか?」


といつものように、声をかけてくれた。


少しほっとして、今日も打ちたいことを伝えたい。


昨日は、すみませんでした、


と口にするよりも早くKさんが


「これ、ほら。」


と、私に麻雀牌をくれる。


くたびれた東と赤くない⑤ピンだ。


「いっつも、触って牌に慣れろ。


ポケットにでも入れとけよ。」


私はいただいた牌を強く握りしめる。


嬉しかった。ありがとうございます、と口にする。


それと同時にもーれつに麻雀が打ちたくなる。


レートなんてどうでもいい。


今度こそ、ちゃんと打つんだ。


ドアが開いて、常連さんが入ってくる。


「おう、やるか?」


まるで、昨日のことなどなかったかのように


普通に点5の卓がたつ。


もう、打ってもらえないと思っていた私は


本当に嬉しくて、とにかく粗相をしないように


一生懸命に麻雀に没入する


麻雀で大切なことは、相手に迷惑をかけないことだ。


牌をこぼしたり、ためいきをついたり、


麻雀のゲームと関係ないところで、


他家に迷惑となる可能性のある行為は慎むべきだ。


麻雀は、打ってるのではなく、


打たせてもらっている、という気持ちを持ちたい。


だって、麻雀は、ひとりでは打てないのだから。




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親の錯誤行為 [つかぴょんの麻雀小説]

凍りついた超残念ムードの卓上。


往生際悪く、卓を再生しようと


一生懸命牌を拾おうとしている私に、


Kさんが、ゆっくりした口調で、


「チョンボだな、親チョンだ。


4000オールを払えよ。」


私は、手を止めて下を向いたまま、


「はい」と返事。


「すみませんでした。」


と、点箱を開くと、9000点位しか入ってなかった。

 

「すいません。とびました。」


はことびだ。


常連さんたちは、特に私を責める様子もなく、



「よし、そろそろピン卓たつだろ?」

 

と、軽く背伸びをして他の卓へ移っていった。


負け分を払った私は、


気まずくて、店に居られなかった。


「すいませんでした。」


そう呟いて店を出る。


私の言葉は、卓の洗牌音に多分かきけされた。


追いかけてくる言葉があったとしても


多分気がつかなかっただろう。


店をでて、ゲームセンターの脱衣麻雀を打つ。


残った1000円札を50円玉に替えて、


ひたすら牌を眺め考える。


「今まで、麻雀打ってて、あんな風に


牌山を破壊したことなんて一度もないのに。


ああ、多分もう、常連さんたちは


俺と点5で打ってはくれないだろうな。


ピンで打つことは怖いし。」


ピンは、点5の四倍のレートだ。


とてもじゃないけど、おサイフがきつい。


持ち金を確認する。


10000円ちょい。


ピンなら、2ラスでおしまいだ。


私は、このお金を持って


明日また雀荘に、行くことを決めた。


どうしても、またあの場所で


麻雀が打ちたかったのだ。




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手牌クラッシュ

手に伝わる牌の感触が心地よい。


一人前の麻雀打ちになったような気分だ。


一つのツモにドキドキが重なる。


タンヤオに赤が3つ。超勝負手が舞い降りた。


赤牌の3枚使いはご祝儀ももらえる。


イーシャンテンあたりから、もう自分の麻雀は


全然スタイリッシュではなかったんだ、と思う。


緊張と期待でふわふわしていた。


「おい、牌山を前にだせよ?」


常連の言葉も耳には入らない。


頑張って勝って、結果を出して


この店の麻雀打ちとして認めて欲しかった。


少し歪んだ自分の手牌をなおそうとした時、


いつもならそんなことにはならないのに


手牌13枚が真ん中からぱっくり折れて


信じられない方向に飛び散る。


自分の前の牌山と、河と、対面の河、


ご丁寧にリンシャンの牌山8枚を完全に破壊した。


空気がこおりつく。


あんなにポカポカでワクワクだった赤ドラ牌が


まるで、撃ち殺されたように横たわりこっちをみてる。


あ、あ、やっちまった。


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赤いプレリュード

大学に入って、腹一杯麻雀が打てる、


と、足を運んだ駅前の雀荘。


赤いプレリュード、耳のピアス。


学部の先輩Kさんが、その店で働いていた。


プレリュードはめちゃモテルマシン。


リトラクタブルの眼差しは


乙女のハートを釘付けさ。



ピアスとかもなかなか真似できない。



4コマ目の講義が終わると、その店へ。


ピンの卓がたつ午後7時くらいまで


点5で遊んでくれる。


めちゃめちゃスタイリッシュなK先輩と打てることは、


なんだか大人の階段を登っているようで


田舎者な自分は、とてもワクワクした。


その日も大学の講義がおわり


駈け足で、坂を駆け降りて[exclamation]その店へ。


入店すると、即座に


「おう、おつかれ。コーヒーか?」


Kさんがカウンターから声をかける。


このいっぱしのお客さん扱いしてもらえてる


そういう感じもまた、嬉しかった。


少しして、常連さんポツポツが来店。


「おう、点5で遊んでやるぞ!」


と、卓につく。


ここからの半荘2回もしくは、3回は


私にとっては、珠玉の時間。


こんな強いひとたちと、点5で打ってもらえる、


そのことが、たまらなく誇らしかった。 


だが、その日はいつもと、ほんのちょっと


様子が違っていたんだ。

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魔界の先ヅモ

サイドテーブルに、扇のように1000円札がささってる。


その1000円で、寿司とかうなぎとかたばことか  


ビールとかを好きにたのむ。


わたしは、「よろしくお願いいたします!」


と気持ちのよい挨拶をぶつける。


「やかましいのう、あいさつとかいらんのや!」 


いきなり同卓のおっさんに叱られる。 


「チー!」    


気持ちのよい発声をすると 「鬱陶しい」と舌打ち。


みな先ヅモをしているので、仕掛けが入ると


ツモが逆回転する。


先ヅモをしてすでに手の内にしまいこんでいるのだ。


「マンシュウ!」


ロンの発声もなく手牌が倒される。


とにもかくにも先ヅモがすごくて


自分がツモると、対面ももうツモっている。 


先ヅモがやむ時は、テンパイだ。  


これは、先ヅモした場合のチーポンロンは


できないルールのため。 


全員が先ヅモをしているのに


自分だけは、先ヅモしないということは


何となく大きく損をしている気持ちになる。


店員も先ヅモは注意しない。


注意するにしても 仕掛けがはいったときに


「ツモってきた牌返しなさいよ」


というくらい。

 

しまいには、「先ヅモしないやつがいるから


遅くてかなわん、と愚痴られる始末。」


先ヅモしたからって、そんなに


ゲームスピードかわらないだろうに。

 

でも、先ヅモあり、はこの店のルールなのだから


気に入らなければ、打たなければよいだけだ。

 

結局、セットが一番楽しいな。


魔界の麻雀は2 .3時間でおなかいっぱい。


麻雀は、「誰と打つか」が一番大切。   



  

  



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品行方正なぼく

大学に合格して、都内に凸して


ちょっぴりシチイボウイになった気がしてた。


短いあいだでも、きっと垢抜けているはずだ。


都内の雀荘は、マナーがよい。


点棒を支払うときも、


「おらっ!」


とか、


「ちっ!」


とかそんな擬音は聞こえない。


「ロン!1500点です!」


「はい!」


これよ、これ。


「なんじゃ、そのカスみたいな和了は?」


「せっかくマンシュウをテンパイしとったのに」 


なーんてこというひとは、いない。


「はい!どうぞ!」


と点棒を支払ってくれる。


役満だってさ


「こけ、こけ、こけ、国士です~」


などとあわてふためくことはなく


「ロン!48000.」


と、クールに決められちゃう。


これよ、これ。


かっこよさと静けさ


そこに生まれる隠然さ。


スタイリッシュなシティ麻雀を身につけた私は、


もう、恐れるものはない。


帰省の長い夏休み。


仲間内の麻雀に少し飽きてきた


私は、フリー凸を計画しはじめる。


キタキューシューのフリー麻雀で


自分の力をためしたい。


「おひとりさまでもあんしん」


黄色地に赤い文字が誘う。


天ぷら屋さんの二階。


ソフトピンの500円、1000円、ときいた。


キタキューシューではおそらく


私の知る限り一番おやすいレートのはずだ。


凸します。





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発声優先。謎ルール

ぽ、


チー!


私がポンしようとしたら


チーされた。


発声優先ってやつだ。


「早い者勝ち」


これって最近レアなルールなのでは?


発声が遅いこと=仕掛けの準備ができてない


という解釈なのだろうけれど。


私の好きなルールでは


よく知っているルールでは、


仕掛けは、ポン、が優先。


チーをするひとは、一呼吸おいて


ポンをするひとがいないことを確認してから


発声するようにしましょう。


そう習いました。


発声優先はトラブルのもとだと思うけれど。


ポンしようとしている牌をチーで妨害されるって


なんか違和感しか感じない。




仕掛けといえば、最近、面前嗜好だ。


仕掛けない未来が見てみたいわー


次のツモが超有効牌かも?


などと考えだすと、なかなか


仕掛けよう、という気持ちにはなれない。


どんな有効牌が待っていたとしても


こりゃ仕掛けないわけにはいかないぜ!


という牌しか、仕掛けられな⑨なってきてるっす。


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おれの中かえしてよ

一二三④⑤⑥⑦⑧233中中
ツモ中

きた~!

よっしゃあー

上家から、声がかかる。

「にいちゃん?ポンじゃあ、ポン。

今手のなかにいれた牌を返せ!

強めに叱られる?

え?発声なんてしてないじゃん?

対面のおいさんが、手牌を2枚晒してる。

サイレントポン

全くもって無発声。

おれの中はどこかに行ってしまった。

③を引いてテンパイした。 

リーチでもダマでも

中のありかをはからずも

知っている自分が、

中を待ちになんてできないよね。

3ソウを切って両面待ちリーチ。

一発で中を持って来る。

ちくしょー。

たのむから、発声して?

マナーじゃなくて

ルールだから?

よろしくお願いいたします


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なにまちなのさ

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なにまち?
①?
ということは、⑦?
リーヅモ?
トリプルあるかしら。
こういうのって、ほんとこまるよね

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裏ドラオーバーキル

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ぺろん
とめくったら、
9600が24000に。  
裏ドラでのオーバーキル。 
競技なら、役はリーチ。 

こんがり焼けてるやきとりマークが
これまた煽ります。

この和了のあと、ラス半
スキップを踏みながら帰宅した様子。


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崩壊後の世界

ぐごごごご
ぐごごごご
「シャドウを待ちますか?」
ぐごごごご

世界が、崩壊してしまった。
なんかよくわかんないけど
コロナウィルスのおかげで
みな、胸を張って麻雀が打てなくなった。

あれから、いちねん。

ポツポツとサークルの仲間と
麻雀を打てる機会がふえてきた。

歩きだせば、きっと仲間に再びめぐりあう。

ひさしぶりの麻雀は、大切な麻雀。

楽しい麻雀が好きなひとには、

エンジョイ、楽しい麻雀を。

ガッツリガチ勢には、

頭がいたくなるくらいの

苦しい麻雀を。 

飲食をせずに、マスクをして

打てば感染のリスクは低いはず。

ましや、自分みたいな面前派は

ほとんど発声しないから、

リスクめちゃひく。

早く、コロナおさまって

春が来ないかしら






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絶対にテンパイできない呪い

東一局。
上家からリーチ!
親番開局。
おりることなんかまず考えてない。 
リーチのあと、4巡ほど
わりとギリギリの牌をおす。
がんがん押し返す。
おりゃあおりゃあおりゃあ! 
イッツーとピンフオアの
明るい未来がみえるくっつきテンパイ。
だけど、イーシャンテンなのに
くっつきテンパイと、69ソウの受けがある。
あれあれ
おかしいなー。
どうしてだろう?

ひいふう
みいよう
[?]?
一枚、
足りない。
あぶねっぺー。
足りてないっべ!
あやうく、リーチにぶちささるとこだった。
けれど、
押し返して押し返して、
この形になるまで
少牌に気づかないって、ちょっとドイヒー

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てんばっているのはひとりじゃないぜ!

学生時代。
私がノリノリでリーチをかけると、
「てんばっているのはひとりじゃないぜ!」
とのセリフとともに、追いかけリーチがかかる。

これが、私は大好きで、どうしても
このセリフを使いたくなった。
若い青年との対局で気持ちが若返っていたのかも。

希望者を集めての麻雀。
麻雀のゲーム性を破壊しないのであれば
多少のおしゃべりはおーけ!

下家は、きっとノリノリで
「いくしかなしこちゃん」。
近い未来にリーチがささることを
私のスーパーコンピューター
脳内「じゃんピューター」が予想する。

下家の河に四七ワン。
私の手牌も四七ワンテンパイ。
先制リーチを打つことで、ダマ四七を
拾いにくくすることは、ナンセンス。
下家のリーチを待ち、その現物打ちで
七ワンがダマで拾えなかった場合、
追いかけリーチをぶつける。
ダマでのかわし手を、ダマで拾えないなら
リーチをかけて本手にしてぶつける。
二段構えのさくせんだ。

下家が
「おまたせしたした!」とリーチ。
下家のリーチの巡目に
四七ワンが打たれなかったので
私は、ツモ切り追いかけリーチを敢行する。
意気揚々
おろかにも、うかつにも
自分のツモ牌をろくに確認もせず、

「てんばっているのは!」

「ひとりじゃないぜ!」

「リーチ!」

うおりゃあー

………
手の中の牌をみておったまげた。

四ワン

ツモってるやん。  
ちょ、待って、ツモ、つも。

麻雀は発声がすべて。
「リーチ!」
と発声した以上、リーチだ。
私は世界一悲しみに満ちたフリテンリーチを打つ。
「麻雀の神様」はこの手の「おふざけ」を
絶対に許さない。
案の定、下家にカンチャン7ソウで
ゴンニはゴーゴーを振り込む。
 
これからは、
「てんばっているのは、ひとりじゃないよ」
で、一呼吸して、ツモ牌をかくにんしてから
発声しよう、とはんせいしました。
おわり

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いけないワンチャンス

ワンチャンあるで?


ワンチャンあるかも?


ワンチャンあるかな?


世の中のワンチャンあるかな?


は、まったくノーチャンスであることが


ほとんどなのだけれど、


麻雀におけるワンチャンスは


めちゃくちゃきけん。


ワンチャンス。


その背景によって意味がかわる。


例えば、ダブリーがブッ刺さったとして


打ち出せる牌に根拠がないなら、


ワンチャンスに頼ることも悪くはない。


けれど、打牌が重なり、卓上に景色が


生まれたならば、もうワンチャンスは


考えないほうがよい。


そのワンチャンスの牌を


もし持たれていたなら、


「振り込まない為にワンチャンス


をたより、逆にチョー危険牌を切る」


というよくわかんないことになる。


ワンチャンスは、特定の牌が4枚みえる


ことで、その牌を跨いだ両面待ちへの


振り込みの可能性が少ない、という


ただそれだけのこと。


単騎やシャボ、カンチャンへの振り込み


の可能性はまだ残るわけだから。


考えなければならないことは、


相手の手牌の構成だ。


どの色をどの形で持っているのか?


誰がどのように、ターツを組んでいるか?


つねにそれを考えながら打つ。


それを延々と繰り返すことで


見えてくる景色がある。


終盤に手出しされた周辺の牌は


ワンチャンスで合っても危険。


打牌選択には必ずその理由がある。


最終手出しが6ソウだったとしたなら


テンパイまでのターツ構成に


6ソウは最重要な牌だった可能性が高い、


ということ。


667?


いずれにしても、その6ソウは


途轍もなく大きな意味を持っている


その可能性が高い。


ワンチャンスは使えない。


けれど、相手の手牌推察が届けば


「ノーチャンス」にたどり着くことができる。


場に6ソウが3枚みえていて、


他家が5ソウを手出し。


そこにソーズのターツが存在している


とすれば、そこに4枚目の6ソウが


いる可能性は高い。


すると、7ソウ8ソウは両面ターツには


振り込む可能性がない牌、ということになる。


全体的な場面の掌握の入り口は


相手への小さな推察の積み重ねだ。






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せきにん、とってね?


テンパイ即リ!

発を「ポン!」

ツモ切った中を「ポン!」

「白」を掴み、美しい48000を献上した。

雀莊の壁に、

「役満おめでとう」と短冊が貼られた。


あれから、30年。

「リーチを打たずにいられない!」

自信しかない五八ワンリーチ。

牌山には、おそらく8枚くらいいるはず!

リーチをかけて、

サイドテーブルに置いてあるお茶を口に、

一発ツモは、五ワンかな?八ワンかな?

そんな風に思っていたのに、

なんか、緊急事態宣言発令。

発は一打目に切っておいたので

大三元の可能性は、まったく考えてなかった。

対面親番の三元牌ふたつの仕掛けに

上家も下家も受けている。

受けている、ってゆーことは

打てない牌「白」を抱えてるってこと?

じゃあ、白での振り込みは、

ほぼないってことかしら、かしら?


けれど、場の空気がそうではない。

「白つかめ~!」

「せきにんとってね~!」

無言の圧力がびしびし伝わってくる。

ぱお。

オレが白を掴んで、それがポンでも

えらいことになる。

ヌルリときたら、おしまいだ。

ずいぶんと摩擦のない牌を、つもった。

「あっちいー!」

叩ききった白に、

ポン!の声。

「せきにんばらい」

脇の二人が振り込んでも

半分はオレの支払い。

地獄。

場の空気が「大三元パオ払」を、期待している。

長い麻雀人生でこんな思いをする日が来るなんて。

白がロンというならまだわかる。

まだ、よくあるハナシだと。

しかし、パオとは。

自分のリーチピンフの手牌を見つめる。

自分のツモ番では

「お願い!五八ツモってください!」

親のツモ番では

「お願いいたします!ツモらないでください!

ホント死んじゃいます!」

祈るような時間が続く。

結果、親の待ちは④⑦ピン。

3キロは痩せました。




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一瞬の大三元


四コマ目の講義が終わり、

いつもの雀莊へ向かう。

「おばちゃん。やきそば~」

めちゃうまな「やきそば大盛り」

を注文。

そのまま閉店まで打つ。

一時間150円の場代。

オリエンテーリング同好会という

謎のそのサークルで、

麻雀好きなO先輩に出会い、

気がつくと、私は麻雀ばかり打っていた。

私はその先輩が大好きだったので、

誘われて断ることはない。

くるひもくるひも、麻雀を打っていた。

その先輩が、

「好きな娘ができた」

というスタイリッシュな理由で

大学を中退するまでの半年の間、

ずっと一緒に麻雀を打っていた。

ダマテンをかっこよし、

振り込みかっこわるし、

謎の文化のそのサークルでは

とにかく、リーチがお得。

まげまくってれば、だいたいオケ。

ただ、このO先輩だけは、

リーチに向かってくる。

リーチと戦うことを楽しんでいる。

そういうところも大好きだった。

忘れもしないとある夕暮れ。

窓から差し込む西日のなかでの対局。

その日、最初の半莊で

いつものように

テンパイ即リーチ!

リーチ後に、切った発を

O先輩が「ポン!」

その次にツモ切った中を

これまた、O先輩が「ポン!」

そして、

案の定。「白」を掴み、

美しい48000を献上した。

雀莊の壁には、

役満おめでとう、大三元と

短冊が貼られた。

あの時の白の感触を

いまでも覚えている。

リーチをかけると、和了牌以外

全てツモ切らなければならないという

その恐ろしさ。

あれから、30年。

現在リーチを打っている私は

似たような状況に遭遇していた。






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