ぼくたちのちゅんま
世界で一番暑い夏は、一瞬で駆け抜ける。
インターナショナルでグローバルでワールドワイドに麻雀を学びたい。
その夏は、そんな季節だった。
世界中のどこにでもバスケットボールのフープや、ビリヤードのプールが存在しているように、麻雀もいずれ全世界に拡がる。軒先に麻雀卓が踊る、そんな時代もくるはずだ。世界麻雀の時代の訪れを感じていた我々は、とある夏の日、その時になって慌てないように「中国麻雀」を学ぶことにした。
暑い陽射しのもと、空いた時間を見つけて、我々は81の役を覚える。
私が一番最初に覚えた役、「ちーしーぶーかお」。手牌構成が一本道で実に潔い。一番得意な役だ。キン肉バスターのように、逆転の決め技としていつでも繰り出せるようにしている。
三年ぶりに、中国麻雀を打つ。得意な「ちーしーぶーかお」のイーシャンテンで自分の河をみて腰が抜ける。切った覚えの全くないウーピンが1打目に切られている。
中国麻雀恐るべし。
超弩級のフリテンである。
ウーピンがフリテンでなければ、4枚目の中、和絶頂のオマケつきであがれていた。
posted by ゆうゆう at 2021-08-30 19:01
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