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ひとよみだいさくせん [雑記]


こんばんは。


デバサイです。


コロナのせいで麻雀が打てにゃい。


麻雀の事を考えると、打ちたすぎて


おかしくなりそう。


4人いないと打てないし、


ひとがたくさんいればたくさんいるほど、楽しい。


ネット麻雀であるじゃない?


とのお言葉もございますでしょうが、


どうしても、牌に触りたいんです~。


人と、リアル麻雀が打ちたいんです~。


牌の音がききたいんです~。


コロナのやつ、まじむかつくっぺー。


ぽかぽか気を失うまで、殴ってやりたい。


ゴールデンウイークが来るのに


みんなと麻雀打てないなんて、コロナのやつ


覚えてろよ。


:::::::::


魔太郎のおっさんがこわい。


正直勝てる気が全くしない。


もしかしたら、世界一強いんじゃないだろうか。


シミケンに憧れて麻雀に打っている、



おっさんが、顔をあげるとリーチ。
そうすると、なぜか、わたしが振り込んでしまう。
おっさん、リーチ。
わたくしふりこむ。
このパターンをなんとかしないと。
整理してみよう。
①おっさんリーチにわたしがふりこむ。
これは、わたしが先制リーチを打っていることが
そもそも問題なのでは。
そもそも魔太郎おっさんは、
聴牌まで顔をあげず何もみていないのだから
こちらの先制リーチなんて
まったく気にしていない。
なので、先制リーチは牽制にはならない。
運を天にまかせるようなリーチも控えて
とにかくおっさんに振り込まないようにしてみよう。
②おっさんは本当に世界最強なのか?
これは、実はそうではない。
おっさんは私に対してだけ、強いのだ。
であれば、おっさんと戦わなければよいのではないか?
わたしが、おっさんと戦わなければよい。
そう、わたし以外の人間をおっさんハンターとして
戦ってもらえばいいじゃないか。
そうだ!
簡単なことだった。
おっさんと戦わず、おっさんを利用すればいいのだ。
おっさんはわたしや対局者のことなど、
微塵も考えてはいないだろうけれど
わたしは、こんなにもおっさんについて考えて
下手するとおっさんの麻雀を、おっさんより知っているかも知れない。
おっさんを味方に。
そう、勝つために必要なことは、
生き残るために必要なことは、
相手を倒すことではあるまい。
相手と共存することだ。
次の日、わたしはおっさんより先に店に。
「柔道部物語」を読みながらおっさんを待つ。
ドアが開く。
挨拶もなくぬぼーっとおっさんがはいってくる。
おっさんは、麻雀が楽しくて仕方ない様子だ。
足取りが軽い。

店内カウンターで、万札を2枚をチップにかえると


カウンター前の卓につき、今回は謎の書物ではなく


麻雀牌をせわしなく、いじっている。


かわいいな、おい。


まだ、時間もはやくお客も自分しかいないため


店のメンバー、ツーハイリで対局がはじまる。


おっさんは、相変わらず全く仕掛けない。


顔を上げず、手牌だけをみつめ、


ぶんぶん押してくる。


わたしは、おっさんの手出しだけを数える。


手牌の進行度をはかり


自分が圧倒的に早い時以外は


南場の親までは何もしない。


そして、可能な限り


おっさんの捨て牌に浮かんでいる


色や数を集めて手牌を組む。


おっさんがつかめば、必ず打つ牌。


おっさんがリーチを打てば


他家がそのリーチに対応して落としてくれる牌。


そういう牌を軸に手を組む。


そういう牌を軸にして手を組めないときには


守備よりに打つ。


もちろん、手数は減る。


勝負手を自ら放棄する場面も出てくる。


けれど、致命傷を負わないこ戦い方で


ラスの回数は大きく減り、連対率も大きくあがった。


それから、1週間ほどして、自分の成績も上向いたあたりから


おっさんはその店に来なくなった。


海外に出かけていた家族が帰国してきた、だかなんだか、


その理由もなかなかセレブだった。


思えば、おっさんにしてみれば


思う存分麻雀が打てる貴重な時間だったのかもしれない。


わたしは、おっさんとの熾烈な戦いの中で


他家を利用して色や数を寄せる技術を身につけた。


相手の麻雀を計り、自分の麻雀を重ねるさくせん。


もし、あなたが、「どうしても勝てない相手」と


対峙をしたなら、戦わず、「相手の麻雀を研究して」


「相手のチカラを利用する選択肢」を持ってみることも、


ひとつの方法かも知れない。


同じ相手と再戦すればするほど、選択肢が増える。


ただこれは、相手が同じステージに留まって


おんなじことばかりやってる場合にしか使えない。


成長の早い若者相手に、人読みとかかましてると


カウンターを喰らうから気をつけてくだされ。



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posted by ゆうゆう at nice!(0)  コメント(0) 

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