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1枚目は鳴かないよ。

「おうおうにいちゃん!
1枚目からポンチーポンチー?
落ち着きがないのう!
男なら、もっとデーンと構えんかい、デーンと。」
1鳴きすることが、叱られてたのは
遠い昔。
理由ではなく、理由のない慣習のようなものにまだ麻雀が支配されていた頃のこと。
現在は、1枚目から仕掛けたほうがよい場合が多い。それは、1枚目から仕掛けたほうがよい理由があるから。
けれど、仕掛けたほうがよい理由があるなら、仕掛けないほうがよい理由もあるはず。たくさんの選択肢を持ち、その一つ一つの選択を精査すること、これは、麻雀の楽しさのひとつだ。


私の最近の麻雀。同じことばっかりやって、同じような成績出してもつまんない!あきあきします!
と言う訳で、
個人的な目的は、「門前の価値を慮る麻雀」。
門前の価値を正しく理解することで、食い仕掛けの精度もあがると考える。
食い仕掛けは、仕掛けながら打点を重ねることがなかなかに困難。何故なら仕掛ければ仕掛けるほど、自由になる牌の種類が少なくなるから。
逆に、門前は自由になる牌の数が減らないので、スライドを含め牌組み方次第で手牌に打点を重ねることが(仕掛けて手牌が短くなった時より)できる。
情報を開示しない、という意味でもメリットがある。(仕掛けて情報操作という戦術は基本的にリスクが高い。何故なら目に見える確定情報を落としてしまうから。)
東場北家。加点している親番を落としたい私だが、北家ということもあり、一枚目の東をフカシて、厚めに手を組む。
ドラが飛び場が軽くなった頃、西家の13000.持ちの西家が、七ワンを切ってのリーチ。河には四ワンが切れています。きっと七ワンは雀頭絡みの牌。あってタンピン。親番さんから東が出たのでポン。34678の25ソウ待ち。捌きます。親番を落とすことが局目的。自分が安手で仕掛けることで点棒を持っている親番は、「まかせた!」と和了にむかわないかも。
で、私は自分が加点できればさらによし!
だがしかし、仕掛けたあと、手牌をみて、「やっちまった!」と戦慄が走ります。親の安全牌がない。やばい、親リー来たらどうしよう。親は東押してるし(場に2枚目の牌で西家のリーチはタンピンぽいから東は割と安全。押せるわ、押せるけど)これは、西家に和了して欲しいです。そう思っているところに、6ソウを持ってくる346678。
むう、ここは、西家に振り込んでもいいんじゃないかしら?安そうだし。3ソウは西家の個人捨て牌の絵からして、下の3色と一気通貫がいるといや。全体四人の捨て牌も数の下のエリアが高い。で、6ソウを切る。点棒が一番すくない13000点持ちの西家に3900ならいいや!
ロン
たんぴんさんしょくどらうら
12000
あー!
やっちまった。
そうか!
ここは、東すら仕掛けずに厚く打つべきだった。
結局親は無傷。私は大失点。
門前のメリットは、
●守備
●手組みの多様性
一枚切れの東は、仕掛けずに
より強力なテンパイを目指して
守備を兼ねた手組みの為に使うべきだったのだと。
その反省を踏まえていくつか後の半荘。①③④④⑤⑥⑥⑥⑦⑧東東東
東場。仕掛けて3900を敢えて拾わない気持ちで、ツモをうかがい続ける。
そしたら、ピンズ1枚も引かないでやんの。
でも、他家への色染プレッシャーくらいなら、かけることができていたかしら。

門前と食い仕掛けのはざまで、めちゃバランスを壊しているようだけれど、それがまた麻雀の奥深さを思い知ることができてタノシス。

あと、ひさしぶりのモノホンの麻雀は、いわゆる天鳳の大会の時と違い
ツモ切りの牌かグレーにならないので、手出しツモ切りかわかんなくてこまりますわ。ええ。 


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