びんたくのチートイツ [雑記]
ヤマノボラーのびんたく氏が
今年最後のつかさ会に突撃参加。
麻雀の理不尽に翻弄されるその様子は
観戦していて、とても楽しい。
麻雀の理不尽こそ、道理。
世の中は理不尽で構成されている。
理不尽をどのように受け止め、消化してゆくか?
それが、醍醐味だ。
ゆるやかな昼下がり。
私は、びんたく氏の後ろに席を取る。
今回は、へっぽこ麻雀なので一発と裏ドラのあるルールだ。
アメリカンコーヒーを淹れ、
差しいれのシュークリームをお茶うけに、観戦。
その麻雀を理不尽そのままに楽しもう。
一一六七七九②②⑥⑥448
こんな感じのチートイツ。
マンズがよさそうだけれど、8ソウもよさそう。
下家さんの手牌
仕掛けてタンヤオで
二三四六六⑥6
こんな手牌7枚でのくっつきテンパイ待ち。
びんたく氏 二ワンを引いて逡巡。
一一二六七七九②②⑥⑥448
マンズよさそうだもんな。
8ソウきっちゃうかな~
びんたく氏 打8ソウ。
おー、やっぱり8ソウ切るんだ。そうだよな~
下家
二三四六六⑥67
7ソウを引いて打⑥
58ソウ待ちに。
「あ、これ、びんたく氏、8ソウ持ってきちゃうんじゃね?
で、うちこんじゃうんじゃね?」
とか、縁起の悪い未来予想をしていたなら
案の定8ソウを掴んできて
びんたくが下家に振り込む形となる。
1巡前に二ワンさえ、持ってこなければ・・
一一六七七九②②⑥⑥4488
このテンパイになっていたのに。
麻雀は、結果より課程に価値の有るもの。
マンズ!いけるぜ!
と思った結果の打牌ではあるけれど、
なんというか、
目に見えない力を感じざるをえない。
二三四六六⑥6
下家だって、ここからのテンパイ牌
④⑤⑥⑦⑧ 45678 六
この11枚のうち、8ソウが和了となるのは
7ソウツモのときのみ。
11分の1
あのタイミングで二ワンを掴む確率なども
もごもご考えていると、
なんか、すげえ天文的に偶然な気がする。
目に見えないものの力を感じる。
そんなびんたく氏だけれど
親番でチートイドラ単騎を一発でツモ和了したり
していたから、麻雀の不運に包まれている、
というわけでもなさそうだ。
いいこともあれば、わるいこともある。
どちらも楽しめる、ということが一番幸せなことなのかも、
などと、わかったようにうなずいてしまっちゃう。
そんな師走の季節のヒトコマだ。