席替え

某貧ボーダーです。

今は亡きオレンジハウス相模大野店のノーレートフリーも原則そうでしたが

フリーで打つ時は殆どの場合、一度席に着くと席替えはありません。

そんなにあっちこっちの店を渡り歩いているわけではないけど、少なくとも

自身で経験したフリーのお店で、席替えがルール化していた店はなかった。

一部の人間に「麻雀は席だ」という方がいらっしゃる。

俺もそう思うところがある、もちろん全自動卓の場合の話。

なぜそう思うのか、特に露骨に感じるのが、たまに手積みで麻雀打った時の

ストレスだ。

手積みで麻雀打つと、ビックリするぐらいあがれない。配牌から厳しい。

やはり自動卓は完全に牌が混ざらないのだと思う。

特にアルティマ卓は当初から攪拌性が低いと言われてて、オレンジハウスも

点５卓では牌を落とす前にひと混ぜしてから。というルールがあった。

自動卓の攪拌は、所詮落とされた牌を若干傾いた板の上で一定方向に回すだけ。

最近一部のチェーン店の厨房内にある、自動チャーハン製造機と同じ原理。

あれでは完全に混ざらない。

せめて洗濯機のように右回転左回転を繰り返すとか、上下に振るみたいな仕様

がされていれば少しは変わる気もするけど。

でも、多分、あれって、そうするべきではないという声もあるんだと思う。

よっく混ざると手積みと同じで本当に大変…なかなかテンパイしないし、大物手

なんてちっともできなくて、それはそれで面白くないんだよね。

…で、攪拌された牌が一定の経路を辿って積牌される。

この一定の経路ってのが、席の良し悪しを決めてしまうのではないかと推測。

取り出し口から一巡するように牌が並べ積まれていく構造で、アルティマの

配牌機能まで省略された卓だと、どこかに偏った配牌がされるのではないか。

仮に配牌機能省略がなくても、確率論から考えてサイの目は７と８が出易いとか

 メンツの中にいつでも染め手まっしぐらな奴が居るとかで、やはり偏った積牌と

配牌がされるのではないか…とか。

実際、それが理由かどうか知りませんが、公平性を保つためにも、つかさ会は

半荘毎に席替えが行われています。

真面目な話（？）はここまで。

前述したようにオレンジハウス相模大野店では原則席替えは行われていなかった。

でも、たまに申出があれば１０ゲーム毎に席替えがされた。

ノーレート客がまだ結構居た頃は、だいたい常時２卓立っていたし、客の回転も

良かったので、１０ゲーム毎に席替えするのは暗黙のルール化されていた。

そんなある日、いつものようにスタートから数時間は１卓のみで回していた。 

ただこの時のメンツが自分・イケ・ビートマックス・マサキ辺りだったかな… 

このビートマックス氏ってのが、筆舌し難い最悪な野郎で、もう、なんだろ

マナ悪とかそういう次元の話では済まない、絶対同卓したくない奴でした。

とても常連とはいえず、たまに忘れた頃に来店する奴なんだけど、その悪名

は、同店のノーレーターで知らない奴は居なかった…と思っている。 

そんな中、夕方近くに一度に４人の客が連続してやってきたので、急に卓を

伸ばすことになった。

それまで嫌々ながらもビートマックス氏と牌を交えていたは、当然ながら

新たに設けられた卓にそそくさと移動する。もちろん俺も新卓の方へ移動。

この時間に入店してきた４人は、３人が新卓へ移動する速度には

殆ど着いていけなかったが、まだ空いていた１席に（確か当会の某ダフ値氏？）

が、勝ち誇った顔で着席。それ以外の３人は仕方なくビートマックスが座す卓

に着席…

これで落ち着くかと思ったら、当のビートマックスがホンの数秒ののちに

「え～～、いーなー、俺も席替えしたいなー」と言い出した。

ノーレート担当メンバーが何か言い出しそうになったので、嫌な予感がして

俺が「なんだよ、それなら早く言えよ。俺の（新卓の）席を譲ってやるよ。」

と言って結局ビートマックスが新卓へ移り、俺はビートマックスが去った

旧卓に残った形になった。

さすがに周囲の人間は何も言えず、仕方なくこの状況を飲み込んで再開。

（確か俺の記憶では当会の某ダフ値氏だったと思ったが）さっきまで勝ち誇った

顔して新卓にとりついたその男は、俺へ恨めしい表情を見せました。 

すみません、つまらん話で。 

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