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サークルの運営について

コロナの影響を鑑みて
やはり、積極的にサークルを開催して
ひとを集めるべきではない
と、考えます。
現在は、社会そのものの
質が問われていると思う
耐える時だ、と。
告知をうってひとを集めて
感染者が出たなら
お店にも、参加者にもはかりしれない
迷惑がかかります。
「麻雀」そのものの社会的な
地位はやはり低く、
何かことがあれば、「麻雀なんか」
と、「ジャーナリズムの正義を
失ったマスコミ」に罵られることは
目に見えています。 

当面の活動については、
個別に「対局の依頼」をあずかって
打ちたいひとを中心に慎重に
「卓をたてる」かたちになります。
こちらからの告知や
呼び掛けは引き続き、自粛します。
「いつ、どんな麻雀を打ちたいのか」
希望がありましたら、
下記メールアドレスまで
連絡をお願いいたします。 
wing68777@yahoo.co.jp

可能な限り、安全で 
意味の大きい麻雀を打てれば
と思います。

「今週末、土曜日あたり、Mリーグルールで打ちたいッス!」

「ミューの決勝に残ったので、ミュールールで打ちたいでござる。

「天和出そうなので、バイニンルールで、オネシャス!」

「役はチートイツをおぼえました。
今日は、国士に挑戦だにゃ!」

など、連絡をください。

「ひと」と 「打つ」こと、 こそが
「麻雀の最大の魅力」なのに
それを奪っていくコロナ。

ネットで打てば打つほど、
リアルな麻雀が恋しくなります。

それは、「ひとと過ごせる時間
を大切にしなさい、
という自然界からの
啓示なのかも知れません。




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きみの四喜役

あ!
ひょい、と後ろから覗いた
卓の風景
DSC_7113.JPG
河をみると
方角を告げる牌が
溺れている。
四喜役が落ちている。
でもね
これは追えない手筋。
親リーチを受けて
七七779東西西
役満が必要でもないのに
ここから、親リーチに対して
無スジなど切りとばされちゃ
同卓者はたまったもんじゃない。
結果として西やら
東やら集まってしまったけど。
ノーレートなんだから
役満狙えばいいのに。
との意見もあるけれど、
ノーレートだからこそ
しっかりと打たなきゃならない。
いや、レート云々は
関係ないよね。
どんな時にも、しっかり
打たなきゃ
後で後悔するのは
自分自身だから。

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世界で一番暑い夏

夏。
もくもく入道雲。
風鈴が運んでくる涼風。
ときめきのこの季節。
当時、何故か私は
どこの大学にも合格できず
浪人形となる。
特別な夏。
夏期講習
お受験本番に向けて
周囲は燃え上がっている。
夏を制するものは
お受験を制する。
でも…
お受験本番まで7ヶ月もある。
そうまだ、焦る時間じゃない。
お受験よりも何よりも
当時の私は、 
モノホンの麻雀に飢えていた。
毎日のご飯代金として
親から700円支給されていた。
3つ100円のコロッケとおにぎり。
水を飲んで残りのお金は
大好きな麻雀のために使う。
予備校のあとゲームセンター
にお邪魔すること。
そこで、麻雀ゲームをすることが
その頃の唯一の楽しみ。
50円使って
二次元なアイドルと
タイマンでの対局。
そのアイドルとの
激戦のなかで、手役などを
勉強してゆく。
現在やるべき勉強は
それじゃないでしょ?
わかっちゃいるけど
やめられない。
麻雀のことばかり考えて
すげえ勢いで時が流れる。
受験参考書のかわりに
哭きの竜、を愛読。
意味は全然わかんないけど
雰囲気に酔いしれる。
チーって何?
ポンって、かわいいひびき。
講義中もノートの隅に
大三元、とか
国士無双、とか
落書きする始末。
とにかく役の呼称が
かっこいい。
イーシャンテンの言葉の意味を
知ったとき、なるほど、なるほど、
感動を覚えた。
ああ、ホンモノの麻雀が打ちたい。
神様お願いします。
頭の中は、麻雀でいっぱいだった。
ある日、旧友のKたん氏に、
同じ浪人形の友人T氏とともに
焼き鳥をご馳走になる。
3人で、とろけるような
焼き鳥と、
大人の味のする
ビールを煽る。
日々700円で、お昼と
おやつと麻雀(ゲーセン)を
全てやりくりしている
貧している私。
豊かではない我々に、
モノホンの焼き鳥を
食する経済力はない。
同級生のKたん氏は、
知ってか知らずか、
何かにつけて
我々にご馳走してくれてた。
焼き鳥とビールでとても
しあわせいっぱいの
我々は千鳥足で、帰路につく。
その道中、
麻雀の話をする。
麻雀が打ちたくて仕方ない。
ホンモノの麻雀を打ちたい。
本音をぶちまげる私。
麻雀を打って、
日々をエンジョイしながら
それでも志望校に
合格する物語がよい。
そんな、私のクズ全開の
青春の叫びに、
Kたん氏が答える。
「今から、家で打つか?
牌ならあるぞ?」
え?
えー!
ウソウソウソ!
やったー。
麻雀が打てる。
麻雀が打てる!
麻雀が打てる!!
嬉しくて、跳び跳ねそうだった。
二次元ではない麻雀。
立体のやつ。
まじか!
言ってみるもんだわ。
T氏をいれても3人しか
いないのだが、私の知ってる
麻雀は、だいたい2人で
打つものなので
抵抗はなかった。
麻雀は4人で打ったほうが
楽しいということは
後の時間で知ることになる。
やらなければならないことは
わかっている。
でも、ままならないのが人生さ。
親の心、子知らず。
駆け出しそうになる
気持ちを抑えて
私は、Kたん氏の
自宅へむかう。
空には、夏の星座が瞬く。
夏の風がワクワクを連れてくる。
この時、
「いや、今やるべきことは
受験勉強だ。
おれは、帰るぜ!」
と、答えていれば、
多分、未来は変わっていただろう。
(つづく)

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カツ丼と焼きそば

食べながら打ってはダメよ。

お行儀悪いから、ね。


四半世紀の昔。

ブー麻雀専門店
憩荘。

ブー麻雀については

グーグル先生に尋ねてね。

憩荘フリーはブーのみ。

賑やかな店の奥に

セットのスペースがある。

麻雀が打ちたくて雀荘を探しまくり

我々は、憩荘にたどり着いた。

街中にあるため、

駐車場代のお安い深夜を狙う。

みな、一台のクルマに乗り込み

ぎゅうぎゅう詰めになって

夜中に憩荘に向かい朝を迎える。

学生セット250円のふれこみ。

当時としては破格。

学生じゃなくなっても、

場代は据え置きだった。

フリードリンク一杯なら無料。

大きなグラスになみなみと

ドリンクが注がれる。

今思えば多分、特別に融通して

くれてたんだと、思う。

お金がないときは、

商品券とかでも打たせてくれてた。

とにかく、優しいお店だった。

最長38時間位打ったこともある。

雀ボーイのひとに、三回

おはようごさいます、と挨拶をした。

ゲーム代金一万円はらいました。

お金がなくても手積みで

打つことはなく、必ず雀荘。

麻雀は、当時「してはいけないこと」

のひとつで、やっぱり

なんか後ろめたく、

その後ろめたいアウトローな

感じが、また魅力的だった。


憩荘には、いかした厨房があり

めちゃくちゃ美味しいご飯が

(注文してお金を払えば)出てくる。

卵焼き定食!500円

ギョーザ定食!500円

やきそば ?400円

そして

カツ丼⇒ 500円

憩荘に通いはじめて

一番最初に食した

卵焼き定食が、サイコー。

雄山海原も納得の美味しさ!

ごはん

みそしる

卵焼きとキャベツ

の三位一体こうげき。

気に入り過ぎて

ずっと同じメニューを

食べ続けていた。

けれど、仲間はなぜか

「焼きそば」ばかり

頼んでいる。

「焼きそば」も美味しいけどさ。

「卵焼き定食」は別次元に

美味しいのに、なんでなの?

ある深夜。仲間うちのセット。

カン二ワンのイッツー赤三ワン

親マンリーチ。

二ワンは場に二枚出ていて

まあ、無スジだし出ないだろ?

そう思って

「ご飯茶碗」を持って

サイドテーブルへお箸を。

お皿に並ぶ卵焼きくんを

迎えにゆく。

お箸でふた切れ掴もうとしたら、

てこずった。

卵焼きをごはんの上に乗せて

卓上に視線をもどして 

ビックリ、驚いた。

地獄の風景が広がっている。

この間、10秒ほど。

このわずかな時間に

風景はずいぶんと変わったものよ。

下家がアンカンをして

二ワンを切っており

対面も合わせて

二ワンを切っており(純カラ)

上家も一ワンあたりを切っており

「おまえの番じゃ、はよ切れ」

と、怒られる。

「ちょ、ちょ、ちょっと待て、

二ワン、ロン!」

慌てて、牌を倒そうとする、私。

「おまえ、いい加減にしろよ、

もう、みんな切り終わって

一周しとる。

倒したらチョンボとるぞ!」

めちゃめちゃ叱られた。

「だって、おれ、飯食いよるやん」

泣きついたけれど、

「対局中に、よそ見する

おまえが悪い、真剣にやれ!」

と、なんかさらに怒られた。

卓上は戦場。

よそ見をするなんて

もってのほかだ。

確かに、卵焼き>麻雀に

なってしまってた。

ナウい、プリンセスプリンセス

あたりが有線から流れる店内では

気をそらすと、

発声もききとれない。

そうか、みんな「焼きそば」ばかり

頼む理由がよくわかったよ。

卓上から目をそらさないため。

まあ、そうだわな。

二ワンが出るとは思わなかった。

よそ見してなきゃ多分出てないよね。

以来、憩荘を卒業するまでの10年間

メンツが五人いて抜け番じゃない

限り、ずっと片手で食せる

「カツ丼」を頼み続けることとなる。

まあ、カツ丼も味王レベルに

美味しいのだけど。

もしも、願いが叶うなら

もう一度だけあの頃に戻って

卵焼き定食の卵焼きと

ギョーザ定食のギョーザと

カツ丼、を頼んで

倒れるまで、麻雀を打ちたいな。

オロヤクなんかも飲みながら。

*オロヤクについては、
おとうさんに聞いてみよう。











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そんなおかねは欲しくない

1日腹一杯遊んだあと。
1日腹一杯勉強したあと。
やはり、麻雀を打ちたい。
まだ、23時。
朝までたっぷり時間はある。
眠らないおれ。
体が動かなくなるまで遊ぶ。
メンツの調達。
スマホなんかない時代だから
直接、自宅へクルマで押しかける。
「オレ、金ないぞ?」
眠気まなこで、出てくる友人。
「誰か持っとるやろ
大丈夫や、はよいくぞ」
気がつくとクルマに4人。
そのまま朝まで打つ。
仲間内の仲間打ちは、
超絶たのしい。
けれど、いつも4人揃う訳じゃない。
お金がなくて、
何だか負けが込んで
打てなくなる友人も出てくる。
パチスロのモーニング
とバイトと、多過ぎる仕送り。
その当時いつも潤っていた私。
そんな私にとって
麻雀が打てないこと
そのことが堪らなく嫌だった。
ほんとに、みんなと
打てなくなるくらいなら
死んだほうがよい、まである。
みんなと打てなくなる
そんな勝ち金なんか欲しくない。

気がつくと、
負けが込んでいる友人に
差し込むことを覚えていた。
負けて金を払うことは嫌なので
勝ちがたまったその日のおわりに
勝ちを還元する作業。
バレないように注意する。
どんな理由があるにせよ
手を抜いていることが
バレれば、烈火のようにいかり
みな、きっと
もう遊んでくれなくなるだろう。

ある日。二着抜け五人で卓を囲む。
明け方6時過ぎ。
スズメがちゅんちゅん。
負けが込んでた友人のリーチに
バラバラのところから、
ど本命の牌を抜き打つ。
アンコウの一ワン。
後ろから、声が尖ったささる。
トイレに席をたっていた
別の友人が、声を荒げる。
「おまえ、何をきりよるんや?」
場の空気がぴりつく。

しまった。
気が抜けてた。
やばい。

「なんや、おまえ、
わざと、振り込もうとしよるんか?」
緊張感が走る。
「なんや。なめとんか?」

「間違いや。間違い。
寝ぼけとったわ」

そういって、あわてて
現物を抜く。
シラケた空気は、
その雀荘のモーニングトースト
が出てきてもなお
暫く 元にはもどらなかった。

おれは、ただ麻雀を打ちたいだけ。
みんなと麻雀を打ちたいだけなんよ。
お金なんか欲しくない。
いや、お金は欲しいけど、
麻雀で勝って、仲間からお金なんか
もらいたくないんだよ。
はらいたくもないけどね。
だって、ここで勝ったら
明日は卓立たないかも知れないやん。
大きく負けるひとが出たら
打てなくなるやん。
それだけは嫌なんよ。

それから、そのことがあってから
わたしは、フリー雀荘にばかり、
あしげく通うようになる。

最初は、わからなかった。
麻雀は博打、と思っていたから。 
でもね、 
みんなと打てればそれでよい、
そのことだけが楽しいんだ
って気づいたんよ。
けれど、これまで
仲間からさんざんお金を
まきあげとる。
その過去があるのに、
賭けずに打とうぜ!
なんて、言えるはずもない。

賭けてお金を受けとれば、
そういう意味では一生地獄だ。

現在、ノーレートの世界に
身を置いていても
自分の奥底に呪いを感じる

どんなルール、条件でも
最大限に楽しむこと。
賭ける賭けないは些事。

そう思えない自分がいる。





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ぼくの三倍満

東の3局
赤なし一発裏ありルール
西家
ドラ⑥
手牌には、ドラがひとつ。
678
の3色が遠くにみえる。
そんな13枚。
ツモが効く。
ドラの⑥を2枚ひく。
仕掛けて断么九ドラ3は
勿体無い。
やりすぎかな?
と思いながらも
マンズ七八八から八を外す。
さらに、
そんなにうまいこといくかしら?と
ソーズ788からも、8を外す。
偶数雀頭の尖牌、A級両面に
もううっとり。
面前で、最低でもハネマンに
組みたい。
上家がチー。
ハイテイとホウテイのチャンスが
同時に訪れた。
ピンチとチャンスはとなりあわせ
高目6を引いた16巡目。
二三四七八⑥⑥⑥⑦⑧678
ダマテンツモ倍のテンパイ。
高目ツモ倍ってことは?
曲げてハイテイでツモって?
裏がのれば?
いやいや、そんなまさか?
マンガみたいなこと。
染め手ではなくて
ピンフ系テンパイでトリプルなんて。
東場で、親番いっぱい残ってるし
安め九ワンでもハネマンだし
場に八ワン3枚
六ワン2枚
九ワン2枚
しかも
私の面前中毒の河
7巡目に八が切れてる。
「リーチ!」
ハイテイツモが回ってくる。
ホントにいたりして。
「六ワンツモ!」
裏ドラ!
乗ればトリプル。
裏ドラ表示牌は二ワン
やっほい。
りーづもたんやおぴんぷはいてい
さんしょくおもさんうらひとつ
久しぶりのトリプルでした。
今までなら、間違いなく
食いタンドラ3になってますわ。
面前に拘ったおかげで
三倍の収入。
でも、
ほんとに、これでよかったのかしら?
たまたまうまくいったから
自分のなかに印象強く刻まれてる
だけじゃないかしら?
トリプルが必要な状況だった?
自己満足の手組みじゃない?
うまくいくと、それが正解だ、
と思い込んじゃうことは、
よくないな、と思いつつも
やはり、やりすぎかな?との
結論に自分なりにたどり着いた。
面前への拘りは、
ほんとに、ホントに難しいす。
DSC_6727.JPG
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国士でリーチ?

南場の入り口。
北家わたくし、トップ目の状況。
親の下家はおりない。
対面さんと上家はどうかなあ?
九ワンをひいてテンパイ。

DSC_6698.JPG
場をみると一ワンは二枚。
下家さん以外は、ツモると
そのまま切ってくれそう。
でも、もし一ワン
どこかで雀頭になっていたら
もう永遠に出てこない。
それはこまるなあ。
私の捨て牌、
8そう待ちに取らない
七対子にみえないかしら。
2枚目の8そうを打たれた直後の
七対子テンパイにみえないかしら。
私の捨て牌の7ぴんは
手出しツモ切り。
3そうはツモ切りツモ切り。
他家
「まさか国士でリーチはないだろ」
って思ってくれないかしら?
私のリーチを七対子だ!
と思えば、
「場に2枚みえている一ワン待ち
でトップ目北家リーチはない」
と思って、
一ワンを雀頭にしているひとが
一ワンを切り出してくれるかも?
「リーチ!」
そののち、
親番下家と、上家もリーチ。
ってゆーことは?
私のリーチが、国士にみえない
ではなくて?
四枚目の一ワンの居どころを
知っている!ということ?
はわわ。
私のリーチ
純からリーチなの?
とか思ってたら、
結果一ワンは牌山にいてくれた。
やっほー!
一ワンをひいて、
九ワン待ちテンパイなら
ダマテンです。ええ。






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