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いけないワンチャンス

ワンチャンあるで?


ワンチャンあるかも?


ワンチャンあるかな?


世の中のワンチャンあるかな?


は、まったくノーチャンスであることが


ほとんどなのだけれど、


麻雀におけるワンチャンスは


めちゃくちゃきけん。


ワンチャンス。


その背景によって意味がかわる。


例えば、ダブリーがブッ刺さったとして


打ち出せる牌に根拠がないなら、


ワンチャンスに頼ることも悪くはない。


けれど、打牌が重なり、卓上に景色が


生まれたならば、もうワンチャンスは


考えないほうがよい。


そのワンチャンスの牌を


もし持たれていたなら、


「振り込まない為にワンチャンス


をたより、逆にチョー危険牌を切る」


というよくわかんないことになる。


ワンチャンスは、特定の牌が4枚みえる


ことで、その牌を跨いだ両面待ちへの


振り込みの可能性が少ない、という


ただそれだけのこと。


単騎やシャボ、カンチャンへの振り込み


の可能性はまだ残るわけだから。


考えなければならないことは、


相手の手牌の構成だ。


どの色をどの形で持っているのか?


誰がどのように、ターツを組んでいるか?


つねにそれを考えながら打つ。


それを延々と繰り返すことで


見えてくる景色がある。


終盤に手出しされた周辺の牌は


ワンチャンスで合っても危険。


打牌選択には必ずその理由がある。


最終手出しが6ソウだったとしたなら


テンパイまでのターツ構成に


6ソウは最重要な牌だった可能性が高い、


ということ。


667?


いずれにしても、その6ソウは


途轍もなく大きな意味を持っている


その可能性が高い。


ワンチャンスは使えない。


けれど、相手の手牌推察が届けば


「ノーチャンス」にたどり着くことができる。


場に6ソウが3枚みえていて、


他家が5ソウを手出し。


そこにソーズのターツが存在している


とすれば、そこに4枚目の6ソウが


いる可能性は高い。


すると、7ソウ8ソウは両面ターツには


振り込む可能性がない牌、ということになる。


全体的な場面の掌握の入り口は


相手への小さな推察の積み重ねだ。






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