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よつば大戦



にでていた浜辺美波さんの映画が封切り。


映画館にむかう電車の中ふと思う。


そういえば、最近にこちーと同卓できてないなー。


にこちーはほっこり麻雀。


ほっこり麻雀だけど、押し引きのセンスがよくて


なかなか手強い。


年内に一度くらいは。


映画館に向かう途中、予定を変更。


ヨツバーランドへ。


魂の半荘。


本厚木で小田急を降りて2分


ヨツバーランドへ入場する。


入場無料。


飲み放題。


ゲーム代金は、綴りのゲーム券購入で


1ゲーム350円に。 


ある意味激安エンタメランドだ。


店内を見回すも『にこちー』の姿はなく


くまもんのひとではない景色の


くまもんのひとに、案内されます。


『ドリンクは如何ですか?』


くまもんのひとの問いに


『オレンズズースをいただけるかな?』


と答えるわたくし。


ヨツバーランドのオレンズズースは


果汁満点でめちゃうま。


しかもキンキンに冷えてます。


あと、ヨツバーランドには、


英国の気品溢れる『ゆびさきミルクティー』と


体を気遣うコーヒー『スペシャルアメリカン』がある。


おすすめだ。


上品な店内を見回すに、おのおのの卓に


『しのぶん』と『ついにいさん』の姿が。


どちらにご招待されるのかな?


仕掛けのしのぶん卓か


面前のついにいさん卓か?


とドキドキしていたら


先にオーラスを迎えたついにいさんの卓


に案内をうけた。


同卓して、視界上家に


わたしのこころのなかの『面前の師匠』である


ついにいさん。


最近、静かな美しい麻雀を願っている


わたしは、仕掛けについて考えている。


面前の価値を放棄するに値する仕掛け、なのかどうか?


その東場の親番


344m78999p567s中中


5巡目にこの形。点棒状況は平たい。


ドラもないこの形。


中がでる。


仕掛けて1500点。


わたしは、心を鬼にして中を見送る。


もう一枚の中にはもう巡り会えないかも知れない。


だけど………


それならそれで、中を仕掛けなかったことに


意味のある手組にすればいい。   


中を落とせばいいだけだ。


2mを引きリーチ。


234m78999p567s中中


リーチ!


いつもは仕掛ける形を面前で仕上げる快感。


中が飛び出てくる。


『ロン!』


1500点が3900点になった!


すげえな、面前麻雀。


悦に入っている私。


だが、その南3局、


『ついにいさん』が、追っかけ親リーチ。


自分の河に溺れている2mを一発ツモ。


裏ドラ1枚で、6000オール。


仕掛ければ、1500点の手組を6000オールに。


『これぞ、面前!』


といわんばかりの力強い和了。


『かっこええ!』心の中で感激するわたくし。


その次局。


場に一枚飛びの東を、リーチ一発ツモ。


一枚目をスルーしてのリーチやるなあ。


と思ったら、チートイ。


8000オール。


わずか2局で、36000点叩かれたある。


もちろん、同卓者は、因果地平の彼方へぶっ飛びました。


面前であることの価値。


仕掛けることの価値。


短くなった手牌は二度と


もとの長さにはならないけれど、


それに見合う可能性があればよい。


鳴きの基準を自分の中で精査しながら


上品な麻雀を目指したい。


そう思いながら、ヨツバーランドを


後にするわたし。







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悪夢

チーム戦。


仲間と力をあわせて勝ち取ったポイント。


決して軽くはない。


その半荘を乗り切れば優勝という


そういう状況。


オーラス。1本場。


私は、68000点のトップ北家。


ここまで、トータル2位につけている


東家親番は32000点。


南家、西家は目無し。


私が和了をすれば、我々が優勝だ。


ドラは2ソウ。


下家の捨て牌4巡目にドラの2ソウ。


そのあと、7巡目に赤⑤ピンを曲げてリーチがささる。


親の手組は、早そうだ、と思ったけれど


けっこう時間がかかったな、


でも、安そうだ。


私は、役牌発を仕掛けたこの13枚



五六111123⑨⑨  ポン発発発


親リーチの一発目に、4ソウを掴み


これは47ソウに危ないな、と4ソウを手の中にいれ


1ソウを切る。


⑨は親リーチの現物だったので、


⑨を打つ選択肢もあったのだけれど、


発を仕掛けたことも、この13枚に組んでいることも


自分の手牌のなかの1ソウを安牌だ、と信じたからだ。


ロン!


え?好牌先打?そ、そんなバカな。


下家親番の村上さんから、ロンの声。


一二三①②③⑦⑧⑨⑨⑨23


リーチ1発


ジュンチャン


ピンフ


三色


ドラ1


裏・・


裏ドラの表示牌に⑧ 裏ドラは⑨・・


三倍満直


36300てん・・


チームメイトが鬼のような表情をして、


詰め寄ってきて、怒号を飛ばす。


「どうして、なんでもかんでも仕掛けるんですか?」


「なんで、親リーチに現物以外の牌を打つんですか?」


「ああ、もう、倒産だ。どうにもならない。」


ああああ。どうしてこんなことに。


「だ、だって、村上さんがドラの2ソウを・・」


しどろもどろ、言い訳をする私。


「現物以外は、どんな牌だって和了されるんですよ!


ああ、大事な最終半荘、自分が打てばよかった。


毎回、毎回、ポンチー、ポンチー、振り込みまくって!」


「もう、うちの会社は終わりですよ。あなたのせいでね!


どう責任をとってくれるんですか?ええ?!」


うあああ、ごめんなさい。


⑨を切ればよかった。


⑨を切ればよかった。


でも、もう一局、役満を直撃すれば・・


どうしよう、どうしよう。


本当にごめんなさい。


ごめんなさいいいい。


うわああああああああああ。


ここで、目が覚めた。


寝汗ぐっしょり。


朝の4時。


どうやら、Мリーグを観た後、


応援に疲れて、ねむってしまっていたようだ。


夢の設定はどうやら以下の通り。


1000万円の手形を決済できなったなら、


我々の会社がなくなる。


チーム「本厚木へっぽこズ」として


Mリーグに参戦。


優勝しないと、「株式会社へっぽこ」は倒産する。


その半荘をトップで乗り切れば


優勝というそういう状況で、


「ここは、まかせろ!」と


私がでしゃばった様子。


ああ、夢でよかった。


本当によかった。


お茶を口にして、ふと昨日の


Мリーグを振り返る。


・・・・


眠気は吹っ飛んできて、


頭はめっちゃクリアーだ。



麻雀のチーム戦って、


おそらく想像を絶するプレッシャーなんだろうな、と


あらためて、痛感した。


我々は、安全なところから、観戦して


無責任に好き勝手言っているけれど、


あの場所で、持ってる力を出せるって


きっときっと凄いことだ、と思う。


牌に恵まれなければ、どうにもならない訳だし。


だから、我々は、その選手の結果だけではなく


その内容を真剣に見つめなければならない、と思う。


どれほどの想いで紡いているのか、を。



上手くいかないときほど、


恵まれていないときほど、


その真価が問われる。


そういう場面だからこその


一流プロの選択を、


観戦することができる、ということは


実は、最高の出来事なのではないか、と思う。


毎日、本当に楽しみにしてます。


選手のみなさん、ありがとうございます。





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ぶんぶん丸


ぶん、ぶん!


左右に開いた羽が、パチンコの玉を拾う。


パチンコ台 ブンブン丸。


この台の名前にあやかって


麻雀でブンブン全ツする人のことを


「ブンブン丸」と呼んでいた。


「ブンブン丸」は基本ゼンツ。


リャンシャンテンでも押してくる。


赤あり、祝儀ありの賭け麻雀では、


振り込めばお金の支払いで責任がとれるから


「ブンブン丸」はATM。


場を荒らすかわりにお金を払ってくれる。


「ブンブン丸」はゼンツ麻雀を楽しんで


お金を払っても、それで満足。


同卓者は、「ブンブン丸」の落としたお金で


まあ、溜飲が下がる。


だが、しかし、ノーレートではどうだろうか?


振り込んでも金銭的な痛みのない麻雀。


自分の都合で手牌進行をごり押しできる。


それが、許される麻雀。


トップをとっても1銭にもならない。


なら、好き放題打ったほうがストレスがなくていい。


それは、確かにノーレートならではの楽しみなのかもなのかもしれない。


でもね、それは、ひとりで打つ麻雀。


麻雀は4人で打っている。


考えて欲しいのは、「大切にできているか」ということ。


麻雀を、「同卓している人の気持ちや時間を、大切にできているか」、ということ。


あなたが、自分の都合だけで切っている牌を


他の誰かは、涙を飲んで止めているかもしれない。


あなたの打牌で誰かが傷ついているかも知れない、ということ。


そういう風に考えることができれば、


きっと麻雀の世界は優しく広がる。


ノーレートは制約がない。


それは違う。


ノーレートこそ、とてつもない責任が伴う。


だってそうでしょ。


お金で責任が取れないのだから。


自分勝手な麻雀を打ち続けて、お金を失わなかったとしても


「この人とは、打ちたくない」


そう思われてしまったなら、麻雀は本当におしまいだから。


お金などとは比べ物にならない「大切なもの」をうしなってしまっている。


麻雀は、愛されてはじめて価値がある。


これは、自戒の念も込めて、わたしが現在一番感じていることだ。




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麻雀たのしす [雑記]

若いフリーメンバーの青年との時間

『麻雀はお金を賭けなければ、強くなれない。例えばピンフリーのお客さんも、下手だけど強い』と。
『麻雀も目的をちゃんと持てば、お金の介在する余地などないよ、楽しいお酒を飲む時に払いを気にしないのと、同じだよ。』
そう、いいかけて、言葉につまる私。もっとうまく伝わる言葉はないだろうか?
しばし、考える。
『つかさ会には、みんな何かを求めて参加してきている』
その言葉を支えに会を運営してきたけれど、その何かって何なんだろう。
プロになるわけでもないのに、勝ったところで一円にもならない麻雀を打って、一生懸命打って。時間を使って気をつかって、それで強くなったところで、いったい何の意味があるのだろう?人生大損だわ。
楽しくわいわい打つのなら、ノーレートフリーのほうが気楽でいいじゃないか?
でもね、理由は、そういう損とか得とかプラグマティズム?なところにはない。
自分が麻雀を打つ理由は強くなるためじゃない。得するためじゃない。 
『楽しいから』
理由は、これ。
みんなと、ワクワクしながら『いっしょに麻雀を打つこと』が楽しくて仕方ないから。
どんなに麻雀が達者でも、『あのひととは、打ちたくない』そう思われたら、本当に終わり。
逆に今はどんなに拙くても『あのひとと、また打ちたいなあ』そう思われたなら、それは、とても嬉しいこと。 
自分のことばかり、ではなくて、同卓しているひとのことや、麻雀のこと、過去の自分の対局、そういうものを大切にする気持ちさえあれば、絶対にまわりもあなたを大切にしてくれます。
『嘘をつかないように、嘘とならないように、矛盾しないように』『他人の話をちゃんと受け止めて』一生懸命打てば、だいたいおかしなことにはならないから。

『お金をかけなくても、楽しいよ』
わたしは、シンプルに青年に答える。
そして重ねる
『お金を賭けないからこそ、本当にちゃんと打たなきゃいけない。お金を賭けないってことは、対局の内容でしか責任をとれない、ってことだから。お金で済む麻雀のほうがよほど気楽だよ』
青年は、すこし考えて
『今度一度参加させてください』
と、顔をあげた。
また、楽しみがひとつ増えた。


ちなみに
私の初ノーレートは、ひろりん師匠との対局でしたが、『負けてもお金を払わなくていいなんて、チョーラッキー!儲け、儲け』そう思ってましたわ。



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ぼくの大三元 [雑記]


最後の最後にチャンスが来るかも!


リーチ棒もないから、仕掛ける系の


手役をお願いします!


フライデーナイト。


ふわふわ麻雀。


よつばーフリーで、


ぼこぼこのオーラス。


白アンコウの中一枚、発一枚の配牌が


伸びに伸びて、


大三元に。


中仕掛けて、③をちー 発をひく。


12発発発白白白  チー③④⑤ ポン中中中


1ソウを手だししてるから、2ソウは


読まれちゃう!


でも、ツモればいいし・・・


もっとよい単騎をさがせばいいし・・


はっ!


これ、どこから和了しても、トップはないし、


下手したら、2着にもなれない。


そもそも、オーラス600点しか持ってない、って。


奇跡の逆転にはならないけれど、


素点32000+積み棒は価値があるから


喜んで和了します。



てゆーか、大三元はめちゃ美しいから。


和了したらお店から、芸術点ポイントをもらえるかも。


結果、めちゃせこい、西単騎待ち(地獄待ちの西)。


西は王様の棺、嶺上に寝てました。


ぼくの大三元は和了できず、


600点のなけなしの点棒はふっとび


ケシズミになりました。


ええ。


秋の夜のおはなしです。





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ふーろのしかた [雑記]


『そのさらしかたまずいですよ』


と、注意を受ける。


⑥⑦⑤


⑥ピンをチーしている。


え?


何がまずいのか、よくわからない。


正しくは


⑥⑤⑦


と、晒すことが正しい、とのこと。


知らなかった~


と、いうことは、もしかして


牌の上下についても


取り扱い上の決まり、なんてものが


存在しているのかも知れない。


ずっと気になっていたのだけど、


ぎっちょ、って問題ないのかしら。  


自分は左利きだから、『私の捨て牌が上家から


見えにくい』との理由で結構注意を受けてきた。

 

だから、『牌離れ』をよくするために


めちゃめちゃ練習してきた。


そして、一度牌を『上家からもよく見えるように』


河に置いて、それから、丁寧に整える、これを


マスターした。 


これで、同卓者に迷惑はかからないだろう。 


だが、とある道場で 


『牌は一度の動作で河に切ってください』

 

と厳しく叱られて、めちゃへこんだ。


やはり、左利きは、才野茂のように


右利き、に矯正すべきなのかしら。


つらたん






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チューレン ガクブル [つかさ会にて]


きれいな役。
清一色の亜種。
レア清一色。
そんなもの、そうそう巡り合うものではない。
三ワンをおろすと、下家が、チー。
下家にさがった七ワンをロン。
清一色。
8000!
一ワンが3つ。
九ワンが3つ?
ん?イッツーが付いてない、か?
え?
鳴きチューレンでした。
しかも、一番お美しいマンズのチューレンさん。
仕掛ける前のかたちがおそらく
一一一二四五六七八九九九?
もし、わたしの三ワンはずしが1巡おそければ、
一一一二四五六七七八九九九のテンパイがはいり
まちがいなく、ケシズミに。
あぶねえっぺー!
下家のチンイツには正直気づいてませんでした。
逡巡なく打たれていたので、何の違和感も感じていなかったです。
地雷原でスキップしているようなもの。
三ワンは、どのタイミングで離してもよい、
と思っていたので、まじ冷や汗もの。
この、場の読めてなさは、オワコンレベルですな。
のちに訊けば 仕掛ける前のかたちは
一一一二四五六八八九九九?
もし、わたしの三ワンはずしが1巡おそければ、
一一一二四五六七八八九九九のテンパイがはいっていた、とのこと。
ひょえー。
過去の印象深いチューレンは
学生時代のピンフリーでの友人の和了。
1112345678899
5ソウは赤。
789待ち。
9ソウで和了。
倍満と申告したところ、店のオーナーから
「ばかやろう、おめえ、チューレンだ。それ!」
と、指摘を受け、役満祝儀が降ってくる。
7ソウツモで、トリプル。
友人はそちらの7ソウでの和了の形ばかり、気にしていたようで。
あとは、つかさ会での、Oさんの
三ワン切り四ワンきりのチューさん。
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ノータイム麻雀 [雑記]


30年の前。


ピン雀のメンバーをやっていた


学生時代の仲間達のセット。


とにかく音速だった。


メンバーが卓を早く回せば


店の収益はあがる。


このことをみんなわかっていた。


つまり、セットでも早く回せば


ゲーム代の単価がさがるということ。


半荘1回20分くらい。


4限終わりの17時集合。


23時の雀荘閉店までに、14,15回は打つ。


ゲーム代がたしか、1時間1人150円だったので、


半荘1回60円くらい。


めっちゃ納得な今思えばあり得ない条件。


トビや赤があったこともあるけれど


とにかく、早い。


誰一人として、小考なんてしない。


考えていないのではなくて


「すべて準備できている」のだ。


小考して他家の時間を奪うことは


最高にダサい、という文化だった。


瞬時に情報を拾って、決断する。


この繰り返し。


また、全員が本手と捌きと差し込みを


本当に駆使してくるので、いつも


「戦場感覚」で楽しかった。


準備できている麻雀は、本当に気持ちよい。


大きくお金が動くことがあっても、


お金を目的で卓を組んでいないので


みな、おおらかに牌と向き合っていた。


あれから、30年。


ふとした拍子に


打牌スピードがあがるとわくわくする自分がいる。


早く回せば、回すほど


不思議と景色はゆっくり流れて


なんだか、牌の未来までみえるような錯覚に陥る。


でも、麻雀は4人で打つもの。


自分ひとりだけ、早く打っても


それは迷惑、というもの。


もう一度、音速麻雀、打ちたいなあ。



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何を切る? [つかさ会にて]

ドラなし、条件なしです。
678の三色といーぺーこーをみる五ワン切り
678三色とピンズのイッツーをみる⑦ピン切り
ピンフは尖牌3そうを受ける8そう切り。
いろんな選択があると思います。
私は、シャンテン数はさがりますが9そうをはずしそうです。
巡目によっても、色々打牌はかわりそうですね。

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鈴木たろうさんとの対局「まぁじゃんよつば」 [雑記]

6月2日


よつば会様に、鈴木たろうさんがいらっしゃるということ。


麻雀に少し疲れていたわたしは、部屋で少し厭世的な気分。


「きっとひとがたくさんで同卓なんて無理だろうな。」


とは思ったけれど、


例えば別卓であっても、視界にたろうさんがいらっしゃれば


その麻雀を見させていただくことができるかも知れない。


元気をもらえるかも知れない。


駅にむかいます。


小田急線本厚木駅からほんの少しの距離。


まあじゃんよつばさんに、到着。


ドアを開けると、見覚えのある顔ぶれ。


卓について、フリー対局。


現在16時30分。


たろうさんがお帰りになられる21時までに


同卓は厳しいかな?


ドアを開けて、新しく入店してくる方も


見覚えのある方ばかり。


それはそうですよね。


みんな打ちたいですよね。


たろうさんと打ちたいですよね。


時刻は、20時30分


最後の最後に「たろうさん」と同卓の機会がきた!


やっほー


一打一打を記憶に刻み込むように


上家のたろうさんの手出しツモ切りを追います。


早い巡目で、ターツが整ったわたし、ドラの白を離します。


けれど、特にたろうさんに変化はありません。


白の早切りをかまって欲しかった自分は、あれっ?という感じ。


ドラの白を切るくらい、ターツが整っていたわたしではあったけれど


結局は仕掛けて4そうが欲しい形。


前巡に5ソウを切ったたろうさんがチートイの4ソウ単騎をさわやかにツモ!。


「え?ビタどめっ!?」


4ソウ単騎の理由が知りたくて、


たまたま4ソウ待ちで、他の良さそうな単騎を待っていた、とのこと。


5ソウはアンコウから外されていたので


きっとマックス四暗刻を考えてらしたのかしら。


そのあとも、


たろうさん仕掛けて、数枚ひいて和了、という展開が続きます。


仕掛けて確実に和了する、というイメージ。


たろうさんの河にマンズの八九が踊り、


ダマで六ワンをツモ!


三四五五七のターツに六をツモ。


という和了も。


四をひけば、いーべーこーも見えます。


打点と巡目の絶妙なバランス。


そして


南1局


私の親。


ホンロートイトイがみえ、遥か彼方に清老頭もみえる


バラバラの14枚。


たろうさんにかまって欲しかった私は、


九ワンを一打目に切り、老頭牌を2つ仕掛けます。


「伝説のあれですか?」


と、たろうさん。


わたしの「九ワンおとりホンロー作戦」は


完全に看破されてしまってました。


結局、守備よりに残していた⑥を仕掛けて


対々和トイトイホーでの和了。


たろうさんの麻雀は、大きくて、精度も高くとても魅力的です。


大胆だけれど、繊細。毎局、わくわくします。


なによりも、麻雀が大好きでいらっしゃる様子が


対局を通して伝わってきて、とても幸せな気持ちになります。


どうすれば我々にとって意味のある対局になるのか、


そのことをとても大切に考えていらっしゃることが伝わってきます。


気が付けば、わくわくしている自分がいることに気づきます。
麻雀が好きで好きでたまらない、あの何ものにもかえがたい気持ち。




たろうさんは、対局の中、たくさんのアドバイスもくださいました。


そのなかでも特に印象に強かった


「高くて遠い仕掛けについては、和了するつもりで仕掛けている」



「麻雀は和了させないゲームではなくて、和了するしないを含めて操るもの」



これらの言葉をいただいた対局が終わり、様々な思いがこみ上げます。



30分ほどの対局ですが、本当に中身の濃い、情熱のある麻雀でした。




その帰路は足取りも軽く。


過去の自分の対局、


同卓者のことを思い出しながら夜空を仰ぎます。


自分の持っている麻雀の記憶に、たろうさんとの対局が優しく重なります。
自分のなかの過去の麻雀のいろいろな事柄が繋がって、
とてもあたたかい気持ちになります。
麻雀を粗末にされて悲しかったこと。
麻雀への想いが届かず涙したこと。
思い上がりの一打を悔いて眠れなかったこと。
麻雀を好きな仲間と出会えたこと。
牌の奇跡に、心の底から感動したこと。
わたしの麻雀をみてくださった恩師のこと。
もう二度と会えない同卓者たちの笑顔。
さまざまな麻雀がくれた思い出。
きっと、麻雀が好きな、全てのひとと、
世界中のすべてのひとと、に同じ頂をめざしている、のだなあと。
わたしの重ねてきた拙い麻雀の日々も、きっと意味があるのだな、と
「麻雀のそばにいることができる喜び」再確認いたしました。


麻雀って、いいなあ。


麻雀に対するワクワクする気持ち。


大切なその気持ちを思いだすことができました。


きっと一流のひとって、大切なことを


教えてくださるのだ、と思います。

 


たろうさん、ありがとうございます。


そして、この機会をくださった「まぁじゃんよつば」様、


同卓者の方々にも感謝申しあげます。








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つかさ会2期


麻雀が好きで、麻雀が好きなひとが好きで


麻雀のある空気が好き。



だから、何の迷いもなく


あらゆることに最優先して会を運営してきた。


その10年近い時間の中で、「麻雀が好き」の「好き」にも


たくさんの種類があることに気付いた。

10人いれば、10人の「好き」の形がある、ということ。
麻雀を厳しく打ちたいひとには、その世界を。
楽しく打ちたいひとには、その世界を。
勉強したいひとには、その世界を。
楽しく打ちたい、でも、勉強もしたい、というひとにも、その世界を。
それぞれの希望の麻雀に合わせて
棲み分けをする必要がある、ということに気がついた。
それぞれのニーズをひとつのサークルで受けることは、
実はそのことが横着なのではないか、と。
つかさ会は、楽しく麻雀を勉強する場所。
参加者のステージを問わず、楽しく打てて
意見交換ができる場所。
変わらずそこをめざして、新装開店をいたします。
22日、土曜日。午後1時スタート
今回の勉強会のテーマは
「守備のための序盤の牌の残し方」です。
配牌をもらって、手を組んで、
自分がテンパイした時には、
他家にきつい牌をおろさなければならない。
よくある話です。
序盤から、守備牌を整えて、終盤を1巡でも長く戦うために
どうすればよいか?
そのことをテーマに検証をしてゆきます。
序盤にみつけた守備牌をつかって、
他家を操作したり、その守備牌を攻撃に使ったり
そういった応手の勉強までできれば、よいかな、と
そう考えています。
つかさ会は、楽しく麻雀を勉強する場所。
打って楽しかった、にプラスアルファのナニカを
参加者の方には持って帰ってもらえたら、と思います。
せっかく参加してくださってるのだもの。
つかさ会の開催回数を減らしたかわりに
その少ない開催に意味を持たせたい。
最後のちからをふりしぼって頑張るつもりです。
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教えてくださる方、募集。

つかさ会は、麻雀を勉強する場所。


純度の高い麻雀への想いを持って


様々な検証を重ねることができる場所です。



つかさ会、新装開店に向けて、


「麻雀を教えてくださる方」を募集いたします。


場読みと効率、いわゆる麻雀のゲームを


正しくご理解いただいている方で、


どんなステージの方の意見でも


「聴く力」をお持ちの方。


すなわち「大切にできるひと」をお待ちしております。 


麻雀の対局そのものに意味を持たせることが、


できるとしたなら、それはお金でも


名誉でもありません。


麻雀そのものを深く知りたいと思う


純粋な想いです。


差異はあれど、つかさ会にはそういう


「ここに来れば何かみつかるのでは?」


との想いを胸に集まった麻雀好きな人ばかりです。


すこしでも、興味がおありのかたは、


当ブログのコメント欄、または


ツイッターのダイレクトメールにて


ご連絡いただけましたら、幸いです。







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ちょろ打ち気分 [雑記]

仕事が終わったあとに、 
ほんの少しだけ牌に触れたい。
そんな気持ちわかるでしょ。 
半荘は長いから、
そうだね、東風戦がいい。
20分ほとで、麻雀の
序 破 急 を楽しむことができる。
昔は、いたるところに
東風戦ワンスリーのお店。
時間つぶしのサボリーマンで 
めちゃ盛り上がっていた。
勝って飲み台稼ぐ!
そんな感覚。

個人的には、東風は麻雀のちからを
養うには、最高のルールだと思っています。
いつも南場。
ワンチャンスの親番。
終盤力の勝負。
東南戦なら、押すことのできる
東場の親番も、東風戦だと 
そうはいかない。
その失点がそのまま降着に連結する。
なんにもできないままラス。
とか切ないケースに遭遇することも。
東風ノーレートフリーゲーム代200円!
とか流行ってくれないかしら。
ローソンとかコンビニの脇に
卓が置いてあって、みんな
ほんのちょっとだけ打っていくの。
ネットでデータは全国規模で管理されてて
天和とか和了した日には
ニュースになってくれたりして。
そんな風に麻雀が普及してくれたら
嬉しいのだけれど。


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競技麻雀サークル啓雀会

競技麻雀サークル「啓雀会」について。
有志の強い要望により、今年1月より試験運転をしておりました会員制競技麻雀サークル「啓雀会」の運営を実装いたします。
厳しい対局をのぞまれる方の為のサークルです。興味のある方のみ先に読み進めてください。
完全上級者用のリーグ戦を中心に、月に一度開催いたします。
時間制限のない対局で、ゲーム代金は1分あたりの計算となります。
ノーレートです。
参加資格
●符計算が淀みなくできること
●点棒の授受など淀みなくできること
●場の状況判断ができること
(著しく不適切な打牌をしないこと)
●牌をこぼさないこと
●遅刻をしないこと
●逡巡のない打牌ができること
●一切の私語の禁止
●対局において紛らわしい行為の禁止
 (ため息、強打、全てペナルティです。)
これらのことが、何の問題もなくこなせることが最低限の参加条件になります。 
 
抵触した場合は、全て重いペナルティが課されます。
飲み物については、局の合間のみ摂取可能です。飲み物の口に含んだままの発声など不愉快な行為を防ぐ為です。
つかさ会は、麻雀を楽しみながら、「コミュニケーションツールとしての特性を生かしながら」勉強の時間を重ねる場所。モットーは、来るもの拒ます、去るもの負わず。
そういう意味では「啓雀会」はその対極の存在です。麻雀で苦しみながらであっても「自分の麻雀を見つけたいと願うマイノリティーなひと」が道を見つける為の場所です。良い悪いではなく、目的の差異、全く別物です。興味のあるかたは、ツィッターや下記メールに連絡をください。今週は5月18日土曜日にリーグ戦を行います。
 wing68777@yahoo.co.jp

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うまぶり!はずかしす!



とある雀荘。


セットで、卓を囲む。


その雀荘のフリーを訪ねて


たくさんの懐かしい顔が見える。




かつて、雀荘Oーレンジで大変お世話になった方。


その方の丁寧で繊細で説得力のある麻雀は


私のガサツで大味でフィーリングな麻雀の対局で


「よい麻雀だなあ」と内心憧れていた。


場替えをして、その方の視界に私が引っ越す。


奇しくも、私の麻雀をその方が刹那


観戦してくださる絵面となる。


よし!


私も、繊細で説得力のある麻雀を打つぞ!


軽い緊張に包まれて西家


これはもう仕掛けるしかないでしょう?


という13枚に出会い、


466899西西発中  チー123


ここに上家から7ソウが打たれる。


素直にカン7ソウでチ~?


でも、ここは、イッツーを入れておきたい。


他家からチャンタにも見える仕掛け。


いわゆる和了にむかってゆくその道中で


他家がうちにくい牌作りたい。


イッツーという形を入れておけば


ピンズやマンズも1メンツまでは受けることが望める。


チ~


4669西西発  チー789 チー123


5ソウをひく。


45669西西  チー789 チー123


あ、これやりすぎだった。


45699西西  チー678 チー123


素直にカン7ソウで仕掛けておけば、この高目3900のテンパイ。


というか、ここからなら、ソーズをうまく受けて


清一色にもわたりやすい。


45669西西  チー789 チー123


これは、イッツーはあるけれど、


清一色にわたれない、わたりにくいのだ。


「いやあ、あれは素直にカン7ソウチーでも


良かったんじゃないですか~。」


とコロコロとおっしゃるその方。


そうです!そうなんです!


後ろ見してくださっていたから


ここぞとばかりに


ちょっと、いい恰好したくって


うまぶりましたすみません~。


こうゆうとこですよね。


ほんと、はずかしいっす。



::::::::




出会いの雀荘。ルイーダのノーレートは

金曜、土曜、日曜日の開催 ↓



71QlWisAO6L._CR0,0,1012,1012_.jpg


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いちご祭りのノーレート


ずっと麻雀を打ちたかったから


ちょっとふわふわ


牌に触れたい気持ちに包まれる。


出張帰りの電車を飛び降り


その日オープンする、というフォーンアツギの


ノーレートフリーのお店に、突撃ラブハート。


くたびれ果てているので、半荘1回だけ打とうっと!


・・・・・・・・・


煙草の匂いのしないクリーンな店内。


ルール説明を受けたのち、


いちごが出てきた。


練乳がかかっている。

いちごなんて普段食べることもないから

なんか新鮮。


フリードリンクのオレンジジュースを頼んで


なんだか、ピクニック気分だ。


半荘1回だけ、の心づもりなのだけれど


回数券を購入すると1ゲーム400円から350円になってお得なので


「回数券くださいっっ!」


最初の半荘は、麻雀超人と同卓。


超人の押してるのか、どうなのか、よくわかない


不思議清一色に翻弄されたりして


赤ありルールなのに、赤ありとは思えない小場で


競り勝つこともできて、大満足。


もう1回打っちゃおうかな。


2回目の半荘は手が入って、赤ありらしい麻雀でトップ。


トップで止めるのもなんんだしな~。


じゃ、もう1回。


東1局に親番で北待ち国士無双。


調子ぶっこいてリーチ。


和了できなかったけれど、展開でなぜかトップ。


国士あるなら、大三元とかくるんじゃね?

もう一回!


その半荘も、不思議な点棒移動でトップ。


トップでやめるのも、ねえ?


ラス半コールを入れられないまま、


おしりが卓の椅子に張り付いてしまう。


その次の半荘は、同卓者がおとびになられて


タナボタトップ。


その次の半荘もトビありでトップ。


トビありだと、点棒の横移動を


意識しているだけで、


競り合いトップになりやすい。


とか調子乗っていたら、その次の半荘は、


代走中国麻雀超人ダイシに、ダマ12000くらう。


さらに、二伍六の河のリーチに七ワンを切ったら


ぶちささり、とんだ。


ふっとんだ。


むう。


とんで帰るのもなんだかな〜

で、もう一回!

 

気がついたら時計は23時を回り


購入した回数券も使い果たしていた。


恐るべしノーレートフリー。


毎回戦える手が来てるって


錯覚するから、毎局参加。


それが楽しくて、ついつい打ちすぎちゃう。


おしりがはりついちゃう。


レジャー麻雀。


麻雀のいただき


というこんぴゅーたーで


成績管理もしてくれてるので


そこも、魅力かしら。



おしりのはりつく、ノーレートは


金曜、土曜、日曜日の開催 ↓



71QlWisAO6L._CR0,0,1012,1012_.jpg


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放課後ストライド


出張先で、夜時間ができた。


麻雀打ちたくて、


雀荘を探すけれど、


気配もない。


・・・・・


高校生の頃。


帰りに、本屋に寄って


そのあと、ビデオレンタルやを冷やかし


1時間350円で、ビリヤード。


放課後はパラダイスだった。


その放課後のどきどきを最近なくしている。


仕事が終わった後、


「よっしゃー遊ぶぞー!」


みたいなノリがもはや皆無。


。。。。。。。。。。


麻雀がもっともっと普及して


例えば


コンビニくらいの頻度で


街中に卓が置いてある。


半荘を打てる人間が、先に卓について


4人揃うことを待っている。


コーヒーでも飲みながら。


そこで、4人揃うと対局が始まる。


みんなIDカードを持っていて


そこの戦歴がデータとして記録されている。


お昼休みの20分くらいでも、


食堂のわきの雀卓で東風戦が打てたりして、


麻雀が、そう、海外でいうところの


バスケのフープのように


街中の景観に溶け込んでいる。


そういう未来が来ないかしら。


朝、会社にゆくと、


早朝麻雀とかいって、1半荘打ってる社員がいたり、


夕方、スーパーにゆくと


大根がとびでたかごをもったおば様が


高校生たちとレジのわきで、サンマを打っていたり。


で、江戸川で一番強いのは


ペンキ屋のとくさんだったりして。


とくさん、ゼロ戦乗り上がりで


めっちゃゲリラな麻雀を打って


食い仕掛けとかめっちゃさえてるの。


「若いもんにはまだ負けん!」


とか、言ってくれちゃって。


それで、日本一は、京都の漬物屋の


オトメさんで、おばあさまなのだけれど


これがまた、芸術のような麻雀で。


みとれるような美しい牌捌き。


ああ、そんな麻雀だらけな世界にならないかしら。


きっと、みんな麻雀を通してなかよしになれると


思うんだけれど、どんなものでしょうか?








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ノーレートの魅力

 

私見です。


麻雀の打牌を選択するときに、選択肢は多いほどよい、と考えます。


局面における選択肢の優劣の精査をいかにノータイムでできるか?


これが麻雀の戦いであり、結果はさほど重要ではありません。


乱暴なものいいてすが、中身が希薄でなければ、


結果にとらわれることはないのでは、とまで思います。


勝てば嬉しい、負ければ悔しい。


そうおっしゃる方は多いですが、果たしてそうでしょうか?


麻雀はそんなつまらないゲームではないと、常々思います。


結果がでないとして、その理由を考えることに価値があります。


結果が、でているとして、その理由を考えることに価値があります。


麻雀は過程にしか価値がありません。


そしてこれはノーレートだからこそ出来る事です。


見栄を張る必要はないし、勝つことだけを目指す必要もない。


トップより価値のあるラスもあるし、


全く価値のない、トップもあります。


成績をみるにしても、そこから慮ることは対局の内容です。


どういうラスなのか、どういう内容のトップなのか?


重い打牌を重ねていれば、必ず


説得力のある「勝ち負けに囚われない強い麻雀」にたどり着くことができます。


「一打の理由を原稿用紙3枚は書けるようになりなさい。


そしてそれを考えなくても実戦で応用できるようになりなさい」


これが私の師匠の言葉です。


考えて考えて考え抜いた結果、考える必要がなくなる。それが麻雀の努力です。


自分で考え、1つ1つ経験を重ねてゆく。


そこに金銭や運の介在する余地はありません。





大切なことは、何を思い、何を想い、何を重ねたか、です。




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史上最大のへっぽこ [雑記]



自分のドラより他人のドラ!


自分の手牌ではなくて、他家の手牌を考えよう!


いつも、それを心掛けていたはずなのに・・。


::::::::::::::::


とあるオーラス。


親番の私は、トップ目から5800を和了すれば逆転トップ。 


ドラは七ワン


こんな形


一二九九①②③123899


ここに八を引いて11,600が見えたけれど


場に3枚も飛んでいる七ワンと心中はしたくない。


場も煮詰まっているし


仕掛けて5800でやむなし。


場には四ワンが4枚。


一ワンが1枚。


マンズの下はチョー安い。


マンズの下でテンパイを取ることができたのであれば


ほぼ、勝ち確定であろう。


トップ目から直撃がとれたならば御の字だ。


八ワンをツモ切る。


上家から7ソウがうたれたのでチー。


うっほほーい。


勝った。勝ったぞ!


一二九九①②③ 123 チー789


ツモ一ワン


一一二九九①②③ 123 チー789


ここで、二ワンを切って


一一九九①②③ 123 チー789


このテンパイに受けて


5800を2900にする理由はないよね。


牌の動きは、「一ワンで和了しなさい」って言ってるようだけれど


「そんなオカルトありえません!」。


一ワンツモ切りで!


下家からリーチ。


下家の河に三ワン!


対面トップ目は受けている様子。


いずれ、三ワンはトップ目からナデコダヨーと


飛び出してくる牌だよ、きっと。


ツモ一ワン


一一九九①②③ 123 チー789


このテンパイにしていれば和了できていた。


やっぱり牌は、一ワンで和了しなさい、と言っている様だ。


だからといって、いまさら このフリテンの


一一九九①②③ 123 チー789


2900になんか戻れるわけがない。


一ワンツモ切りで押します。


一二九九①②③ 123 チー789


これで、なおのこと三ワンがでやすくなった。


現在一四ワンは、一ワン2枚、四ワン4枚が河に落ちている。


ラス目の上家が、突然リーチ。


二ワン手出しのリーチ。


わたくし、またしても一ワンツモ。


四枚目の一ワン。


うわー!どんだけ一ワンで和了させたいんだよ~!


一二九九①②③ 1238 チー789


なんで三ワンじゃないんだよ~!


深く考えずに、深く考えることが間に合わずに


一ワンをそのまま切ってしまい、


ラス目上家の一四待ちにつかまってしまう。


ありえないですね。


二ワン手出しのリーチに、都合4枚目の一ワンを切る。


二ワンが単独孤立牌でない以上、90パーセントくらいの確率で


一ワンはぶち刺さります。


二二三  からの二切り。


もしくは、


二三三 からの二切り。


ここでの一ワン切りは、自分が和了したい気持ちばかりの暴牌。


他人には、自分の手牌都合より場の状況、などと


さんざんお話しておいてこの有様。


ええ、ひどい内容。


ひどい。


こういうときに、四枚目の一ワンに対する


「準備」ができていないことが、そもそも力が足りないのだ、と。



いつも、「他家のことを中心に打牌を組み立てること」が


ちゃんとできていたのであれば、打つことのない一ワンだ。


もちろん、この一ワンが和了される可能性を精査できていたうえでの


打一ワンであれば、何の問題もない。


いつも、自分の手牌は「世界の一部」だ、と鳥瞰できる習慣。


麻雀も、人生も、自分のことしか見えなくなると


だいたい悲しい結末を迎えるのだ。




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へっぽこリーグ(仮) [雑記]


Mリーグがあまりにも、素晴らしいので、
ちょっとだけ、
ちょこっとだけ、まねっこしてみたくなった。
モシャス
赤はないけど、普通の一発裏ありのルール
2人組のチーム戦。
半荘4回を競う。
わたしの所属チームは、
チーム「ポンチーズ」。
毎局仕掛けて捌いて、安手には差し込み
局を回して、しまいには自分の親番まで流してしまう・・
そう。
へっぽこチームだ。
けれど、このチームに属している以上、
いつもより高いギアで仕掛けなければなるまい。
仲間同士で知恵を出し合うチーム。
トイトイでのリーチが得意なチーム。
中国麻雀を得意とするチーム。
相手にとって不足はない。
・・・・
形式テンパイ狙いの裸単騎。
気が付くといつも手牌は5枚しかない。
他家がテンパイする前に、仕掛けて和了してしまう、
そういう麻雀は、好きじゃない。
信じてもらえないけれど、
喰い仕掛けは好きじゃあないんですよ。
ほんと、こんなに仕掛けるつもりはないけれど
鳴けそうな牌がでちゃうから、つい・・
(いまさら)
戦術にたけているようにみえて、うまぶって
パズルが上手な手麻雀になっていることも多いし。
半荘2回を戦った後、ちょっと反省する。
現在2試合を終えて、わたしのチームメイトはまだこない。
おそらく仕事の都合で参戦は困難なのだろう。
チーム戦なのに、ソロ。
他のチームがうらやましいわ。
なんかこんなに仕掛けていたら、そのうち手牌が
なくなっちゃうんじゃないかな、と思えてきて
対局者も心なしか、おこ、な感じだし・・
ポンとかチーを控えることにして、
残り2戦を戦うことにしたんだよね。
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リーチは全ての牌をつも切る [雑記]



一1①⑨⑨⑨北北  ポン999 ポン九九九
一か、①か、1.
一ワンは他家の手出しの様子から
他家に持たれていそう。
1ソウはまだよくわかんないけど
①はいそう。
で、打一ワン
そしたら、
1ソウをつもってこの形。
11①⑨⑨⑨北北  ポン999 ポン九九九
これ、残りの牌山に
1ソウ①の順番で寝ていてくれさえいれば
清老頭だ。
北家以外は、全員ツモきりだ。
北だ。
北を切るんだ!
そう考えていても
やりすぎじゃね?
と声がする。
北のほうがよっぽど
牌山にいなさそうだ。
東1局だし。
12000と32000では
やはり大きく違うし・・・
うーん。うーん
でも、テンパイ偉いの法則に逆らうことができず
テンパイにとってしまい
役満の夢が潰えることとなる。
おもえば、もっと早く北を2枚手出しで外しておけば
他家もおいそれとは「リーチをうてなかった」のではないか?
他家を自由に打たせないための工夫が不足していた、ということだろう。
画像はこちら↓

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清老頭 [雑記]


30年前 


雀荘といえば、100円のフリーしかなかった頃。


「なんだよ!ダブルねーんだよな。」


大学とバイトの2年先輩のBさんが、9ソウをコトリ、と置く。


8000.16000。


後ろで見学していた私は、あんぐり。


清老頭四暗刻。


果てしなく美しい。


1とか9とかの牌は、基本どれも


「画面いっぱい」で偉そうだ。


校長先生、というイメージ。


もともと、面前麻雀なBさんは


とにかく守備力が高く、ダマが多く


赤ありフリーでもそんなにひどい成績になることはなかった。


短い期間だったけれど、


パチンコ、ビリヤード、お酒。


いろいろなことをBさんから教わった。


とにもかくにも、麻雀の他人の和了のなかで


このときの清老頭四暗刻ほど美しく感じたものはない。


:::::::


先日のつかさ会。


東1局 ドラ中


西家


親番のリーチと


上家のリーチを受けて


以下の形


親のドラ切りも早かったし、


私の仕掛けに、躊躇する様子もなかったので、


早い場になる、とは思っていたけれど。


一1①⑨⑨⑨北北  ポン999 ポン九九九


三色ができてるのでチャンタからめてでも、打点OK.


ホンローもみえてるし、チンローもみえている。


でも、北をおろすことは、やりすぎかな、と思う。


一か、①か、1.


どれを外せばよいのか?


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ごはんにしましょう [雑記]



「ごはんにしましょう!」


マダムたちが、卓の上にシートをかけて


ブリリアントなランチタイムに突入する。


この光景を初めて見たとき違和感を感じた。


え?


食べながら打たないの?


私の感覚では


ごはんを食べる時間があれば打ちたい。


これ。


だから、打ちながら食べることができる


食べ物が重宝される。


私は、カツ丼派だった。


リーチをかけて、カツ丼をかきこむ。


これがまた、「麻雀を楽しんでる感」を加速させる。


上家が長考を始めると


ドンブリに手をやる。


麻雀を打ちながら、いかに


流れるようにカツ丼を食するか?」


でもね。


やっぱり、ながら、は行儀が悪いよね。


食べながら。は。


携帯かけながら


タバコ吸いながら


ながら、はやっぱりよくないですよね。


でも、たまに昔のような


無頼な麻雀も・・とか思う日もあるのです。





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ノーテンリーチ [雑記]


うわあ。


こんなラス牌をひいたわ!


場に3枚見えている七を引いてテンパイ。


二三四六七八②②⑥⑦⑧67


リーチ!


高めの8ソウが出た!


と思って


手牌を見やり、色を失う。



二三四六六八②②⑥⑦⑧67


え?


六六ハ


え?


ザ!勘違い!


パーフェクトノーテンリーチ。


ごめんなさいじゃすまない。


このあと、七ワンをちゃんと引いて


5ソウをツモリマシタ、和了してもいいですか?


俺様のノーテンリーチに


他家は受け気味に打っている。


あわわわ。このまま流局してしまったら


わたくしのノーテンリーチが衆目にさらされてしまう。


助けて~。


はいていが近づく。


いやよー


ハイテイ牌が打たれる。


おわった・・・


「ロン」


ハイテイのみ1000点。


他家から声がかかる。


ナイス!


ありがとうございます。


心の中で感謝するわたくし。


そのあとも


よっしゃきた~!


北単騎さいこうだぜ!



一一三三八八224469北


こんなスタイリッシュなチートイの


ノーテンリーチをぶちかましてしまい・・。


テンパイをしないでリーチを打てば


卓から警告音が鳴る、そんな仕組みにしてくれないかしら?







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おれのイーペーコー [雑記]


一発と裏のないルールでは


2000.3900


とか、もうチョー大物手。


・・・・・・・・・・・・・


とある南2局


六六七八八九③④⑤⑧⑧234


南家 ドラのない13枚


八を引いて上の形。


8巡目


六六七八九③④⑤⑧⑧234


このテンパイから、五ワンとか七ワンとか


そういう牌をひくか、もしくは


③④⑤ 234


このあたりの牌を横に伸ばすように頑張るか、


そんな風に考えていたなら、八がきた。


マンズ カン七ワン


それがそのテンパイが、とくに「強い」と言える場の状況ではない。


けれど、曲げてツモレば、大きい。


曲げてロン和了でもそこそこの破壊力はある。


であれば、ぶん曲げてもいいんじゃね?


九ワン手出しで、七ワンがロン牌となる形って


五六七九九⇒五六七八九


九九⇒八九


とか、


五九九九⇒五六九九


とか、それくらいなもの。


五六九の形で牌を持っている理由が少ないから


九ワン手出しリーチはいける!(多分)


みんな七ワンを


「安全じゃね?」と切り出してくれるはず。


一二三四五六九九


ここに八を引くとか、


そんなの超レアケースだから。


で、リーチを打ったなら、流局。


テンパイ!


と手牌を開いたら


「なんすか!?そのリーチは?」


と、みなさん、げっそり感マックスの表情。


「え?そのカン七ワン ナメプですか?」


いやいやいや。


これは、いくつかの理由があるのじゃよ。


九ワン切りリーチに七は安全っぽい、という理由以外に。


・リーチを打てば得点は倍!おいしい。


 2000,3900は超勝負手です。


・和了牌である七ワンの周囲の牌を固めて持っている。


・吸収する必要のある牌もない。


・サンアンコーなどの高得点への手牌変化が見込めない。


まあでも、他家から


「舐めプ」と思われてしまう、ということは


「舐めプ」なのだろう、と思う。


ピンフイーペーは嫌いじゃないけれど


イーペーとチートイは相も変わらず苦手だなあ。








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たくさんの選択肢


麻雀は、『和了偉い』のゲームだと勘違いされやすいのですが、
麻雀は、『思考の過程』を、競うものです。
例えば、和了よし、の状況だと判断したとしても、
そこで、はたと立ち止まり、
それ以外の選択肢も見つめることができるかどうか?

和了以外の選択肢。
それを見つめたうえで、和了を選択する場合と、
それを見つめずに和了を選択するのでは、
その未来において麻雀の力は天と地くらい開きが生まれると思うのです。
:::::::::::::

南2局。ドラ四ワン
一発裏アリ 30,000点持ち

東家22000
南家26000親
西家19000
北家53000私

二巡目に以下のテンパイ

七八九⑥⑦⑧237999発発
⑥引きのテンパイ

もちろんリーチの選択を考える。

そして、それ以外のことを重ねて考えてゆく。

他家のこと。
リーチを打ったときに、他家がどうするか?

どんな、牌が河に切られるのか?

リーチは、確かに他家に制約を与えることができる。

けれどどれはは、この南二局において本当に制約になっているのか?

リーチを打っても、他家は押し返してくるのではないか?

他家が押し返してくる、ということは

自分がリーチを打って全てツモ切る、という

リスクを負わなくても、
他家が和了してくれて、局が進む、
その可能性が大きいということでは、ないか、と。

⑥ではなく⑨をひいていれば、

七八九⑦⑧⑨23999発発で、和了を目指したダマで勇気付けられていただろう。
でも、⑥ツモだから。

自分の持てる選択肢を、
①自分の和了②振り込み③流局 の3つにあえて減らさず、
④他家への差し込み、⑤他家へのアシスト、⑥ベタおり。など、
リーチを打たないからこそ、持ち得る選択肢も考えてみる。
2000点くらいまでなら、局が進むのであれば振り込んでよし。
局の消化。そのためには、親にとおりそうで、
他家に危険そうな牌をさぐることも大事になってくる。
せっかくのテンパイを壊すことは『やりすぎ』だが、
場の状況によっては、④⑤⑥の選択肢を選択せざるをえない未来もあり、かと。

簡単なテンパイをもらうこと。勝っていること。
そういうことが、重なると麻雀の力は弱くなる。
同じ1打を切るにしても、どれだけの選択肢のなかから、
選び抜かれた打牌なのか、その理由に価値がある。

『麻雀は勝ててしまうから、不幸だ。』と。

勝ち負けを、競うなら、サイコロをふればいい。
麻雀で競うものは、勝ち負けだけではない。
そこに至る思考の過程を競う。
大切に思考の過程さえ重ねてゆけば、
その結果にも価値が生まれないはずはない。
ノーレート麻雀は、特にお金を賭けないかわりに、
その思考の過程に全てを賭けている、
そうであるべきだ、とわたしは、思っている。








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へっぽこ緑一色

新年初のつかさ会


配牌時に、牌をこぼしてしまう。


発をこぼしてしまう。


ああこれは、発を和了牌にするわけにはいかないなあ。


そう思いながら組んでいたら、


33348発発  ポン666 ポン222


こんなエキサイティングなことに!


発で和了は『見せ牌』なので


遠慮願いたい。


和了したとして、


『何で見せ牌で和了してるんだよ!』


なんて思われちゃうのは、よろしくないから。


ツモ3ソウ


333348発発  ポン666 ポン222


打8


あ!、間違った。


ここは、緑一色を狙う3ソウツモ切りでないと!


4ソウを引く。


333344発発  ポン666 ポン222


ここはツモ和了にかけてあんかん!


44発発   カン3333  ポン666 ポン222


発さえこぼしてなければ・・


ロン和了期待で、アンカンはしないのだけど。


??????? ポン666 ポン222


他家から見れば、こんな13枚だから


緑一色の可能性は、そんなになさそう。


これを、


????? カン3333  ポン666 ポン222


こうしちゃうと、もう緑一色だよね。


結局これは和了できず、7ソウで上家に


タンヤオドラ1を振り込みました。







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私の最高の友達 [雑記]

目を閉じて、振り返る。


目を閉じるときは


大体振り返っている。


すげえ、かっちょよく打てた半荘とか、


大三元和了したイカス局とか、


そういうものを思い出すかな、と思った。


でもね。違うの。


いっしょに打った人の笑顔ばかりが思い出される。


不思議。


今年一年に限らず


20年前とか、10年前とか、時空を超えて

思い出すのは、麻雀の世界に魅了された


仲間のキラキラした表情ばかりだ。


「なんで、そんなこと言うの?」


「どうして優しくなれないの?」


「あんなこと、言わなければよかった。」


「麻雀よりも大事なこと、あるでしょ?」


たくさんの哀しい記憶を超えてなお


瞼の下に浮かぶのは


どうしてだろう


みなの楽しそうな顔ばかりだ。


ドアを開けて、わくわくした表情で


はいってくる。


嬉しそうに裏ドラをめくる。


本当に、忘れることができない、素敵な表情。


みんな、麻雀に魅了されていた。


うまく、紡げなかった道も多い。


けれど、そういうことをないまぜにして、


なお、「楽しかったな」と思う。


「よかったな」と思う。


意味があったかどうか、は別にして


少なくとも、自分にとっては


自分の麻雀の内容よりも、


同卓者との時間のほうが、


とても価値があった、ということ。


これもひとつの答えなのだな、と思う。


意外だけれど、


人間嫌いな自分が、麻雀のおかげで


他人をほんの少しでも好きになれた、ということ。


悪くないな、と思うのだ。


損得が紡ぐ友情。


同じ環境が紡ぐ友情。


では、なく。


ただ、そこにある情景を見つめること。


寄り添うことで生まれる感情。


そういう不思議なものが、


麻雀には、間違いなく存在する。


それは、悪くはない。



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びんたくのチートイツ [雑記]

 


 


ヤマノボラーのびんたく氏が


今年最後のつかさ会に突撃参加。


麻雀の理不尽に翻弄されるその様子は


観戦していて、とても楽しい。


麻雀の理不尽こそ、道理。


世の中は理不尽で構成されている。


理不尽をどのように受け止め、消化してゆくか?


それが、醍醐味だ。


ゆるやかな昼下がり。


私は、びんたく氏の後ろに席を取る。


今回は、へっぽこ麻雀なので一発と裏ドラのあるルールだ。


アメリカンコーヒーを淹れ、


差しいれのシュークリームをお茶うけに、観戦。


その麻雀を理不尽そのままに楽しもう。


一一六七七九②②⑥⑥448


こんな感じのチートイツ。


マンズがよさそうだけれど、8ソウもよさそう。


下家さんの手牌


仕掛けてタンヤオで


二三四六六⑥6


こんな手牌7枚でのくっつきテンパイ待ち。


びんたく氏 二ワンを引いて逡巡。


 一一二六七七九②②⑥⑥448


マンズよさそうだもんな。


8ソウきっちゃうかな~


びんたく氏 打8ソウ。


おー、やっぱり8ソウ切るんだ。そうだよな~


下家


二三四六六⑥67


7ソウを引いて打⑥


58ソウ待ちに。


「あ、これ、びんたく氏、8ソウ持ってきちゃうんじゃね?


で、うちこんじゃうんじゃね?」


とか、縁起の悪い未来予想をしていたなら


案の定8ソウを掴んできて


びんたくが下家に振り込む形となる。


1巡前に二ワンさえ、持ってこなければ・・


一一六七七九②②⑥⑥4488


このテンパイになっていたのに。


麻雀は、結果より課程に価値の有るもの。


マンズ!いけるぜ!


と思った結果の打牌ではあるけれど、


なんというか、


目に見えない力を感じざるをえない。


二三四六六⑥6


下家だって、ここからのテンパイ牌


④⑤⑥⑦⑧ 45678 六


この11枚のうち、8ソウが和了となるのは


7ソウツモのときのみ。


11分の1


あのタイミングで二ワンを掴む確率なども


もごもご考えていると、


なんか、すげえ天文的に偶然な気がする。


目に見えないものの力を感じる。


そんなびんたく氏だけれど


親番でチートイドラ単騎を一発でツモ和了したり


していたから、麻雀の不運に包まれている、


というわけでもなさそうだ。


いいこともあれば、わるいこともある。


どちらも楽しめる、ということが一番幸せなことなのかも、


などと、わかったようにうなずいてしまっちゃう。


そんな師走の季節のヒトコマだ。



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めんほんちーといの王様 [雑記]

面前だと受け入れが広い。


4ブロックとひとつの雀頭。


シャンテン数が遠いときには、和了しやすいターツを探りやすい。


二三七八②③⓻⑧4578北


極端な話、13枚だとこんな景色も見えるけれど


4枚だと、


二三七八


こんな景色。


さらに単騎待ちとかになれば



一枚しかない。


選択の余地なんありはしない。


そうか、やっぱ麻雀は面前だな!


。。。。


メンホンチートイやメンチンチートイが流行している。


その流行にあやかりたい。


チートイの王様は、大七星、チートイツ字一色だけれど、


メンホンチートイの王様は、間違いなくアイツ。


一発裏無し、のルール。


南1局南家。


七九1122345⓵⓼北北


第ツモは②


打⓼


対面から、北が出る。


仕掛けるとホンイッツに進んで2000点確定。 


我慢。


ツモ4ソウ 打②


4ソウを引いたので、これは


チャンタではなく、ホンイツだな~


ツモ7ソウ 打⓵


七九112234457北北


ここで、九とか七とか引いたら、チートイになってしまう。


メンホンの材料がそろうまで


マンズ重ならないで~


ツモ5ソウ 打九 重ならないでほしいから


重なりそうにない牌を残す。


七1122344557北北


次巡 九ワン。


このチートイならフリテンとなる九ワンを


1巡手の内において、あとで手出しをすれば


九ワンのトイツ落としにみえて、


ちょっぴりだけ、チートイのにおいを消せるかも!


ツモ3ソウ!メンホンチートイきた~


11223344557北北


次巡 6ソウツモ


112233445567北北


ほんのちょっぴり


トリプルねらおうかな?


とかもおもったけれど、打7ソウ。


11223344556北北


次巡、ツモ6ソウ。


ピンフ、ツモ、りゃーぺーコー


メンホンの4000、8000


でも、もし清一色に染めてたら


1122334455667


のテンパイになっていたのか~。


メンチンチートイ。。。


でも、7ソウ引かないとトリプルにはならないし。。。


それは、さすがにやりすぎ?


余談ですが、地方の一部ではメンホンチートイを


小車輪とよび、ハネマンの扱いになります。


 


 



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